Bitway



2000年4月21日	Bitway、国内プロバイダー９社のコンテンツビジネスをサポート日本テレコムの「ＯＤＮ」サイト上でBitway配給コンテンツの販売を開始　凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：藤田弘道）のネット情報流通事業「Bitway（ビットウェイ）」（1）は、日本テレコム株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：村上春雄）のインターネットサービスプロバイダ（以下、ＩＳＰ）であるＯＤＮ（2）へのコンテンツ配給により、コンテンツビジネスのサポートを開始します。ユーザーは、ＯＤＮサイト内に設置されたコンテンツ販売サイト「メディアカクテル」（3）からBitwayコンテンツにアクセスできます。利用金額の支払いは、通常ＯＤＮ会員が使用している登録制の決済サービス「テレコムチャージ」（4）で行うことができるため、特別な設定は必要ありません。＜背景＞ ●インターネット人口は爆発的な伸びを見せています。その一方で、数年内にその増加率は横ばいとなり、ネットユーザーの「飽和状態」を迎えると言われています。 ●通信費の価格競争期を経て、ＩＳＰは新規会員獲得と会員数保持のため、通信事業以外の新たなサービスの支柱を模索しています。 ●中でも、「コンテンツビジネス」は、潜在的コンテンツ購入者が見込まれるため、新たなビジネスとして注目されています。 ●Bitwayはすでに、国内プロバイダー８社（ASAHIネット、Just Net、So-net、DION、@nifty、Hi-HO、BIGLOBE、ぷらら（５０音順・敬称略））と販売提携を完了し、国内の大多数ネットユーザーへの販路を構築しています。 ●また、検索エンジンサイト４社「goo」（6）、「フレッシュアイ」（7）、「Yahoo! JAPAN」（8）、「ＯＣＮnavi」（9）と連動したプロモーションを展開しています。 ●利用者数は、２０００年３月末集計で１０万人／月となり、当初会員数の約３倍の増加を達成しました。＜ねらい＞ ●今回、ＯＤＮへのコンテンツ提供を開始することにより、国内プロバイダー９社の販売網が獲得可能です。 ●また、販売パートナーの他に、４大国内検索エンジンサイトでのプロモーションの実施が可能となるため、利用者の大幅な増加が期待できます。 ●Bitwayは、コンテンツ配給を行うことでＩＳＰの新たなビジネス展開をサポートし、ＩＳＰの新たなマーケット開拓への貢献を目指します。＜Bitwayの特長＞ □「Cross-bitway」 ●「Cross-bitway」はプロバイダー決済に照準を絞ったユニークなＥＣシステムです。 ●課金システムは各プロバイダー毎に様々ですが、「Cross-bitway」では、これら多様な各プロバイダー決済システムとゲートウェイ接続し、ひとつのシステムで９社のプロバイダー決済に対応しました。 ●このシステムモデルは現在、特許出願中です。 ●Bitwayを利用することで、電子書籍を含む約３００タイトル・３０種類のコンテンツを自在に配給することが可能です。開発に関わるリスクの回避やコストダウンを実現しながら、コンテンツビジネスを効果的に展開することが可能です。 ●Bitwayではネット有料コンテンツに関する市場調査を展開しています。コンテンツを適切なタイミングで投入することが可能です。 □コンテンツ提供者のメリット ●「コンテンツ提供者は、凸版印刷にコンテンツを提供するだけで、この「Cross-bitway」システムを利用したBitwayを通して、プロバイダー９社に販路が広げることができます。 ●独自で各プロバイダーに対応した決済システムを構築すると、多額のコスト、また運用にも多くの人員とノウハウが必要になりますが、コンテンツ提供者は「Cross-bitway」システムを利用することで、より低コストでなおかつ簡単にコンテンツ運用ができ、コンテンツの作り込みに専念することができます。 □ユーザーのメリット ●ユーザーはコンテンツ購入に際して、毎回クレジットカード番号を打ち込む必要がなく、安全・簡便にコンテンツを購入できます。＜今後の展開＞ ●Bitwayでは、今後も多種多様なプロバイダーの決済システムに対応し、コンテンツビジネスの発展を目指します。 ●凸版印刷が保有している数百点の出版データ等デジタルアーカイブデータの商材化を予定しています。膨大なマルチメディア資産のコンテンツ化を目指します。以上【参考ＨＰアドレス】 1.「Bitway」サービス詳細　https://www.bitway.ne.jp/ 2.ＯＤＮ（Open Date Network）トップページ http://www.odn.ne.jp/ 3.「メディアカクテル」 http://charge.odn.ne.jp/mediacocktail/ 4.「テレコムチャージ」 http://charge.odn.ne.jp/ 5.「goo」 http://www.goo.ne.jp/ 6.「フレッシュアイ」 http://www.fresheye.com/ 7.「Yahoo! JAPAN」 http://www.yahoo.co.jp/ 8.「ＯＣＮ navi」 http://navi.ocn.ne.jp/