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第1話 シージャック
世界中が注目する中、ニカラグアに建設された第二パナマ運河の完成祝賀パーティーが行われようとしていた。世界各国のVIPを乗せた超豪華客船ダブルシーでの運河クルーズが始まろうとしていた矢先、船内で謎の伝染病が発見されたのだ。伝染病の蔓延を恐れた船長は、乗客の車を爆破し、事故に見せかけて乗客達を脱出させるのだった。VIPの為に救出用ヘリがダブルシーに到着したが、そこに乗っていたのは「古代人民兵団」と名乗るテロ組織。なす術も無く制圧されるダブルシー。重役が捕らわれの身となり、独自に救出を計る超日本建設。日本の政府筋からテロ鎮圧のできる人物がニカラグアに居ることがわかった。その男は現地ではハポと呼ばれていたが、実は記憶を無くし、持病に苦しむ飛葉大陸なのであった。
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第2話 ハポ
古代人民兵団にシージャックされたダブルシー。見せしめの為、人質を船の横に吊したのだった。事態を重く見たニカラグア軍はテロリストに援軍と共にダブルシーを力ずくで止めようとする・・・・暴走するダブルシー。乗客達は吊されたまま水路に突入するのであった・・・・一方人質救出をハポに依頼する超日本建設は、改めてハポの元を訪れる。桃井達は秘密裏に古代人民兵団にコンタクトをとり、身代金を用意したのだが、金だけを奪われてしまった事をハポに告げたのだったが、頑なに断るのハポ。ハポには果たさなければならない義理があったのだ。それはかつて命を救われた親友のダントツの出所まで、ダントツの家族の面倒を見る事であった。ハポの身辺調査をした超日本建設はニカラグア警察に圧力をかけ、ダントツを出所させたのだった。ダントツのすすめもあって人質救出を請け負うハポ。たった一つだけ条件をだした。それは乗客全員を救出するというものであった。
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第3話 チームワイルド
人質救出を請け負ったハポ。超日本建設をダントツと共に訪れるたのだが・・ふいに襲われるハポ達。姿の見えない敵は何と、日本政府から派遣された選りすぐりのテロ対策メンバーなのであった。突然の発作に見舞われ、倒れるハポ。あざ笑うかのように現れたのは、ルックスと４t。人質救出の為にはどうしても７人のメンバーが必要なのだ。ハポの失態を見てチームとしての不安を隠しきれないルックスと４t。一方ハポはもう一人の男を警察から出所させようとする。裏の世界では有名な武器商人ハッサンであった。遺跡の中に隠されたハッサンの武器庫に向かうハポ達。が、ハポ達に怪しい陰が近づいていた。それは小遣い稼ぎに武器と金を強奪しようとする悪徳警官達だったのだ。警官達との戦闘でハポの実力を見せつけられるルックス達。ハポとルックスの溝は広がる一方であった。
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第4話 赤い草原病
人質救出の前にダブルシーに蔓延した赤い草原病を調査するハポ達。赤い草原病の権威がアメリカに居ることをし知り、渡米するのであった。一方ダブルシーでは人質の一人松木が殺されようとしていた。ダブルシーの船内を撮影したビデオテープをこっそり捨てようとしたのだった。長島の機転で生き延びた松木であったが、古代人民兵団今後は容赦なく殺害する事を長島達に告げるのであった。渡米したハポ達は大学を訪れる。案内通りに研究室を訪れたハポの前に色白の 女性が現れる。話を聞こうとした矢先、車窃盗団が桃井を乗せたハポ達の車を盗むのだった。町中でのカーチェイスの末、車窃盗団のアジトまで追いつめるハポ達。しかし、対戦車ライフルの驚異が待ち受けていたのだ。その対戦車ライフルは何と色白の女がかつて盗まれたもの、ハポと色白の女のコンビネーションで無事桃井を救出したハポ達。色白の女（ハンペン）の実力を見たハポは、彼女を５人目のメンバーとして チームワイルドに迎え入れるのだった。
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第5話 地獄島
ダブルシー突入訓練をするチームワイルド。装備や銃器、赤い草原病と、様々な問題を抱えたまま突入の日が近づいていた。作戦遂行の為にはどうしても後２人の人材がほしいハポ達。かつて戦場という戦場に傭兵を送り込んで来た訓練所地獄島（エルカトラズ）を訪れたのだった。ハポ達の前に日本人の終電と呼ばれる訓練兵の女性が現れる。何となく終電に惹かれる桃井。厳しい訓練が行われている中、ハポ達はシージャック制圧志願者を募るのだった。傭兵全員が志願し、改めてハポの指示通りの訓練によって残ったメンバーだけを選抜しようとするのだが・・・・。一方ダブルシーでは土砂降りの雨の中、水中から何者かの陰が近づいていた。エルカトラズでは銃とバイクを使った訓練が行われていた。一人の合格者もでないままテストが終わろうとしていた。終電を含めた全員が不合格だったが、最後に現れたテスト志願者は雑用係のラップであった。抜群の乗りでテストに合格するラップ。これで６人目のメンバーが揃ったのだ。その時ダブルシーではニカラグア軍の強行突入が行われ、壊滅したのだった。
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第6話 突入
ニカラグア軍の突入失敗によって事態が急変動したダブルシー。６人での突入を余儀なくされたチームワイルドのメンバー達。焦るルックスは日本政府の後押しもあり、自分で作戦の指揮を執るのだった。陽動作戦としてハポ、ハンペンが船体に穴を開け、突入。その間にルックス達が別の進入経路から突入するというものだった。決行の日。静かに船に進んで行くハポ達。突入用の穴を開けるハポ達。あっけなく進入したハポ達の前に、古代人民兵団が立ちはだかる・・・が、ハポ達の前に現れた人数は驚くほど少なかったのだ。陽動作戦はあっけなく見破られ、ルックス率いるメンバー達は命からがら脱出しようとするのだが・・・銃弾を受けるハポ。ルックスの指揮した作戦は失敗に終わったのだ。
