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1999年版 全80論点 111論文
論 点
世界恐慌は起きるか
1999年版
◆
私の
主張
人類の歴史は、投機とその瓦解の繰り返しだった。だが、資本主義は知恵もつけた
ジョン・ケネス・ガルブレイス(経済学者・ハーバード大学名誉教授)
教訓が生んだ恐慌回避の「安定化装置」――いま、それを機能不全にする勢力が肥大した
内橋克人(経済評論家、作家)
◆
議論に勝つ
常識
世界恐慌はあるか――危機の本質を知るための基礎知識
論 点
世界経済の危機は何が原因か
1999年版
◆
私の
主張
わが国の経済を破壊し、国民生活をどん底に陥れたのは、「市場」という名の投機マネーであった
マハティール・ビン・モハマド(マレーシア首相)
露呈しつつあるグローバル資本主義の欠陥――いま日本は何をすべきか
榊原英資(大蔵省財務官)
◆
議論に勝つ
常識
投機マネーの暴力から経済を守る道を探るための基礎知識
論 点
ユーロは成功するか
1999年版
◆
私の
主張
域内の経済格差が広がり、通貨と国家を切り離す実験の矛盾が露呈する
佐伯啓思(京都大学大学院人間環境学研究科教授)
◆
議論に勝つ
常識
「ユーロ」誕生――通貨統合の未来を考えるための基礎知識
論 点
円の国際化は可能か
1999年版
◆
私の
主張
今こそドル支配から離れ、円を基軸とするアジア経済圏を構築すべきとき
吉川元忠(神奈川大学経済学部教授・経済評論家)
◆
議論に勝つ
常識
「アジア円通貨圏」への期待と、その可能性を探るための基礎知識
論 点
IMF方式は正しいか
1999年版
◆
私の
主張
IMF方式以外にアジアの金融危機を終息させる方法はない
斉藤国雄(IMFアジア太平洋地域事務所所長)
◆
議論に勝つ
常識
IMFの役割とその支援方式の是非を考えるための基礎知識
論 点
中国経済はどうなるのか
1999年版
◆
私の
主張
いま元を切り下げるよりレート維持のほうが中国経済にとってメリット大
朱 建栄(東洋学園大学人文学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
朱鎔基首相率いる中国経済の行方を知るための基礎知識
論 点
日韓関係はいかにあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
韓国よ、経済危機のいまこそ“抗日”イデオロギーを捨てるべき
百瀬 格(韓国トーメン会長・社長)
◆
議論に勝つ
常識
金大中大統領時代の日韓の新しい関係を考えるための基礎知識
論 点
日米中関係はどうあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
日米中は「三国志」ではなく「三辺的」に考える関係をめざすべき
船橋洋一(朝日新聞編集委員)
◆
議論に勝つ
常識
「米中新時代」――日本はどう対応すべきかを探るための基礎知識
論 点
日本経済再生の処方箋は
1999年版
◆
私の
主張
所得税減税は効果なし――時限でよい。今こそ消費税をゼロにせよ
細川護熙(元総理大臣)
◆
議論に勝つ
常識
橋本内閣から小渕内閣へ――減税政策の効果を考えるための基礎知識
論 点
デフレ脱出に方策はあるか
1999年版
◆
私の
主張
デフレの悪循環から日本経済を脱出させるこの三点セット
高橋乗宣(三菱総合研究所研究理事)
さらなる円安と世界同時不況を強める「調整インフレ」策の限界
吉冨 勝(長銀総合研究所副理事長)
◆
議論に勝つ
常識
もはやデフレ・スパイラルなのか? 不況脱出策を考えるための基礎知識
論 点
日本のモノづくりの将来性は
1999年版
◆
私の
主張
危機は金融業界の話――世界に資本財を提供する日本の製造業は依然強い
唐津 一(東海大学開発技術研究所教授)
技能工の育成に真剣に取り組まなければ日本の製造業は衰退する
関 満博(一橋大学商学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
日本の製造業の「本当の力」を検証するための基礎知識
論 点
財政改革が先か景気対策が先か
1999年版
◆
私の
主張
日本経済の危機を招いた真因は、過剰な財政危機意識にあり
山家悠紀夫(第一勧銀総合研究所専務理事)
景気悪化は覚悟の上――今こそ子孫のために財政改革を貫くべき時
水谷研治(東海総合研究所会長)
◆
議論に勝つ
常識
「財政より景気」路線が正しいかどうかを考えるための基礎知識
