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Top > 特集記事 > 風俗 > 2013.5.20
週現スペシャル 60歳過ぎたら遠慮はいらない
あの素晴らしいセックスをもう一度!【Part2】
■女子たちも「ヘンタイおじさん」が大好き ■正常と異常の間
■創意工夫こそ、セックスの醍醐味です ■人はみなヘンタイなのです
■今夜は最高! ■好き勝手にやっていいんだよ
雨宮 以前、投稿雑誌の編集部で働いていたんですが、SMプレイを投稿してくる熟年夫婦は、いくつになってもじっくりとセックスを楽しめていらっしゃいましたよ。
第4部 特別対談 雨宮まみ×菊池美佳子
女子たちも「ヘンタイおじさん」が大好き

菊池 SMは基本的にはひとりのパートナーと関係を深めていくプレイですから、夫婦間の絆も深まるんですよね。

雨宮 そう。その夫婦が休日にラブホテルに繰り出すときに、勘の鋭い息子さんには行き先がばれてしまっているんだけど、困ったなあ……と言いつつ、二人ともすごく楽しそうでした。こんな夫婦関係って素敵です。

菊池 奥様一筋の男性こそ、マンネリを防ごうと夫婦で工夫しようとして、セックスが上手になったりしますからね。「こんなことをしたら恥ずかしい」などとためらう必要はないです。

雨宮 信頼できる関係だからこそ、深められるプレイがある。そういえば、女子会では「若いヤリチン男はセックスが雑」という話題によくなります。女はこうしたら気持ちが良くなるはずだという固定観念で責めるから、個人の感じ方に合わせるのが下手。

菊池 確かに。セックスの腕が磨かれるのは、同じ人と続けて、飽きて、じゃあ工夫しようと、あれこれ考え始めたときですから。

 それに、女はいくつになっても、男からセックスしたいと求められているんだと実感することが嬉しいんです。

雨宮 勃たなくてもイチャイチャしようと仕掛けてきてくれたほうが、私は幸せです。挿入できなくても、指があるじゃないですか(笑)。

 挿入なしでも満足できるセックスが、SMのようなヘンタイプレイのいいところ。私は縛られたり、ぶたれたり、視姦されたりをずっと続けられると、それだけで満足しちゃいます。

 至福感の後で「あれ? こんなに満足しているのに、今日は挿入しなかったな」ってこともしばしば。

菊池 SMの女王様をしている友人は、セックスは「性器への挿入」だけど、SMは「心への挿入」だと言っていました。ヘンタイプレイにしても、挿入せずに相手を満足させることに意義を感じているんです。

雨宮 なるほど。ヘンタイプレイは人には言いにくい秘めごと。なので、挿入がなくても「私、今すごいことやっちゃっている」という興奮と、強烈な解放感が得られるんですね。

 挿入しないとダメとか勃起しないとダメとかいう考えから自由になれば、精神的な快感を得る方法はいくらでもあるんです。

菊池 それと、60歳を過ぎたからこそ、いろんなプレイを試すべき。

 清く正しいセックスなんてないんだから、どんどん開発していけばいい。私の心に残るセックスは、ヘンタイプレイばっかりです。

雨宮 私も同じく(笑)。一番興奮するのは、シチュエーションプレイ。関わってはいけないおじさんと関わってしまう、という設定に燃え上がります。

菊池 どんな?

雨宮 (顔を赤らめながら)痴漢プレイ。混んでいる電車内で何となく彼氏に触れられておいて、自宅に戻ったら、痴漢を演じてもらう。

 股間に触れられながら、「お前、なんでこんなに濡れているんだよ」と言葉責めされたり、「痴漢されて感じるなんて」って責められたりすると、もう……。

菊池 そこに、「どこをどうしてほしいんだ。言ってみろ」と強い言葉が加わるとなお良しですね。

 私が今まで一番興奮したのは、知人との擬似レイププレイ。目隠しされ、手首を縛られ、襲われるという。

雨宮 縛られるのは確かにいいかも。自由に動けないんだから、こんなヘンタイプレイされちゃっても仕方がないんだという自分への言い訳が成り立つ。

 つまり、「私は本当はイヤがってるの」という大義名分が立つからこそ、女は安心して感じられるんです。

菊池 本当はそんなにイヤじゃないくせにね(笑)。











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