被害者は全員女性。死因は外傷性ショック死。いずれも時間をかけて身体の一部を鋭利な刃物で抉られており、 検死の結果から20時間前後をかけて生きながら殺されたことが判明する。 7月21日。 31番目の被害者を発見。事態を重く見た警視庁はこの事件を特定犯罪第568号に認定、 オカルトとの関連性を求めてオカルト界の有力者をオブザーバーとして調査を開始する。
そして、7月23日。 32番目の事件現場から、物語が始まる。