論 点
公共投資をどう実行すべきか
1999年版
◆
私の
主張
従来型公共投資は利権の温床――インフラ整備は民主導で行うべき理由
小島祥一(帝京大学経済学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
公共事業のプラス面とマイナス面を検証するための基礎知識
論 点
減税はどうあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
成熟社会は能力と努力で高所得を得ている人を讃える税制を望んでいる
竹中平蔵(慶応義塾大学総合政策学部教授)
“金持ち優遇税制”は結果的に米国の富裕層をさらに富ませるだけ
ビル・トッテン(アシスト社長)
◆
議論に勝つ
常識
公平な税制とは――税制改革の狙いを知るための基礎知識
論 点
金融再生政策に瑕疵はないか
1999年版
◆
私の
主張
日本の金融システム安定化のために、いま未曾有の大手術が必要である
斎藤精一郎(立教大学社会学部教授)
金融危機はすべて銀行の自己資本不足に帰結――資本投入は不可欠である
リチャード・クー(野村総合研究所主席研究員)
◆
議論に勝つ
常識
金融危機この一年――安定化への道を探るための基礎知識
論 点
金融危機の責任者は誰か
1999年版
◆
私の
主張
銀行経営者のモラル欠如――それは必ず第二の住専問題を引き起こす
中坊公平(弁護士・住宅金融債権管理機構社長)
◆
議論に勝つ
常識
住専以来の金融危機の責任の所在を探るための基礎知識
論 点
銀行の使命はいかにあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
昭和恐慌の轍を踏まず。山口銀行は独立の気概を持ち、公共性に資する
田中耕三(山口銀行頭取)
◆
議論に勝つ
常識
銀行の使命と健全な経営とは何かを考えるための基礎知識
論 点
格付会社の格付は公正か
1999年版
◆
私の
主張
格付が金融不安を起こす恐れ――我々が格付会社の「逆格付」に踏切った訳
大場智満(国際金融情報センター理事長)
◆
議論に勝つ
常識
格付会社の役割と格付の妥当性を検証するための基礎知識
論 点
「市場の反応」は正しいか
1999年版
◆
私の
主張
「市場」は絶対無謬の「天の声」ではない――行きすぎた崇拝の危険
飯田経夫(中部大学教授、元国際日本文化研究センター教授)
◆
議論に勝つ
常識
政治すら左右する「市場」の力と、その限界を考えるための基礎知識
論 点
ビッグバンをどう生き抜くか
1999年版
◆
私の
主張
メリットは無限にある。資産を三つの通貨で持ち世界情勢を勉強せよ
大前研一(評論家、大前・アンド・アソシエーツ代表取締役)
◆
議論に勝つ
常識
ビッグバンの成果を検証し、資産運用を考えるための基礎知識
論 点
地価下落をどう考えるか
1999年版
◆
私の
主張
いま現金にはバブル期の二〇倍の価値がある――不動産投資の絶好機到来
青木雄二(漫画家)
◆
議論に勝つ
常識
地価下落の現況とその対策を検討するための基礎知識
論 点
アメリカとどう向き合うか
1999年版
◆
私の
主張
占領下の沖縄と米国本土――ふたつのアメリカを見て私は目覚めた
野中広務(衆議院議員・内閣官房長官)
グローバル・スタンダードに反発するより、日本はいま米国に学ぶべき
菅 直人(衆議院議員、民主党代表)
アメリカと非同盟型の関係を結び、従属から真の独立へ脱皮する時
志位和夫(衆議院議員・共産党書記局長)
◆
議論に勝つ
常識
日本とアメリカとの適正な距離を模索するための基礎知識
論 点
派閥力学はまだ生きているか
1999年版
◆
私の
主張
自民党の衰退は政治全体の荒廃――いま問われる派閥領袖の資質と人格
岩見隆夫(毎日新聞東京本社編集部顧問・政治評論家)
◆
議論に勝つ
常識
流動する自民党派閥政治の今後を探るための基礎知識
論 点
ミサイル危機の本質は何か
1999年版
◆
私の
主張
米国、北朝鮮、イラク――国際政治の切札となったミサイルの「実射」
麻生 幾(作家)
◆
議論に勝つ
常識
ミサイルか衛星か――北朝鮮をめぐる安全保障を考えるための基礎知識
論 点
アジアの核不拡散は可能か
1999年版
◆
私の
主張
核兵器廃絶の提案は全て無視された――わが国が核実験を強行した理由
シッダールタ・シン(インド特命全権大使)
今後の問題は核使用の封じ込め――国際的な核懲罰体制を築くしかない
佐瀬昌盛(防衛大学校教授)
◆
議論に勝つ
常識
