独占インタビュー180分 父・勝美氏が率直に答える
石川遼【20歳】の「婚約」 家族はこう考えている
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■あえて止める必要もない |
■家には家のしきたりがある |
■遼は「禅」の本を読んでいる |
■遼は間違いなく成長している |
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「指輪を贈ったよ」「お、そうか」。妻は「まだ若い」と反対。僕は反対でも賛成でもない。まだ婚約だし、彼女はいい子だけど、本当に彼女と結婚するのかは分からない。ただ言えるのは、遼はいま飛び立つ飛行機のような状態。そこに彼女というお客さんをひとり乗せても十分に飛ぶだけの力はついたのだと思う |
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「お父さん、彼女に婚約指輪を贈ったよ。僕たち婚約したんだ」
遼からそう報告を受けたのは、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(3月22〜25日)が行われたフロリダを訪れたときのことでした。彼女も一緒にフロリダに来ていましたが、二人揃っての報告ということではなく、遼が一人で伝えてきたのです。
私は、「お、そうか。良かったな」と答えました。反対するわけでもないし、大喜びをするわけでもない。ただ、それだけです。
遼にしてみればこのタイミングで婚約を発表して、もう彼女とのことで騒がれるのはこれでお仕舞いにしたい、という気持ちもあったかもしれません。私たちは、本来プロゴルファーが誰と付き合っていてもどうでもいいことだと思っていますが、相手の家まで押し掛けてくるような取材もあり、あまりにも雑音が多すぎたのはたしかです。
そういうことばかりで注目されてしまうと、彼が一番好きな日本のプロゴルフ界にも迷惑がかかるし、帰国後すぐに開幕(4月12日)するツアーのムードに水を差すようなことにもなりかねない。だから、婚約を発表することでスッキリした気持ちで開幕を迎えたかったのだと思います。
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