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焦点 小児の「痛み」に関する研究
痛みの判断プロセスとそれに影響を及ぼす因子─がん性疼痛のある子どもの痛み緩和ケア実態の把握(第1報)
片田 範子
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古橋 知子
※2
勝田 仁美
※1
中岡 亜紀
※3
高谷 裕紀子
※4
鈴木 真知子
※5
岩崎 由美子
※6
岩井 さよ子
※7
平尾 泰枝
※8
松林 知美
※9
※1 兵庫県立看護大学
※2 宮城県立こども病院
※3 高知赤十字病院
※4 滋賀医科大学医学部看護学科
※5 日本赤十字広島看護大学
※6 前兵庫県立こども病院
※7 兵庫県立こども病院
※8 前兵庫県立塚口病院
※9 北里大学病院
【キーワード】 痛みの判断,がん性疼痛,とらわれ,痛みの判断プロセス,痛覚閾値
はじめに 1986年にWHO(世界保健機関)が,「がんによる痛みからの解放」を提言し,その達成期限として掲げた2000年が過ぎた。WHO方式がん疼痛治療法の公表以来,がんの痛み治療を主軸とする緩和ケアはめざましい進歩を遂げている。しかし,看護師の痛みに関する知識の国際比較をした研究結果(渡辺ら,1995)や本研究グループの質問紙調査結果から,わが国は世界のレベルから遅れをとっている状況にあるといえる。さらに小児領域においては,1999年になりようやくWHOが「Cancer Pain Relief and Palliative Care in Children」を出版したところであり,直接的に医療・看護に必要な資料の普及等はいまだ立ちおくれている現状にある。 がん性疼痛のある子どもの生活の質を保証するためには,具体的かつ効果的な介入方法を構築し,介入を可能とするケア環境の要素を明らかにした上で,その活用を促していくことが必要である。
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