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特集 小腸疾患2008
各論 1.小腸腫瘍性疾患
7) 過誤腫(Peutz-Jeghersポリープ,myoepithelial hamartomaなど)
斉藤 裕輔
※1
藤谷 幹浩
※2
渡 二郎
※2
野村 昌史
※3
小澤 賢一郎
※1
折居 史佳
※1
垂石 正樹
※1
※1 市立旭川病院消化器病センター
※2 旭川医科大学第3内科
※3 手稲渓仁会病院消化器病センター
【キーワード】 小腸腫瘍,過誤腫,myoepithelial hamartoma
要旨 小腸の過誤腫は比較的まれな良性腫瘍である.1995~1999年の5年間に報告された本邦の小腸良性腫瘍196例中,過誤腫は20例(約10%)であり,うち9例はPeutz-Jeghers症候群に合併したものであると報告されている.過誤腫も他の小腸腫瘍と同様に症状を呈することは少ないが,腫瘍が増大すると内腔を狭小化し,閉塞症状を現したり,腸重積による腹痛や出血が主症状となることも多い.診断は小腸造影,CT,腹部超音波検査,出血シンチグラフィー,血管造影検査などを組み合わせて行うことが重要であるが,近年,カプセル内視鏡や小腸内視鏡による診断・治療が積極的に導入されている.
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