あの名企画が帰ってきた 日本人女性の外性器の研究 35人の女子に見せてもらった
「顔と外性器のカタチ」こんなに比例していた
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■なぜ唇は赤いのか |
■カラーは薄いピンク |
■薬指を見てわかること |
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顔にも外性器にも、それぞれ異なる個性がある。だが、それらを合わせて追究して初めてその一致に気づく。よく見るあの顔から、滅多に見られない裏の顔が透けて見えるとはどういうことか――。 |
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なぜ唇は赤いのか
〈鼻が大きい男性はペニスも大きい。耳の小さな女性は膣も小さい〉
ウソかマコトか、こんな説を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。
人の顔には千差万別の特徴があるように、女性の外性器の「表情」も人それぞれ。では、その両者に関連はないのだろうか?
一見、荒唐無稽に思えるかもしれないが、鼻とペニスのように、それは古来、多くの科学者や生物学者たちが取り組んできたテーマでもある。
たとえば、女性の唇の形と外性器の形は相関しているという。動物行動学に詳しい、作家の竹内久美子氏が解説する。
「イギリスの高名な動物学者であるデズモンド・モリスは、『人間の唇は女性の大陰唇、または小陰唇の性的自己擬態じこぎたいである』という説を唱えました。つまり、普段は他者の目から隠されている性器を、顔のどこかのパーツが真似ることで、異性に対して堂々と性的なアピールを行っているというわけです」
エチオピアの高原地帯に生息するサルの仲間・ゲラダヒヒは、他のサルと異なる特徴を持っている。体毛が生えることなく皮膚の赤らみがむき出しになった胸だ。実はそれが、進化上は、性器を表す擬態になっているのだと竹内氏は続ける。
「ふつう、霊長類に唇はありません。人間だけが、口の中の粘膜がめくれあがって、外部に露出しているんです。今、メディアでは壇蜜さんの色気が話題ですが、彼女の顔でどこが一番エロイ部分かといえば、私は唇だと思います。モリスの言うように、唇は女性器の自己擬態であると思いますので」
少し半開きがいいとか、厚ぼったいのが好みなど、女子の唇に、セックスアピールを感じる男性は多いが、唇が女性器の擬態だと聞けば、それもうなずける。
具体的に唇のどんな特徴が、女性器のどんな特徴を表しているのか。
はるか1600年前、達磨大師が創始したとされる観相学にその答えを求めてみよう。日本における観相学の第一人者、藤木相元そうげん氏は、「人間の肉体はすべて脳に支配されている。顔や体形、性器の特徴もまた脳から生まれる以上、それらには相関関係が見出せる」と考えている。
その藤木氏が語る。
「これまで私が見てきた経験で言えば、上唇と下唇が同じ大きさの女性は、男に快楽を与えるようにペニスをきつく包み込める陰唇を持っています。唇がキュッと締まった女性や、たとえば吉永小百合さんのように口角が上がっている人は、性器も締まる人が多い」
もちろん、外性器との関連性があると言われるのは唇だけではない。
そこで今回本誌では、顔や体の一部と外性器の関係についての伝承や、巷間こうかんささやかれる俗説について、実際に当てはまるかどうかを、35人の女子を対象に調べてみた。彼女たちの年齢は20歳から53歳まで、セックスの経験人数は、最低1人から最高約300人までと幅広い。
まず、〈上唇と下唇の大きさが同じ人は、膣の締まりが良い〉という説に「当てはまる」女性は、35人中23人と、実に7割近くにのぼった。
調査に協力してくれたA子さん(30歳)は、身長が171cmと長身であるが、膣は小さいという。
「私は背が高いので、性器も大きくユルいと思われがちですが、実際の性器は小さくて締まりが良いと言われることが多いです。たしかに下唇と上唇の大きさはほとんど変わらないので、背の高い・低いよりは、そっちのほうが、関連性が強いのかもしれませんね」
冒頭に挙げた、〈耳の小さな女性は締まりが良い〉という説は、中国の観相学で古くから伝えられてきたことである。
より正確に言えば、耳たぶのすぐ上にあるU字形をした溝の部分(珠間切痕じゅかんせっこんという。上図(2)参照)が狭い女性ほど、膣の締まりが良いとされる。
これについても、今回の調査に協力してもらった35人の中では、63%の女性に当てはまるとわかった。
「たしかに『よく締まるね』とは言われますが、耳のこんな部分に注目することなんてなかったですし、自分の耳たぶの溝が他人と比べてそんなに狭いことも初めて知りました」(B子さん・21歳)
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