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第7話 終電
銃弾を受けたハポはすぐさま病院に担ぎ込まれる。ダブルシーでは見せしめの為、人質がまた一人殺される事態となり、マスコミを含め、政府筋からも新たな圧力が掛けられはじめたのだった。ハポを治療した医者からは新たな事実が告げられる。ハポの持病は体に残ったままの銃弾が原因だったのだ。突入時の人質の様子から、赤い草原病が発症してない事に気づくハンペン。次回の突入にむけ赤い草原病対策を行うのであった。一方ダントツ達は新たな銃器を仕入れる為、とある町を訪れていた。ハッサンのなじみの銃器店で銃器の補充をするためであった。そこで偶然にも終電と出会ってしまうダントツ達、喜ぶ桃井。チームワイルド入りを志願する終電、トランプでテストするハポ。やはり最後で合格する終電。喜ぶ終電。と、その時、武力行使でニカラグア軍がハポ達を取り囲むのだが・・・
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第8話 過去
ニカラグア軍のメンツの為に収監されたハポ達。くるべき事態の為、体を休めるハポをよそに脱獄を試みようとするルックス。ハポの尋問が始まり、取調室に移動した矢先、ルックスは看守の目をごまかし、脱獄を試みるのだった。が、戻ってきたハポに殴られ、また牢獄に逆戻りしてしまう。理解できない行動に苛立ちを覚えるルックス。ダントツはかつて第六軍団として轟いていたハポの過去を語り始める。作戦上やむなくではあったが、ハポはかつて一人の男を見殺しにしたのだった。瀕死の重傷を負ったハポを抱え、ダントツが命からがら逃げてきたのだ。仲間を見捨てたハポに対し敵対心を燃やすルックス。作戦の未熟さで全滅しそうになった事を嘆くダントツ・・・・
一方政府側はハポ達を古代人民兵団の下部組織の一員として抹殺することを企てる。危険が迫るハポ達は脱獄を試みる。刑務所で銃撃戦が始まってしまうのだが・・・突如現れたヘリによって事態は急転した。ハポ達はPKFとして今後の活動を行えるよう超日本建設が根回しをしたのだった。
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第9話 模擬訓練
古代人民兵団は世界中の企業から、身代金の回収を始めたのであった。シージャックしたメンバーだけでなく、地上部隊も含め、膨大な金額を要求しているのだ。 突入を控え実戦さながらの訓練を行うハポ達。古いビルをダブルシーに見立て、ニカラグア軍の協力の元に様々な事態を想定した訓練が行われていた。何度チャレンジしてもハポに勝てないルックス。ハポのすごさと自分のふがいなさに腹をたてるルックス。一方ダブルシーでは、仕掛けられた２液混合爆発物のスイッチが入っていることを発見した古代人民兵団の一人が、何者かによって殺されるという事態が起こった。
その様子を見ていた松木はダブルシーからの脱出を試みるのであった。ルックスの提案で攻守の立場を変えた訓練が行われるが、ハポの指示通り動くだけでワイルドのメンバーはあっさりとルックス達を制圧してしまう。あまりの実力の違いに騒然とするルックス・・ダブルシーはいよいよ水路へと進入して行く・・・・
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第10話 急転
突入作戦を立てるハポ達。それぞれに突入に向け、緊張した面持ちで訓練を続けている。そこにダブルシーから逃げ出した松木が救出されたという情報が飛び込んでくる。救出された松木から船内の様子を聞き出す終電。とその時アメリカ軍が乱入してくる。シージャック事件に対し世論を受けて強行に介在してきたのだ。松木を尋問するアメリカ軍。軍の手荒いやり方に苛立ちを覚えるチームワイルドであったが、一本の電話で事態は急変した。大統領命令により、古代人民兵団の地上部隊を叩く事がアメリカ軍の使命となったのだ。突入作戦を決行するハポ達。向かう途中のトレーラではチームワイルドの過去が一人一人明かされていく。第二パナマ運河の区画に入ったダブルシー・・・・いよいよチームワイルドが突入する。
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第11話 野生の七人
突入作戦を立てるハポ達。それぞれに突入に向け、緊張した面持ちで訓練を続けている。そこにダブルシーから逃げ出した松木が救出されたという情報が飛び込んでくる。救出された松木から船内の様子を聞き出す終電。とその時アメリカ軍が乱入してくる。シージャック事件に対し世論を受けて強行に介在してきたのだ。松木を尋問するアメリカ軍。軍の手荒いやり方に苛立ちを覚えるチームワイルドであったが、一本の電話で事態は急変した。大統領命令により、古代人民兵団の地上部隊を叩く事がアメリカ軍の使命となったのだ。突入作戦を決行するハポ達。向かう途中のトレーラではチームワイルドの過去が一人一人明かされていく。第二パナマ運河の区画に入ったダブルシー・・・・いよいよチームワイルドが突入する。
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第12話 狼
シージャックの本当の狙いは、世界経済の混乱と海運業界、運輸業界の独占であった。ダブルシーが爆破される事によって、第二パナマ運河は死の運河と化してしまう。
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第13話(最終回) 果てしなき戦い・・・
ダブルシーから決死の脱出を試みるテロリストのボス。二重三重のトラップがワイルドを襲う！！
大切な仲間を一人また一人失う飛葉。そして狼との一対一の時が迫ってくる。最後に残されたトラップとは！
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