アスキー運営のインターネット放送局「ラジ＠」が凸版印刷「Bitway」を通 じ、 ブロードバンド向け動画を活用した 有償コンテンツビジネスをスタート
第一弾として、『全日本女子プロレス＜ナマ女。＞』を配信開始


　株式会社アスキー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：鈴木 憲一）（※１）が運営するインターネット放送局「ラジ＠（ラジアット）」（※２）は、このたび、凸 版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：足立 直樹）が提供するネット情報流通 ビジネス業「Bitway（ビットウェイ）」（※３）を通じ、ブロードバンド対応コンテンツの配信を開始します。
　 第一弾として、７月１日より、全日本女子プロレスの試合や秘蔵映像ほかのコンテンツ『全日本女子プロレス＜ナマ女。＞』、のネット有料配信をスタートします。これに先駆け、６月２２日より、同コンテンツの無料配信を試験的に開始します。アスキーがコンテンツソースを提供、Bitwayを通 じて国内大手プロバイダー・ＥＣサイトから配信されます。
　 本コンテンツは『週刊アスキー』『ネットJ』などアスキー発行の雑誌群と連動したプロモーションを実施。メディアミクスよるコンテンツの充実とビジネスの拡大をめざします。

＜背景とねらい＞
・インフラの普及とともに、ブロードバンドインターネットへの期待感が高まるなか、映像配信サービスへの関心が特に高まっています。
・アスキー運営のインターネット放送局「ラジ＠」では、日比野克彦がプロデュース、藤井フミヤ、岸本加世子などが出演する３０日間生ドラマなどの動画配信を、月１コンテンツ程度のスペシャル番組として２０００年１０月から実施してきました。今回、Bitwayを通 じた動画配信を開始することにより、市場ニーズに応えるとともに、ブロードバンド対応コンテンツによるビジネスを開始します。
・また、インターネットユーザーの間ではすでに高い認知度を確立している『週刊アスキー』『ネットＪ』など雑誌媒体への記事掲載により、継続的なファンの拡大を目指します。

＜配信コンテンツ＞（第一弾）
●『全日本女子プロレス＜ナマ女。＞』
・ テレビなどの他メディアでは公開しないプレミア試合「ナマ女　全日本女子プロレス　ガレージマッチ」を毎月１回オンライン上でライブ中継します。
・ 当日は、プロレスファンおよびコアなネットユーザーにアピールする著名人をゲストに迎えます。一味違った実況・解説により、試合映像の魅力を一層引き出します。（６月３日大槻ケンジ氏、６月２４日つのだ☆ひろ氏）
・ つんくプロデュースの女子レスラーユニット『KISSの世界』ほか、アイドル的な人気を博す選手たちの日記や動画スナップなど、彼女たちの素顔をクローズアップする、ファン垂涎のサブコンテンツ企画『ナマ女。外伝』は週１回程度更新の予定。
・ いずれのコンテンツも、ユーザーが好きな時に好きなだけ何回でもオンデマンドでも楽しめます。

＜販売価格＞
・ ３,０００円／月額課金
月次プログラムが終了後、課金登録された方だけを対象にしたスペシャルエディションのＤＶＤを、毎月プレゼントします。
（※プレゼントは７月１日からの有料配信の方が対象です。）

＜販売プロバイダー＞
・ BIGLOBE他で、７月１日より発売開始予定

＜購入方法＞
・ Bitwayの決済は、ユーザーが加入しているプロバイダーの課金システムで行われるため、クレジットナンバーの入力や新たな会員登録が不要です。簡単に、かつ安心して、コンテンツを購入できます。

＜今後の展開＞
・ プロモーションにおいて、『週刊アスキー』『ネットJ』など、アスキー刊行雑誌との強力連動を図ります。
・ アスキーとBitwayは、今後もアスキー「ラジ＠」が培ってきた番組編集力・タレントコーディネート力を活用し、ドラマ・トークショーなどコンテンツのラインアップを強化します。
・ コンテンツの実売データによるビジネス的検証を実施します。ブロードバンドインターネット時代に対応したインターネット放送局を目指します。
・Bitwayでは、ゲーム端末、次世代携帯電話など購買効果の高い販売チャネルを開拓し、ＩＴ革命の時流に対応した良質な販路をコンテンツ提供者へ提供していきます。

以上

※１ アスキー（URL）http://www.ascii.co.jp
アスキーでは、『月刊アスキー』『週刊アスキー』をはじめとするＰＣ関連の雑誌・書籍、ムックからオンライン出版などを手がける出版事業、大ヒット作となった競走馬育成シミュレーション『ダービースタリオン』をはじめ、多彩 なゲームソフトと各種周辺機器の開発・販売を行うゲーム事業の二つを中核とし、デジタル情報とコンテンツを提供しています。

※２　ラジ＠（URL）http://www.radiat.net/
アスキー運営のインターネット放送局。昨年１０月の放送開始以来、ユニークなコンテンツの数々を配信しており、４月現在で全番組数は４３、ユニークユーザーは５万人超／週までに育ちました。デジタル情報、ネットエンターテインメント、ホビー、音楽、アイドルなど、ネット世代のエンターテインメントを総合的に配信しています。日比野克彦氏、藤井フミヤ氏、元チェッカーズ・武内享氏、吉川ひなの氏、嘉門達夫氏、安斎肇氏ほか、各カテゴリーのスターたちが、新しいメディアの個性を存分に生かして活躍中です。

※３ Bitwayのサービス詳細（URL）https://www.bitway.ne.jp/
凸版印刷が提供するネット情報流通ビジネスです。コンテンツホルダーからお預かりしたコンテンツを販売パートナーである国内大手ＩＳＰ・ＥＣサイトの１４００万人会員に対して提供します。コンテンツホルダーは、大多数のユーザーに対する販路を効率的に得ることができます。保有コンテンツ数約１０,０００点（２００１年６月現在）
※Bitway参加ＩＳＰ・ＥＣサイト（５０音順・敬称略）
ASAHIネット、コジマ・ドット・ネット、セブンドリーム・ドットコム、DION、So-net、@nifty、ODN、BIGLOBE、Hi-HO