読売テレビ、凸版印刷「Bitway」を通じ、オンライン有償配信を開始
放映番組、ビデオなどのパッケージ商品の商材化を展開
第一弾として、「稲川淳二の恐〜い話」をスタート


　讀賣テレビ放送株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：土井　共成 以下、読売テレビ）（※１）は、このたび、凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：足立直樹 以下、凸版印刷）が提供するネット情報流通ビジネス 業「Bitway（ビットウェイ）」（※２）を通じて、インターネット上において、放映 番組の有償配信を開始します。
　両社は、本格的なブロードバンドインターネット時代の到来をにらみ、今後も放映番組ソースやパッケージ商品を活用したオンライン上での有料コンテンツ配信の推進により、市場ニーズに応えるとともに、ブロードバンド対応コンテンツによるビジネスを開始します。また、読売テレビは、映像制作の代表的な担い手であるテレビ局として、これまで蓄積された映像コンテンツ資産の活用や、ブロードバンドインターネットに特化したコンテンツ制作を通じて、より満足度の高いコンテンツを提供していきます。
第一弾として、７月１９日より、『稲川淳二の恐〜い話』（制作：（株）ビデオプランニング）のネット有料配信をスタートします。読売テレビ放送株式会社がコンテンツソースを提供、Bitwayを通じて国内大手プロバイダー・ＥＣサイトから配信されます。

＜背景とねらい＞
・ブロードバンドインターネット時代の本格的な到来により、「通信と放送の融合」が進展するといわれています。
・ユーザー間において、映像などリッチコンテンツへの期待感が高まるなか、放送各社もブロードバンド時代における、番組ソースを活用した新規のコンテンツビジネスの方向性を模索しています。
・放送のデジタル化とマルチメディア化が進展する中、読売テレビではインターネットをはじめとする多くのチャンネル（コンテンツ伝走路）を通じてコンテンツを提供 することにより、そのコンテンツ制作能力を最大限に生かした総合メディア企業への脱皮を図ります。
・凸版印刷BitwayはＩＳＰを販売窓口とした販路をコンテンツ提供会社に提供することで、番組ソース・パッケージ商品を活用した新しいビジネスをサポートし、ブロードバンドコンテンツの拡充をねらいます。

＜配信コンテンツ＞（第一弾）
●『稲川淳二の恐〜い話』
・怪談を語らせれば、その右に出るものはいないと言われるほど定評のある稲川淳二 氏。彼の代表的な怪談を、一話あたり５分から１０分程度にまとめてストリーミング方式で配信します。 （※RealPlayerが必要です。）
・スタート時にラインアップされるストーリー数は１０本です。一ヶ月に１０本ずつ追加し、年内には５０本まで拡大する予定です。
・怪談のニーズが高まる夏を前にコンテンツを投入することで、効果的な販売促進をねらいます。

＜販売価格＞
・４００円／月額課金

＜販売プロバイダー＞
・ASAHIネット、 JustNet、DION、DreamNet、@nifty、ODN 、BIGLOBEで、７月１９日 より発売開始予定

＜購入方法＞
・ Bitwayの決済は、ユーザーが加入しているプロバイダーの課金システムで行われ るため、クレジットナンバーの入力や新たな会員登録が不要です。簡単かつ安心して、コンテンツを購入できます。

＜今後の展開＞
・読売テレビとBitwayは、今後も放映ソースやパッケージ商品などデジタルコンテン ツのインターネットコンテンツ化を積極的に推進します。
・番組と連動したコンテンツも含め、動画を中心にした有料コンテンツ配信を予定し ています。
・Bitwayでは、ゲーム端末、次世代携帯電話など購買効果の高い販売チャネルを開拓 し、ＩＴ革命の時流に対応した良質な販路をコンテンツ提供者へ提供していきます。

以上

※１ 読売テレビ（URL）http://www.ytv.co.jp/
日本テレビ系列（NNS）の準キー局として、関西地区をサービスエリアとするテレビ 局です。多くの番組を制作しており、ローカル番組だけではなく、「名探偵コナン」「犬夜叉」などのアニメーション、「フレーフレー人生」などのドラマ、「どっちの 料理ショー」「ダウンタウンDX」などのバラエティ番組を全国ネットで放送しています。視聴率も好調で、１９９６年度以来５年連続で「視聴率三冠王」（全日・プライ ム・ゴールデン）を獲得中です。また、放送番組を中心としたコンテンツの二次利用や新種ソフト開発にも積極的に取り組んでおり、昨年新設されたマルチメディア局を 中心に、さまざまなメディアを通じたコンテンツの提供をめざしています。

※２ Bitwayのサービス詳細（URL）https://www.bitway.ne.jp/
凸版印刷が提供するネット情報流通ビジネス業です。コンテンツホルダーからお預か りした優良コンテンツを、Bitway販売パートナーである国内大手ＩＳＰ・ＥＣサイトの１４００万人会員に対して提供します。従来人気のグラビア・占いに加え、ブロー ドバンド時代にも対応したリッチコンテンツをタイムリーに投入し、コンテンツビジネス市場の活性化を図っています。コンテンツホルダーは、Bitwayの利用により、大 多数のユーザーに対する販路を効率的に得ることができます。
※Bitway参加ＩＳＰ・ＥＣサイト（５０音順・敬称略） ASAHIネット、コジマ・ドット・ネット、セブンドリーム・ドットコム、DION、So-net、@nifty、ODN 、BIGLOBE、Hi-HO