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症例報告
骨髄異形成症候群に胸椎部脊髄腫瘍を生じた1例
割田 敏朗
※1
飯塚 伯
※1
堤 智史
※1
中島 飛志
※1
中川 由美
※1
高岸 憲二
※1
※1 群馬大学大学院医学系研究科器官機能制御学講座機能運動外科学(整形外科)
【キーワード】 myelodysplastic syndrome(骨髄異形成症候群),spinal cord tumor(脊髄腫瘍),HLA matched platelet(HLA適合血小板製剤),operation(手術)
46歳,女性.腰痛,両下肢しびれ感を主訴に受診した近医で,胸髄部腫瘍と著しい汎血球減少を指摘された.両下肢痛と歩行障害が進行し,骨髄異形成症候群の治療も含め,当院へ紹介された.両下肢麻痺が進行し,さらに尿閉が出現したため,輸血で血球数を増加させ,腫瘍摘出術に踏み切った.術後はHLA適合血小板輸血とG-CSF投与を行った.神経症状はほぼ回復した.骨髄異形成症候群は外科的治療の大きな障壁となりうる.手術時には血液内科医との連携が必要で,今回は術後合併症を認めず,麻痺のほぼ完全回復が得られた.
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