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Top > 特集記事 > 社会 > 2012.5.14
全日本人必読 歴史は変わる時代は動く 飯田哲也×金子勝 この国を潰すつもりですか
この期に及んで「原発を動かしたい」政治家・官僚・財界・大新聞へ告ぐ
■まったく信用できない人たち ■電力不足は演出されている
■もんじゅも六ヶ所村も中止に ■覚悟を決めて節電しましょう
原発事故が起きれば国家の基盤は大きく揺らぎ、取り返しがつかない。昨年、誰もがそれを痛感したはずなのに、何の反省もなく、再び原発を動かそうという者たちがいる。彼らは国を滅ぼしたいのか。

まったく信用できない人たち
金子 原発問題は、15年前の銀行の不良債権問題とそっくりだと思うんです。最近、『原発は不良債権である』(岩波ブックレット)という本を出したんですが、'97年当時、政府も銀行も「不良債権はない」と言っていた。ところが実際は、当時の大蔵省と銀行が結託して大量の不良債権を隠していました。

 それが明るみに出て、五月雨式に公的資金を投入せざるをえなくなった上、さらに投入した先が潰れるに及んで、国民は政府も銀行も信用しなくなってしまった。今、これと同じ状況が原子力・電力ムラで起きていると思うんです。

飯田 なるほど、確かに構造がよく似ていますね。

金子 何が安全で何が危険なのか、誰も判断できないのも同じ。たとえば農作物について放射線量の全量検査を実施せずに、「風評被害」が問題なんだとして、ずさんなサンプル調査で福島県がコメの安全宣言を出してしまいました。

飯田 風評被害じゃなくて、これは東電によるリアルな被害なんですけどね。

金子 安全宣言の後になってから、伊達や二本松、福島などのコメから基準を超える放射線が検出されてしまう。これでもう、誰も「安全宣言」など信用しなくなってしまいました。














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