印・パの核実験を通してNPT体制の陥穽を考えるための基礎知識
論 点
新ガイドラインに問題はないか
1999年版
◆
私の
主張
いまや憲法解釈の変更なくして、新ガイドラインの実施などあり得ない
小林 節(慶応義塾大学法学部教授)
周辺事態法案が安保統帥権を確立し、憲法と民主主義を逸脱する危険
前田哲男(東京国際大学教授、ジャーナリスト)
◆
議論に勝つ
常識
周辺事態法で「有事」に生じる問題を考えるための基礎知識
論 点
官僚不祥事をどう防ぐか
1999年版
◆
私の
主張
公務員倫理法など無用。給料・年金の飛躍的増俸こそ不祥事撲滅の決め手
渡部昇一(上智大学文学部教授)
官僚の姿は国民の縮図――問われるべきは日本人の価値観である
テリー伊藤(テレビディレクター・ロコモーション社長)
◆
議論に勝つ
常識
相次ぐ官僚不祥事の実態と公務員倫理法の行方を探るための基礎知識
論 点
省庁再編で行政は変わるか
1999年版
◆
私の
主張
官僚主導から脱却するには内閣府の創設と内閣機能の強化が前提である
石原信雄(日本広報協会会長・元内閣官房副長官)
◆
議論に勝つ
常識
官僚主導は解消するか――省庁再編の行方を知るための基礎知識
論 点
地方の財政破綻を救えるか
1999年版
◆
私の
主張
いまだからこそ可能――地方分権を進め、財政危機を救う三つの条件
島田晴雄(慶応議塾大学経済学部教授)
地方交付税の「財政錯覚」がある限り自治体のコスト意識は育たない
村野まさよし(コラムニスト)
◆
議論に勝つ
常識
地方自治体の財政破綻の現状を知り、地方分権を考えるための基礎知識
論 点
郵便番号七桁化は正しいか
1999年版
◆
私の
主張
合理化のつけを利用者に転嫁した七桁番号――わが武蔵野市は使用せず
土屋正忠(武蔵野市長)
◆
議論に勝つ
常識
郵便番号七桁化のいきさつと、その正当性を検証するための基礎知識
論 点
新時代の企業はどうあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
リーダーシップ・スピード・情報の共有化こそ変化に対応する要諦
鈴木敏文(セブン−イレブン・ジャパン会長、イトーヨーカ堂社長)
◆
議論に勝つ
常識
「強い企業」とコーポレート・ガバナンスの関係を考えるための基礎知識
論 点
労働基準法改正は正しいか
1999年版
◆
私の
主張
裁量労働制は自律的働き方の推進――労働時間増加の批判は当たらない
荒川 春(日本経営者団体連盟常務理事)
労働者の保護を欠く裁量労働制の導入は逆に労働時間を増やすことになる
鷲尾悦也(連合会長)
◆
議論に勝つ
常識
労働法制の改正で働き方はどう変わるかを検証するための基礎知識
論 点
外資系で働くということ
1999年版
◆
私の
主張
売上高より利益率を至上命題とする米企業が日本になじまない理由
脇山 俊(元埼玉大学教授・元経済企画庁審議官)
“Make money”上司は厳かに命じた――米国証券会社での一〇年
末永 徹(元トレーダー)
◆
議論に勝つ
常識
外資系参入の現状と日本企業の変貌を知るための基礎知識
論 点
大失業時代はやってくるか
1999年版
◆
私の
主張
不況と規制緩和で失業率の上昇は必至――従来の雇用システムを活用せよ
野村正實(東北大学大学院経済学研究科教授)
「失業率二桁時代」の喧伝は規制緩和の雇用創出効果を無視した俗論だ
八代尚宏(上智大学国際関係研究所教授)
◆
議論に勝つ
常識
失業率過去最悪の実情を知り、対策を考えるための基礎知識
論 点
ローン破綻者をどうするか
1999年版
◆
私の
主張
金の貸し借りは純然たる経済行為――見栄を捨てれば踏み倒すことは可能
宮崎 学(作家)
◆
議論に勝つ
常識
住宅ローンの落とし穴と自己破産の現実を知るための基礎知識
論 点
温暖化対策に決め手はあるか
1999年版
◆
私の
主張
CO
2
排出量の削減は、低燃費車等を普及させる税制改正で達成できる
佐和隆光(京都大学経済研究所教授・所長)
◆
議論に勝つ
常識
CO
2
削減率決定――温暖化防止策の内容と課題を知るための基礎知識
論 点
家電リサイクル法の是非は
1999年版
◆
私の
主張
メーカーが責任、使用者が費用をもつ家電リサイクル法は公平な法である
永田勝也(早稲田大学理工学部教授・廃家電総合リサイクルプラント運営委員長)
家電リサイクル法はメーカーの責任を消費者に転嫁した悪法である
村田正人(弁護士・日本弁護士連合会廃棄物問題部会長)
◆
議論に勝つ
常識
家電リサイクル法と資源再利用の今後を考えるための基礎知識
