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【《短期集中》問題提起ルポ】「命」を奪った少年たち――その“贖罪”を問う
【連載再開[第16回]青森15歳少年リンチ殺害事件】

遺族に謝罪直後「オレオレ詐欺」で捕まった“主犯”


「被害者への贖罪の気持ちを持ち続け、更生への努力を重ねている」。2005年1月1日、神戸の“少年A”が社会復帰をした。が、法務省によるこの判断は正しいのか? 青森県で、遺族に土下座までして謝罪した“命を奪った少年”が、まるで少年法を嘲笑うかのごとく、再び犯罪に手を染めている。反省の言葉や謝罪の態度が、そのまま彼らの更生と贖罪を意味するわけではないのだ。

取材・文/須賀 康(ジャーナリスト)
 '04年9月7日午後1時30分、青森地方裁判所の2階1号法廷。'00年7月2日に起きた「菊地良道君……


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