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Top > 特集記事 > 風俗 > 2013.4.15
週現スペシャル 60歳からが本番です
死ぬまでセックス2013【Part2】
■「変態」と呼ばれるくらいでちょうどいいんです ■両手・両足を縛ってみる
■道具もいろいろある ■私たちはこんなセックスを楽しんでいる
■70歳でも進化し続ける ■もっともっと一緒に愉しもうよ!
■ただ触れているだけでいい ■奥深い「性戯の世界」
人間は、己を超える圧倒的な才能と出会ったとき、自己を客観視して成長する。「天才」たちにも若き日の敗北体験があり、それを乗り越えたからこそ今がある。
第3部 指先のマジックでイカすぞこんな体位、あんな体位
「変態」と呼ばれるくらいでちょうどいいんです

 野外プレイは、変態行為の一種とみなされるかもしれない。では、自慰は変態行為だろうか――日本の性文化に詳しい、国際日本文化研究センター副所長の井上章一氏が語る。

「江戸時代にはいわゆる変態という概念はありませんでしたし、男色もノーマルな性的好奇心とされていました。戦前期にはマスターベーションがアブノーマルで、やりすぎると身体を壊してしまうと言われた一方で、野外での性行為はつい50年前までごくごく普通の営みでした。戦後すぐの皇居前広場では、多くの人が青姦していたんですよ」

 何がアブノーマルな変態行為かは、時代によっても変わる。それほど変態の定義は曖昧だ。にもかかわらず、変態と聞いただけで、何やら悪いことと思い込んでいる人も多いのではないか。だが、60歳から新しいセックスを極めようと思えば、単に「挿れて出す」とは違った工夫が必要になる。むしろ、これまで「変態じゃないか」と敬遠していたプレイこそ、興奮を高める起爆剤なのである。

 そもそも、世界水準で見ると、日本は“変態発展途上国”だ。たとえば、マスクや目隠し、その他拘束道具を使ってのセックス経験者は、アメリカ人が36%、イギリス人が37%なのに対して、日本人は19%にとどまっている(コンドームメーカー・デュレックス社の'05年度の調査)。

 言い換えれば、いつも同じようなセックスをしてマンネリ化するからこそ、そこからのリタイアも早くなってしまう。

 そこで、死ぬまでセックスを愉しむための、「変態」プレイを紹介していこう。

前戯編

 女性器が濡れにくくなってくる熟年期のセックスで欠かせないのは、十分な前戯。そこでは、指先のマジックが試される。濃厚なセックスに目覚め、専業主婦からSMの世界に転身したというAVライター・神田つばき氏が、男にしてほしい指技を披露してくれた。

「加齢とともに、クリトリスに指を押し付けただけで痛がる女性も多くいます。かといって綿菓子に触るように触れるのも物足りない。熟年女性にはずばり、『豆腐タッチ』がちょうどよいのです。クリトリスに指の腹を当て、豆腐が崩れない程度の強さで圧迫しながら、表面をくるくると撫で回すのがコツですよ」

 豆腐タッチは、男女が体育座りをして密着するように向き合い、手で陰部を愛撫しあう「クロスタッチ」(上図I)の際、効果を発揮するという。女性の喘ぎ声を間近で聞いたり、キスを織り交ぜられたりするので、勃起力が弱まった男性に効果絶大。これのおかげでEDだったペニスがみるみる復活し、射精に至った人もいたという。

「クリトリスや膣口を経て、お尻の穴にやってきた主人の指が何度も私を圧迫するのが気持ちいい。責めた後の指を主人が丹念に舐めるのを見ると、愛されているなと感じます」(53歳女性)

 無理にGスポットを擦こすれば擦るほど、濡れにくくなっている女性は痛みを覚える。熟年世代の前戯には、指先のマジックとしての「塗装愛撫」もまた求められる。

「指を女性器に挿れたら、決して抜き差しせずに、Gスポットを探りながら、腹側の膣壁に指の腹を押し当て、愛液をそこに塗りたくるように、上下左右に動かすのです。私のようにGスポットが非常に敏感な女性は、すぐにイッてしまいますよ」(前出・神田氏)

 これら、豆腐タッチと塗装愛撫の複合技を「横臥おうがシックスナイン」(図II)に用いてみよう。一般的なシックスナインとは異なり、身体への負担が少ない。また、女性が片膝を立てているので、クリトリスが刺激されやすい。舌先でクリトリスを豆腐タッチすると同時に、指でGスポットを塗装愛撫できるわけだ。











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