コイは、魚のなかでも最も利尿効果があり、むくみに効きます。ぶつ切りのコイを弱火で煮こみ、みそで味つけするコイこくが代表的な食べ方ですが、塩分の制限も大切なので、みその量をひかえ、うす味にするのがポイントです。コイのかわりにフナでも代用できます。 アサリやタニシは、砂や泥を吐かせ、スープや潮汁にして飲みます。 えんどう豆や黒豆などは、うす味の煮豆にして食べます。むくみがひどいときには、煎じて飲む方法もあります。 アケビは乾燥した茎10〜15g、オオバコは乾燥した全草5〜10g、キササゲは乾燥した果実10gを、それぞれ水で煎じて飲みます。 タンポポは、煎じても、食べても効果があります。乾燥した葉か根を10g、生の葉なら30gを600mlの水で半量まで煎じたものを1日に3回、空腹のときに飲みます。むくみの出やすい人は、タンポポの葉のサラダやおひたし、あえものをふだんから食べるとよいでしょう。
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