論 点
産廃問題は解決できるか
1999年版
◆
私の
主張
施設処理・施設主義からの脱却――産廃問題解決のための四つの処方箋
田口正己(立正大学社会福祉学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
産業廃棄物の減量化とダイオキシン汚染の実状を知るための基礎知識
論 点
環境ホルモンは本当に危険か
1999年版
◆
私の
主張
環境ホルモン悪玉説はまだ仮説だが、化学物質の放出は極力減らすべき
井口泰泉(横浜市立大学理学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
環境ホルモンの影響と化学物質汚染の実態を知るための基礎知識
論 点
日本の宇宙開発の未来は有望か
1999年版
◆
私の
主張
宇宙開発は公共投資に価する新産業――輸出を視野に開発を促進すべき
中野不二男(ノンフィクション作家)
◆
議論に勝つ
常識
宇宙開発の現在と未来を考えるための基礎知識
論 点
マイクロソフト独占は問題か
1999年版
◆
私の
主張
米国司法省の独占禁止法訴追は正しい――長期的には消費者にもメリット
富田倫生(ジャーナリスト)
◆
議論に勝つ
常識
マイクロソフトの市場独占の是非を考えるための基礎知識
論 点
ネット・トラブルをどう防ぐか
1999年版
◆
私の
主張
ネット被害防止には規制ではなく消費者の洞察力の強化こそが必要となる
牧野二郎(弁護士)
◆
議論に勝つ
常識
電子マネー時代の「サイバー犯罪」と防衛策を考えるための基礎知識
論 点
日本語=漢字に未来はあるか
1999年版
◆
私の
主張
ユニコードに異議あり――コンピュータの都合で漢字を制限するな
坂村 健(東京大学教授・電脳建築家)
電脳時代でも漢字は滅びない――「ユニコード・ファシズム論」の誤解
松岡榮志(東京学芸大学教育学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
デジタル時代に漢字の多様性を生かす方法を探るための基礎知識
論 点
パソコンは生産性を上げたか
1999年版
◆
私の
主張
パソコンは仕事を効率化したが、ビジネスを猿仕事に変えてしまった
小田嶋隆(テクニカルライター、コラムニスト)
◆
議論に勝つ
常識
パソコンが本当に仕事に役立つのかどうかを検証するための基礎知識
論 点
教育でキレる子どもを防げるか
1999年版
◆
私の
主張
いま教育がなすべきは子どもに権利と義務のあり方を教えること
町村信孝(外務政務次官・前文部大臣)
少年たちを追いつめるな――いま必要なのは自立と自己責任の涵養である
鎌田 慧(ノンフィクション作家)
◆
議論に勝つ
常識
子どもたちはなぜキレるのかを考えるための基礎知識
論 点
学級崩壊をどう食い止めるか
1999年版
◆
私の
主張
学級崩壊は日本崩壊の前兆――早急に「学校ビッグバン」を断行すべし
森 薫(東久留米市立東中学校教諭)
◆
議論に勝つ
常識
学級崩壊の実情を知り、その解決策を探るための基礎知識
論 点
東大神話は崩壊したか
1999年版
◆
私の
主張
一生を偏差値に頼って生きる日本人に東大神話の払拭などできはしない
米本和広(ルポライター)
◆
議論に勝つ
常識
東大生は「湯呑み」か――大学生の質の低下を考えるための基礎知識
論 点
日本の「知」はアメリカに勝てるか
1999年版
◆
私の
主張
世界で日本が知的優位を築くには、国際競争力のある大学システムが必要
白石 隆(京都大学東南アジア研究センター教授)
◆
議論に勝つ
常識
「留学」を通して日本の「知的国際化」の現状を知るための基礎知識
論 点
君が代・日の丸教育は必要か
1999年版
◆
私の
主張
国歌と国旗への敬意は国際人として最低限の友好表現のマナーである
曽野綾子(作家・日本財団会長)
「君が代・日の丸」への畏敬・敬愛の強制は、イデオロギー強制である
林 量俶(埼玉大学教育学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
日の丸・君が代教育の現状と日本人の意識を考えるための基礎知識
論 点
現代史をどうとらえるか
1999年版
◆
私の
主張
都平和祈念館に物申す。子どもたちに自虐史観を押しつけるべからず
藤岡信勝(東京大学大学院教育学研究科教授)
平和祈念館を巡って――加害の歴史に目を向けることがなぜ「自虐」なのか
饗庭孝典(杏林大学社会科学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
