Bitway



平成11年12月3日	凸版印刷「Bitway」がネットコンテンツの著作権保護トータルサービス開始ネット業界の違法コピー行為の抑止力に　凸版印刷株式会社の情報流通事業「Bitway」（ビットウェイ）は、インターネット上のデジタルコンテンツの著作権保護に関するトータルサポートサービスを開始します。　「Bitway」に、最新の著作権管理技術である電子透かし「LUCENTMARK」を採用し、コンテンツ提供者に「LUCENTMARK」を埋め込むためのツールを貸与します。違法コピーなどに対しては、当社法務部員を含んだ専門チームがインターネットビジネスで蓄積した経験を活かして対応します。出版社やクリエイターなどのコンテンツ提供者の著作権保護に関するトータルサポートを行います。　透かしの埋め込みから違法コピーが行われた際の法的サポートまでトータルでサービスを提供する、今までになかった著作権保護サービスです。サービスは１２月１日から開始し、『BART CLUB』（株式会社集英社提供）(*)の９９年１２月配信分からスタートします。『BART CLUB』では、７月に提供を開始して以降、著作権保護に関して積極的に対応してきましたが、今回の「Bitway」著作権保護トータルサービスの導入により、さらに本格的な著作権保護を実施していきます。＜ねらい＞ ●コンテンツ提供者は、低コストで著作権保護対策を図ることができ、安心してコンテンツを販売できます。 ●画像コンテンツの著作権を守ることで、「Bitway」が提供可能なコンテンツの拡大を図ります。 ●インターネット上のデジタルコンテンツの違法コピーに強く警告を発することができるため、抑止効果が期待できます。 ●今まで、著作権保護に対しての課題からネット上でのコンテンツ販売を見送っていた、コンテンツ提供者のネット市場への参入が期待できるため、コンテンツ流通市場の活性化が期待できます。＜電子透かし技術「LUCENTMARK」＞株式会社エム研（東京都渋谷区、代表取締役社長：井上彰）が開発した電子透かし技術「LUCENTMARK」を採用します。特長は、以下の通りです。 1.画質が良い。 2.80×80の小サイズでも対応可。 3.偽造攻撃を受けにくい。 4.既に静止画15万枚に埋め込まれ、実運用されている実績。＜トータルサービスのフロー＞ 1.電子透かし埋め込みのためのツールを貸与 ●コンテンツ提供者に暗号マークを埋め込む専用ソフトを貸与し、コンテンツ提供者自身が電子透かしの埋め込みを行います。このツールの導入により、今までは手作業で行わなくてはならなかった埋め込み作業を自動で行うことができます。 2.違法コピーの発見 ●専門チームが、配信コンテンツと関連のありそうなサイトを絞り込み、不正利用がないかチェックし、早期発見に努めます。 3.違法行為者の摘発と法的なフォロー ● 万一違法コピーが発見された場合、当社法務部員を含んだ専門チームがインターネットビジネスにおいて蓄積した経験を活かして、問題解決のための協力、アドバイスをコンテンツ提供者に対して行います。＜今後の展開＞ ●Bitway」では、今後も著作権保護について積極的に対応し、コンテンツ提供者が安心して情報提供できる環境整備に努めます。 ●巡回サービスを強化し、摘発までのスピードアップ化を図ります。 ●コンテンツ提供者の希望に応じて、保護対象のコンテンツの拡大を図ります。 ●静止画のみならず、動画、音楽に関する著作権保護対策の実施をめざします。以上 (サービス詳細)　Bitway(URL)https://www.bitway.ne.jp/ （BART CLUB）　次世代オンラインマガジン。広末涼子など、毎月旬のタレントを特集してお届けしています。　月末に行われる「WEBライブ」は恒例イベントとなっています。99年11月現在で会員数8000人を誇る人気コンテンツとなっています。