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Top > 特集記事 > 社会 > 2012.3.26
独占スクープインタビュー90分 「彼は死ぬまでやめないでしょう」
読売新聞前社長・内山斉 渡邉恒雄という男
■意見できる人がいなくなった ■あと10年は渡邉体制が続く
■将来は集団指導体制に ■「巨人の取締役にしてやる」
内山斉氏は50年にわたって渡邉氏に仕えてきた。言えないこともたくさん知っているはずだ。そういう意味で渡邉氏にとってはいまも気になる存在だろう。その内山氏が語る人間ナベツネ。ニュアンスが面白い。

意見できる人がいなくなった
 巨人軍の清武英利球団代表(当時)が昨年、「渡邉恒雄会長がコーチ人事を自分の頭越しに決めたのはコンプライアンス違反だ」と批判して解任され、その後訴訟に発展しましたが、私はそのときすでに退社していたので、正確な事実関係は知りません。清武君は地方部時代の部下で、私が推薦して本社社会部に入れたくらいだから、いかに優秀な男かということはよく分かっているんだが、今回の行動は残念ですね。

 清武君がいくら感情、心情的なものがあったにせよ、外部に会社の内部の話をペラペラ喋るのはあまりいいことだとは思えない。

 一方の渡邉さんの側は、他の役員との年齢的な差が随分開いたこともあって、「こうしたほうがいいんじゃないですか」と言える人がいなくなってしまったという面はあるかも知れない。それから、責任感の強い人ですから、全部自分で被かぶってしまっている部分もあるんじゃないでしょうか。

 私は昨年6月に読売新聞グループ本社の社長を退任しましたが、それまで50年にわたって、渡邉さんと付き合ってきました。経営的なことでも、個別の人事案件でも、「その案には賛成できません」とか、渡邉さんとはかなり率直にやりあいましたね。

 渡邉さんとは、私が大学1年で読売にアルバイト学生として入ったときからの付き合いですから、阿吽あうんの呼吸というものがそこに生じるわけですよ。いまの役員にそこまで要求するのは可哀想かもしれません。














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