十二支占い物語り
 
天馬未来子
 
 
監修 天馬未来子(てんま みくこ) 新日本運勢学会 会長
天馬未来子
「十二支占い物語り」の占法となっている「十二支占術」は、十二支の研究と一層の普及のために集った占師達によって、導き出されました。

「十二支占術」では、十二支それぞれの持つ運命性を、細かく深く分析する必要がありました。そこで十二支の研究者達は、その役割を互いに分担したのです。やがて、子のスペシャリスト、丑のスペシャリスト、と、十二支全てのスペシャリストがプロジェクトに集う、最高の十二支集団となりました。研究者達は、これで十二支が人の運命に与える影響を全て導き出せると信じました。

しかし、そこで研究者達は1つの壁にあたりました。人は皆、年支、月支、日支という3つの十二支を持っているのです。それぞれに研究を積んだスペシャリストが、それぞれにアドバイスをしたところ、求占者は皆、その運命性の複雑さに混乱を覚えて帰っていくようになりました。

この問題を解決する為に、占師達は1つになる必要がありました。悩んだ末に占師達は、この研究に「天馬未来子」というプロジェクト名を与え、お互いの研究成果を「天馬未来子」に集約させることを決めました。天馬未来子に体を与え、姿を与えました。占師達は皆、その人格を通して求占者へのアドバイスを行いました。

天馬未来子が、求占者に正く明快な道筋を提示したことは、鑑定を終えた求占者達の顔が教えてくれました。それは、天馬未来子が全十二支のスペシャリストとして存在することを許された瞬間でした。占師達は歓喜し、自らに大きな力を感じ、また自分達が正しかったことを確認しました。

「十二支占い物語り」は、そんな天馬未来子の紡いだ、十二支が教える人生の物語りです。

主な監修図書
「十二支運勢宝暦」監修 天馬未来子

新日本運勢学会 公式ホームページ
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