短期集中連載 【交通事故】警察・司法の“歪んだ捜査”を糾す
【第5回】元警察官【被害者の父】が“身内”を訴えた警察【神奈川県警】のズサン捜査
4/23号・4/9更新








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PHOTO:横浜大輔
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取材・文/柳原三佳(ジャーナリスト)

「『見せない』前提のものだからいい加減なことが書ける。そして、いい加減だからこそ『見せられない』」。神奈川県警の元警察官・春田長雄さんは、警察の事故調書の“本質”をこう語る。連載第5回は、その元警察官の娘のケースだ。警察のズサンな事故処理を実名告白し、訴えた12年。内部にいるからこそ見えた交通捜査の実態とは──。





「恥知らず!」「癒着だ!」

 先月の3月26日、東京高裁818号法廷の傍聴席から、怒号が相次いで響いた。その声を背に、3人の裁判官が退席していく。

「本件控訴を棄却する。訴訟費用は控訴人の負担とする」

 判……
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