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Top > 特集記事 > 政治 > 2013.3.25
ぶちぬき大特集 全日本人必読 もはや避けて通れない
中国と日本「宿命の対決」【Part2】
■「尖閣で開戦」日本は負ける ■カネの使い方がハンパない
■カネで買えなきゃ盗む ■下半身の弱みにつけ込む
■「質のニッポン 量の中国」経済戦争の勝者 ■中国政府が一番恐れること
■あまりにも非常識な中国へ ■浄水場から肝炎ウイルス
■中国からエイズがやってくる  
「いま日中が戦えば、『自衛隊が圧勝する』と楽観視する人が多いかもしれませんが、状況は変わりました。中国がこのままのペースで軍備増強を続ければ、あと3〜4年で自衛隊を上回る戦力を持つでしょう」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)
第3部 中国海軍は「中日開戦」に向けて7兆円も使っていた
「尖閣で開戦」日本は負ける

カネの使い方がハンパない
 中国の“軍拡”が止まらない。

 3月5日、中国政府は'13年の国防予算が前年比10.7%増となる7406億元(約11兆1000億円)に上ることを発表。これは日本の'13年度の防衛予算(4兆7538億円)の約2.3倍である。

 驚くべき額だが、実はこれが全てではない。「公表された防衛予算には艦船の建造費や戦闘機の開発費は含まれない。これらを含めれば実際の軍事費は公表額の2〜3倍に達する」(防衛省幹部)というのだ。しかも、英国のシンクタンク「国際戦略研究所」によれば、中国の国防費は早ければ'20年には30兆円を超え、その数年後にアメリカの国防費を上回ると推計されている。

 そして、憂慮すべきはその巨額資金が“日本侵攻”に向けて用いられることだ。世良氏によれば、中国は現在4隻の空母の建造を急いでいるという。

「空母の建造は山東省・青島のドックで進められ、海軍総兵力24万人の5分の1にあたる5万人が従事している。莫大な人件費も含め、空母及び戦闘機の開発には少なくとも6兆〜7兆円は使われているはず」(航空自衛隊幹部)

 そして完成の暁には東海艦隊に配備され、潜水艦や駆逐艦とともに『空母機動部隊』として東シナ海に展開、「当然、魚釣島付近も航行するでしょう」(同前)。

 中国の空母が尖閣沖に襲来する――。日本にとって想像したくもない光景だ。














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