アスキーのデジタルコンテンツ
凸版印刷「Bitway」を通じオンライン配信をスタート
ブロードバンドインターネット時代を照準に、
ファミリー層向けコンテンツを拡大


　株式会社アスキー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：鈴木 憲一）（※１）は、このたび、凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：足立 直樹）が提供するネット情報流通ビジネス業「Bitway（ビットウェイ）」（※２）を通じ、ブロードバンド対応コンテンツの配信を開始します。
　第一弾として、６月１日より、『生き物いろいろ飼育・観察大百科』、『マルチメディア　カブトムシ・クワガタムシ図鑑』のネット有料配信をスタートします。アスキーがコンテンツソースを提供、Bitwayを通じて国内大手プロバイダー・ＥＣサイトから配信されます。

＜背景とねらい＞
・ブロードバンドインターネットの普及にともない、家庭内インフラの高速化が進展しているため、ファミリー層をターゲットにしたコンテンツのニーズが高まると予想されます。
・アスキーと凸版印刷は、ファミリー向けコンテンツを配信、拡充することで、新たなコンテンツマーケットの開拓を目指します。
・ファミリー層のニーズが高まる夏休み前にコンテンツを投入することで、効果的な販促をねらいます。

＜配信コンテンツ＞（第一弾）
●『生き物いろいろ飼育・観察大百科』
・ ほ乳類から昆虫まで、約１００種類の飼育方法を網羅。豊富なデータをラインアップしています。
・ 全種類にムービー（総収録時間５０分）を掲載しています。水の中で暮らす生き物を育てるための「水」作りなど、紙媒体だけではわかりにくい飼育の方法や繁殖、生態を、ビジュアル的に表現しています。
・ ビデオライブラリーではムービーを駆使した「ねこの遊ばせ方」などを掲載、動物とコミュニケーションすることの楽しさを、よりビジュアル的に伝えます。
・本コンテンツのＣＤ−ＲＯＭ版は、２０００年に「第二回学校図書館メディア賞」を受賞。

●『マルチメディア　カブトムシ・クワガタムシ図鑑』
・ カブトムシ約１００種以上、クワガタ約１６０種以上を網羅。豊富なデータをラインアップしています。
・ ムービー（４２点　総収録時間約３０分）やフォト（約１５００点）を駆使し、幼虫から成虫までの飼育方法をインタラクティブかつビジュアル的に表現しました。紙媒体だけではわかりにくい飼育の方法を、より詳細にユーザーに伝えます。
・ フォトギャラリーでは写真１００点を収録。昆虫の中でも特に人気の高いカブトムシ、クワガタムシの写真を観賞用としても楽しむことができるようにしました。
・１９９９年度「第一回学校図書館メディア大賞」受賞した『マルチメディア　昆虫図鑑　改訂版』の続編です。

＜販売価格＞
・ ４００円／月額課金
・ ２００円／日額

＜販売プロバイダー＞
・ ASAHIネット、DION、BIGLOBE、ODN

＜購入方法＞
・ Bitwayの決済は、ユーザーが加入しているプロバイダーの課金システムで行われるため、クレジットナンバーの入力や新たな会員登録が不要です。簡単かつ安心して、コンテンツを購入できます。

＜今後の展開＞
・アスキーとBitwayは、今後もＣＤ−ＲＯＭなどデジタルコンテンツのインターネットコンテンツ化を積極的に推進し、ファミリー層向けコンテンツビジネスの拡大をはかります。
・Bitwayでは、ＩＳＰ決済等コンテンツビジネスのノウハウを活かし、コンテンツ提供者へ良質な販売チャネルを提供、パートナー企業のコンテンツビジネスをサポートしていきます。
・Bitwayでは、ゲーム端末、次世代携帯電話など購買効果の高い販売チャネルを開拓し、ＩＴ革命の時流に対応した良質な販路をコンテンツ提供者へ提供していきます。

※『マルチメディア図鑑』はアスキーの登録商標です。

以上

※１ アスキー（URL）http://www.ascii.co.jp/ アスキーでは、『月刊アスキー』『週刊アスキー』をはじめとするＰＣ関連の雑誌・書籍、ムックからオンライン出版などを手がける出版事業、大ヒット作となった競走馬育成シミュレーション『ダービースタリオン』をはじめ、多彩 なゲームソフトと各種周辺機器の開発・販売を行うゲーム事業の二つを中核とし、デジタル情報とコンテンツを提供しています。「第一回／第二回学校図書館メディア大賞」を受賞した「マルチメディア図鑑シリーズ」をはじめ、上質かつ多彩な数多くのＣＤ−ＲＯＭのデジタルコンテンツやソフトウェアを制作したノウハウや膨大なデータ蓄積を活かし、ブロードバンド向けコンテンツを提供していきます。

※２ Bitwayのサービス詳細（URL）https://www.bitway.ne.jp/ 凸版印刷が提供するコンテンツ流通ビジネスです。インフラ技術・生活者のライフスタイルなど、時流の変動に対応したコンテンツ販路を構築することにより、コンテンツビジネス市場の開拓・活性化を目指します。Bitway販売パートナーである国内大手ＩＳＰ・ＥＣサイトの１４００万人会員に対する販路を提供しており、コンテンツホルダーは、大多数のユーザーに対する販路を効率的に得ることができます。

※Bitway参加ＩＳＰ・ＥＣサイト（５０音順・敬称略） ASAHIネット、コジマ・ドット・ネット、セブンドリーム・ドットコム、DION、So-net、@nifty、ODN、BIGLOBE、Hi-HO