 |
「最近のバカ女は目にあまる!」
みなさん、こんにちは。バカ女の山崎でございます。なにも別に自分を卑下しようと思って「バカ女」といってるんじゃないですよ。これは皮肉だから。
あー、本日もタバコがうめえ。
健康って素晴らしいですね、タバコがとってもおいしく吸えます。
さて今回はボスこと『日本の論点』編集長渡辺さんの、ボスによるボスのための、喫煙者叩きです。最近ボスはダイエットに凝ってて、菜っ葉ばっかり食ってるらしいんだが、昨日の昼、たまの楽しみにと思ってステーキを食べにいったんだそうだ。楽しみがステーキってあたりがしみじみ団塊の世代だなあと思うんだけど、わたしゃステーキがご馳走だーと思ったことはただの一度もないんだけど、まあいいや。で、860円ぐらいのステーキランチをうまいうまいと思って食ってたら、横の席の女二人組が、すぱーっとタバコを吸いだしたらしい。
「ぷうーっと吹くんだけど、それがわたしの方向に来てる。気が小さいから注意ができないんで、咳とかしてたんだけど。おまけにデザートが出てきたら、タバコを消さないで食ってる。タバコを横において。こういうバカ女をだな、絶滅させたいとわたしは思う」
ほほう、絶滅ね。受けてたちましょうか。ランチのあとの一服、こんなにうまいもんはない。これが楽しみで生きてるといってもいい。ちなみにわたしはタバコをうまく吸うために、いろんな努力をしてます。かんきつ類をたくさん食べる。それからコエンザイムを飲む。わたしがここ3カ月の研究により編み出した、おいしくタバコが吸える方法である。ね、そこの喫煙者のみなさん、だまされたと思っていっぺん試してみ? コエンザイム効きますよ。1箱しか吸えなかった体が、2箱吸えるようになるから。マジで。
というのもこのわたし、去年の11月、1カ月断煙してたんです。禁煙じゃないよ、断煙ね。自分で辞めようと思ってタバコを吸わなかったんじゃないから禁煙じゃないの。タバコを吸うとゲロ吐いちゃって、吸えなかったんですよ。おまけにずっと微熱が続いて。延々1カ月以上。そのあいだもタバコは何度も吸ってやろうと試してみた。でも一口吸うと、便所にかけこんでゲーゲー。医者の診断によれば“慢性疲労症候群”ってのだそうで、治療法がないんだと。タバコも吸えないんじゃ生きている甲斐もねーなと思ったんだけど、コエンザイムを飲むと多少は改善する可能性があるというんで、半信半疑で飲み始めてみたらこれが効いた。タバコが吸えるでやんの。こういう経験を通して知ったことだから間違いはない。喫煙者のみなさま、コエンザイムを飲んで、おいしくタバコをいただこう!
「あのな、北朝鮮は喫煙率が高い。なんでかっていったら腹が減るから吸うんだよ。発展途上国ではさ、子供が落ちてるタバコを吸ってるだろ? それはそういう理由なんだよ。朝起きるじゃない? 一服吸っちゃうと食べたくなくなるだろ? 食欲が麻痺する。だから途上国ではタバコは禁止されてない。つまりタバコというのは貧乏人の吸うものなんだよ。金持ちは吸わない。なんでそこまでしてそんなものを吸うのかね、君は」
まあ、貧乏人ほどタバコを吸うというのは賛成ですな。
わたしはいま、とっても民度の低い地域に住んでるんです。わたしはかつてちょっとした引越し魔だったんで、民度の高い地域と低い地域を見分けるのには敏感でして。これね、歩きタバコの率でわかるんですよ。あ、地方は別ね。首都圏とかそういうとこの話です。試しに歩きタバコの多い地域に住んでみてくださいよ。自転車は盗まれるわ、パンツは泥棒されるわ、そりゃすごいから。で、わたしがいま住んでいるとこ、地下鉄の駅から出るなり、みんなタバコに火ぃつけます。道を歩いていて臭いのなんの。ちなみにどんなとこに住んでいるかっていうと、昔風の言い方でいえば、ブルーカラーが働きにくるところ。倉庫街なんです。倉庫しかないの。タクシー強盗が強盗目的にタクシーに乗る先なんです。
最初はね、怒っていたんですよ、わたしも。なんて民度の低い街なんだって。
でもね、わたしは変わったんです。というのも、2年前から突如としてタバコを吸うようになったんで。この街は喫煙者の天国だってことがわかりました。ランチタイムに禁煙にしてるとこなんてどこもないし。
民度の低い我が街よ、万歳!
ざまーみろスターバックス、だれも客が入らないでやんの。全面禁煙になんかするから悪いんだよ。ほら、タリーズのほうは激混みじゃん。あそこは広い喫煙室があるから。けけけ、我が街の民度の低さを甘く見積もったな。
だいたいねえ、ボス、昨今の都内の飲食店なんて、ランチタイムは禁煙ばっかりじゃないですか。うちの街は別だけど。ランチタイムに喫煙できる店はいまや貴重なんです。喫煙者の聖地なんですよ。そういう店にわざわざ行ってね、タバコが臭いとかいうほうがおかしい。
|
|
 |