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Bitway、
有料コンテンツ配信システム「Cross-bitway」をバージョンアップ
ユーザー認証の効率化により、当社比で約５倍のコンテンツ配信速度に
ブロードバンド時代の大容量コンテンツに対応
凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：足立 直樹）が提供するネット情報流通
ビジネス業「Bitway（ビットウェイ）」（※１）は、一台のサーバーで日本の大手有力インターネットサービスプロバイダー（以下、ＩＳＰ）複数社との課金決済を可能にするＥＣシステム「Cross-bitway（クロス・ビットウェイ）」を、このたび、バージョンアップしました。ユーザー認証システムの効率化を図り、コンテンツ配信速度が当社比で従来の約５倍となりました。
Bitwayでは、「Cross-bitway」により、コンテンツの２４時間３６５日安定配信をサポートします。快適な有料コンテンツ配信環境をより多くのコンテンツ提供者やユーザーに提供することにより、有料コンテンツ市場のさらなる拡大を目指します。
＜背景とねらい＞
・Bitwayでは１９９９年のサービス開始時より、グラビア・カラオケデータ・ムービーなどリッチコンテンツの有料配信を実施してきました。現在、ブロードバンドインターネットなどインフラの普及とインターネットユーザーの成熟に伴い、有料コンテンツへのニーズが急増するなか、今後ますます有料コンテンツ、特に高画質画像や大容量
動画などの配信が増加すると考えられます。
・また、グラビアなどヒットコンテンツへのアクセスが急増しています。コンテンツ提供会社やユーザーの間で、有料コンテンツにおける快適な配信レスポンスが強く望まれています。
・Bitwayのコンテンツは、土・日曜日、または平日の深夜２２時〜翌２時にユーザーのアクセス、購入が集中する傾向にあり、サーバに非常な負荷がかかります。
・今回、ユーザーがコンテンツを購入する際に必要な「ユーザー認証」システムの効率化により、有料コンテンツの配信速度を当社比で約５倍高速化することに成功しました。これにより、アクセス集中時における画面
表示スピードの著しい低下、サーバーのダウン等、アクセス数の増加やコンテンツの大容量
化を起因とした通信障害を解消します。次世代インフラにおいてニーズが高まると考えられる画像、映像など、有料リッチコンテンツの安定的な配信を実現します。
＜「Cross-bitway」＞
・プロバイダー決済に照準を絞ったユニークなＥＣシステムです。
・課金システムは各プロバイダー毎に様々ですが、Cross-bitwayでは、これら多様な各プロバイダー決済システムとゲートウェイ接続し、ひとつのシステムで１２社のプロバイダー決済に対応しました。
・ コンテンツ提供者は初期費用、月固定費用共に無料でCross-bitwayを利用できます。コンテンツ提供者は、サーバー面
等での初期費用の心配や開発ノウハウの必要がありません。
・現在特許出願中です。
＜「Cross-bitway」バージョンアップ概要＞
コンテンツ配信速度の５倍速化を実現しました。この速度は、現在、ＩＳＤＮ、ダイヤルアップ接続などＩＳＰからインターネットに接続し、Internet
Explorer5.0・NetscapeNavigator5.0以上のブラウザを使用するユーザーが体感可能な速度です。
具体的には、以下の４点を改良しました。
(1) 従来、コンテンツの有料部分に表示される画像など、全てのパーツに関して行っていたユーザー認証を一元化しました。
(2) 一度実施した認証情報はすべてプールされ、参照できるシステムに変更しました。
(3)認証に必要なデータベースへのアクセスを軽量化しました。
(4) データベース内部の複数の認証プロセスを統合することでユーザー認証の効率化を図りました。
＜メリット＞
●コンテンツ提供者
・バージョンアップされたCross-bitwayを利用することで、開発コストやノウハウの必要なく、より品質の高い有償コンテンツの安定的供給と、快適な配信レスポンスを実現できます。
●ユーザー
・ 通常時はもちろん、アクセス集中時でも、画像、映像など、次世代インフラに対応したリッチコンテンツをより速く快適に閲覧することができます。
＜今後の展開＞
・ 有料コンテンツ配信のノウハウを活かし、時流に対応したインフラを整備し、コンテンツ提供者、一般
ユーザーのニーズに応えていきます。
以上
※１ Bitwayのサービス詳細 （URL）https://www.bitway.ne.jp/
凸版印刷が提供するコンテンツ流通ビジネスです。インフラ技術・生活者のライフスタイルなど、時流の変動に対応したコンテンツ販路を構築することにより、コンテンツビジネス市場の開拓・活性化を目指します。Bitway販売パートナーである国内大手ＩＳＰ・ＥＣサイトの１４００万人会員に対する販路を提供しており、コンテンツホルダーは、大多数のユーザーに対する販路を効率的に得ることができます。
Bitway参加ＩＳＰ・ＥＣサイト（５０音順・敬称略）
ASAHIネット、コジマ・ドット・ネット、セブンドリーム・ドットコム、DION、So-net、@nifty、ODN、BIGLOBE、Hi-HO
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