都平和祈念館問題を通して歴史の見方を問い直すための基礎知識
論 点
邪馬台国論争は決着がついたか
1999年版
◆
私の
主張
卑弥呼の鏡は九州北部の後漢式鏡であって、三角縁神獣鏡ではない
奥野正男(宮崎公立大学人文学部教授・筑紫古代文化研究所代表)
三角縁神獣鏡が魏の鏡でなくとも邪馬台国は大和である
白石太一郎(国立歴史民俗博物館副館長)
◆
議論に勝つ
常識
三〇〇年にわたる邪馬台国論争の行方を検証するための基礎知識
論 点
テレビは世論を誘導しているか
1999年版
◆
私の
主張
主体性なきメディアと世論の共振――ファシズムはこの構造から生まれる
宮崎哲弥(アルターブレイン副代表・評論家)
◆
議論に勝つ
常識
メディアと政治のあるべき姿を考えるための基礎知識
論 点
調査報道に問題はないか
1999年版
◆
私の
主張
三浦被告「無罪」は当然。だが「私人の犯罪」報道を否定してはならない
田原総一朗(ノンフィクション作家)
◆
議論に勝つ
常識
「ロス疑惑」報道と下された判決を考えるための基礎知識
論 点
Vチップを導入すべきか
1999年版
◆
私の
主張
番組選びは親の責任――Vチップはかえって「劣悪」番組を増やす
服部孝章(立教大学社会学部教授・民放連放送番組調査会委員)
◆
議論に勝つ
常識
少年犯罪はテレビのせい? Vチップの是非を考えるための基礎知識
論 点
少子化は防げるか
1999年版
◆
私の
主張
専業主婦優先制度があるかぎり、働きたい女性は子どもが産めない
国広陽子(武蔵大学社会学部助教授)
◆
議論に勝つ
常識
産めない? 産みたくない?――少子化の原因を探るための基礎知識
論 点
介護保険は役に立つか
1999年版
◆
私の
主張
「保険あってサービスなし」――介護保険導入で始まった介護地獄
舛添要一(国際政治学者・桝添政治経済研究所所長)
◆
議論に勝つ
常識
介護保険の具体的な内容と費用を検証するための基礎知識
論 点
在宅死は可能か
1999年版
◆
私の
主張
家族と社会が開かれない限り、理想の「在宅死」は夢である
樋口恵子(評論家、東京家政大学文学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
自宅か病院か――人生の最期の迎え方を考えるための基礎知識
論 点
年金改革はどうあるべきか
1999年版
◆
私の
主張
従来の賦課方式を廃し、若年層の不満をなくす積立方式の確立が急務
八田達夫(大阪大学社会経済研究所所長)
掛金を強制徴収方式に転換しない限り、公的年金は早晩破綻する
村上 清(年金評論家)
◆
議論に勝つ
常識
九九年、公的年金改革はどうあるべきかを考えるための基礎知識
論 点
高齢社会は暗いか
1999年版
◆
私の
主張
「拡張」の時代が終わり、二一世紀には「老人力」の反乱が起る
赤瀬川原平(作家・グラフィックデザイナー)
◆
議論に勝つ
常識
「老い」をプラスに考える社会のあり方を模索するための基礎知識
論 点
脳死移植はなぜ進まないか
1999年版
◆
私の
主張
移植医の訴追を避けるためにある現行法では提供者の善意は引き出せない
加賀乙彦(作家)
臓器提供の意思表示が充分できない体制こそが問題である
白倉良太(大阪大学バイオメディカル研究教育センター教授)
◆
議論に勝つ
常識
臓器移植法一年目を検証し、ドナー確保を模索するための基礎知識
論 点
医療改革をどう進めるべきか
1999年版
◆
私の
主張
医療保険改革には供給・需要両面からの構造的アプローチが必要である
川渕孝一(日本福祉大学経済学部教授)
財政優先の医療改革をやめよ――国民平等の理念に基づく対案あり
糸氏英吉(糸氏外科医院院長・日本医師会副会長)
◆
議論に勝つ
常識
医療保険改革の問題点を知り、正しいあり方を探るための基礎知識
論 点
カルテ開示を法制化すべきか
1999年版
◆
私の
主張
医師がカルテを開示し、患者と情報を共有することが医療の欠陥を正す
森 功(医療法人医真会理事長)
カルテが主治医の覚え書きを含む現状では、開示の法制化は早すぎる
開原成允(国立大蔵病院院長)
◆
議論に勝つ
常識
患者にとってカルテ開示の法制化は必要か否かを考えるための基礎知識
論 点
患者は治療法を選べるか
1999年版
◆
私の
主張
主治医以外の意見を聞くセカンド・オピニオンが治療の選択肢を増やす
平岡 諦(大阪府立成人病センター第5内科部長・大阪大学医学部教授)
◆
議論に勝つ
常識
