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2001.04.26 UPDATE


さて、このコーナーは私の女房の描いた絵でも観ながら、一服していただこうという趣向です。

女房は、若いころから絵が好きでしたが、今では本職の絵描きです。二科会の会員でもあり、私と旅行へ行った折りに描いてきた絵画で、展覧会も何回か開催してきました。

それらの絵を随時何点かずつ観ていただこうと思っていますので、ぜひ一服しにきてください。

そして、私の、肩の凝らない短めの話もどうぞ。


■“組織に向かない”とあきらめるな

 入社初日、この会社は自分に合わないと感じたからといって、すぐに辞めるわけにはいかない。それならば「どんな会社にも自分は合わせることができる」と思って勤めたほうがいい。いやいや出社するのと、少しでも前向きに可能性を模索して仕事をするのとでは、その人の能力の面でも、長い間には大きな差が出るからだ。
 つまり、自分に合う会社、合わない会社があるとはじめから決めずに、あらゆる人と出会い、あらゆる経験をしていくなかで、自分の能力を存分に伸ばしていくことが将来を切り拓く最良の方法となる。
 しかし「自分は組織のなかでは生きられない」と、信じ込んでいる人は確かにいる。だが組織に向かないと思う人ほど、組織のなかで過ごすべきだというのが私の考えである。
 独立し会社を起こし、指導する立場に立ったとき、必ずその経験は役立つからだ。自営業者こそ、一度は会社に勤め、その組織内でもまれる必要がある。


 
ベニス 油彩 F6


赤いバラ 油彩 F10


柚子と人形 油彩 F3




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