セカンド・オピニオンの意義と今後の医療を考えるための基礎知識
論 点
遺伝子診断を推進すべきか
1999年版
◆
私の
主張
解決すべき問題点は多いが、遺伝子診断は早期発見・治療に欠かせない
中村祐輔(東京大学医科学研究所教授・同大付属ヒトゲノム解析センター長)
◆
議論に勝つ
常識
遺伝子診断・治療の可能性と問題点を探るための基礎知識
論 点
非配偶者間体外受精はよいのか
1999年版
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私の
主張
非配偶者間体外受精は時代の必然――学会が許さなくても私は続ける
根津八紘(諏訪マタニティークリニック院長)
根津医師の行動は理解に苦しむが、生命倫理を軽視する学会にも問題あり
星野一正(京都大学名誉教授、京都女子大学宗教・文化研究所教授、国際バイオエシックス研究センターディレクター)
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議論に勝つ
常識
体外受精問題を通して生殖医療のあるべき姿を探るための基礎知識
論 点
検察は横暴に過ぎるか
1999年版
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私の
主張
権力批判の表現としての検察ファッショが行き着く先は訴訟社会である
西部 邁(「発言者」主幹)
「検察ファッショ」という非難は腐敗した政治家と官僚の悪宣伝である
魚住 昭(ノンフィクションライター)
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議論に勝つ
常識
巨悪VS.検察――「検察ファッショ」論の背景を知るための基礎知識
論 点
少年法は改正すべきか
1999年版
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私の
主張
少年法の現状とのズレは五〇年前の認識にこだわる法曹界の非常識にあり
猪瀬直樹(作家)
アメリカにならって少年犯罪に厳罰で臨むのは愚かである
斉藤豊治(甲南大学法学部教授)
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議論に勝つ
常識
保護か厳罰か――少年法改正論のポイントを知るための基礎知識
論 点
情報公開法は役に立つか
1999年版
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私の
主張
地方自治体の住民訴訟の現場から見れば、情報公開法は抜け穴だらけ
後藤雄一(世田谷行革110番代表)
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議論に勝つ
常識
情報公開法始動――国民が法を活用するための基礎知識
論 点
犯罪被害者をどう救済するか
1999年版
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私の
主張
犯罪被害者の支援はまず捜査担当官が被害者に寄り添うことから始まる
板谷利加子(神奈川県警性犯罪捜査係長)
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議論に勝つ
常識
犯罪被害者対策の現状と、どうあるべきかを考えるための基礎知識
論 点
カウンセラーは信頼できるか
1999年版
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私の
主張
カウンセラーへの批判は「だれかが救ってくれる」という期待の裏返し
香山リカ(精神科医)
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議論に勝つ
常識
金属バット殺人事件を通してカウンセラー問題を考えるための基礎知識
論 点
生きがい商法に問題はないか
1999年版
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私の
主張
「成功者」を掲げるカルト主義――アムウェイ・ビジネス、これだけの社会悪
斎藤貴男(ジャーナリスト)
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議論に勝つ
常識
マルチまがい商法はなぜ消えないか――その実態を知るための基礎知識
論 点
世界滅亡の予言はあたるか
1999年版
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私の
主張
一九九九年七の月、“降りてくる恐怖の大王”の正体とは
五島 勉(作家)
「ノストラダムス」に二五年間も翻弄されてきた日本人の愚かさを笑う
山本 弘(と学会会長・SF作家)
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議論に勝つ
常識
ノストラダムス・ブームの実態とその深層を探るための基礎知識
論 点
日本サッカーは世界に通じるか
1999年版
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私の
主張
「自由なプレー」を目指した指導者の養成と選手の育成こそ世界につながる
岡田武史(前サッカー日本代表監督)
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議論に勝つ
常識
二〇〇二年W杯に向け、日本サッカーの将来を考えるための基礎知識
論 点
サッカーくじのどこが問題か
1999年版
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私の
主張
サッカーくじはスポーツ振興のための貴い「寄付」である
江本孟紀(参議院議員、日本プロ野球OBクラブ事務局長)
僕も驚く暴利のテラ銭。若者よ、こんな“サッカー博奕”はやりなさんな
安部譲二(作家)
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議論に勝つ
常識
サッカーくじの仕組みとその問題点を知るための基礎知識
論 点
援助交際は個人の自由か
1999年版
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私の
主張
社会が家庭にシステムの転換を迫っている――援助交際はその象徴である
井田真木子(ノンフィクション作家)
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常識
援助交際はなぜ悪いのか――大人が諭すべき言葉を探すための基礎知識
論 点
タバコは追放すべきか
1999年版
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私の
主張
禁酒法の愚行に学び、「分煙」で平和共存をはかろうではないか
秦 郁彦(日本大学法学部教授)
楽天的で自己中心的な愛煙家の皆様にせめてものお願いです
阿川佐和子(エッセイスト)
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議論に勝つ
常識
喫煙は文化か――タバコ論争の行方を見通すための基礎知識
論 点
Jポップは変わるか
1999年版
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私の
主張
「ないと寂しい」程度のJポップ――変革のカギは「筒美京平」以前にあり
近田春夫(ミュージシャン・音楽評論家)
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議論に勝つ
常識
「Jポップ」とは何者か――その過去と未来を知るための基礎知識
論 点
バイアグラ騒動とは何だったのか
1999年版
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私の
主張
「インポもまた楽しからずや」の老境を狂わせた罪つくりな薬バイアグラ
団 鬼六(作家)
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議論に勝つ
常識
第二の性革命か? バイアグラ登場の影響を知るための基礎知識
論 点
毒物混入カレー事件の本質は
1999年版
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私の
主張
毒物混入事件の多発――それは現代社会の記号を逆さに読んだ犯罪である
赤塚行雄(中部大学人文学部教授・学部長)
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議論に勝つ
常識
毒物混入事件を通して日本社会の病理を考えるための基礎知識
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