シャッターチャンス19
ストロボなんていらない

19week_jpg 僕はストロボがキライだ。特に女性を生活感のある場所で撮るときは、キライだ。もちろんスタジオ撮影の時は大スキ。しかしこれはあとで言うことにする。
生活感のある場所で集中している女の子に、正面からストロボピカッはやっぱりないと思う。もちろん正面からではなく、カサバンや、カサトレの様にうんと光を柔らかくしてもだ。やはり、生活の中にない光なんだ。

僕らの生活の中には、定常光しかない。ピカピカの中で集中するってほうが無理ってもんだ。暗い室内だったら、2枚でも3枚でも鏡を使って外から光を持ってくる。スタンドがあれば当然使うし、夜だって自動車のハイビームを利用したり、懐中電灯2〜3灯(常備してます)で撮ってしまうんだ。ただこういう場合、露出は工夫する。ベルビアのようなフィルムの場合、ほとんどでた目の1.5〜2絞りは開ける。さらに増感したりするんだ。
これは、デイライトタイプは、タングステンライトに対して指示感度通りではなくなってしまうのと、僕の露出の測り方が、ハイライト測光だからだ。それに、見えてる光はやはり安心だし、特に車のライトや、懐中電灯に浮かび上がる女性はなかなか色っぽいぜ。



カサバン
アンブレラ(傘)にストロボ光をバウンス(反射)させて光をやわらかくすること。

カサトレ
アンブレラにストロボをセットし、トレーシングペーパーを張り光をディフューズ(拡散)させること。

定常光
その場にあるフツーの光。屋外なら太陽光。室内光も定常光だ。ストロボなどの瞬間光以外のことだ。

ハイビーム
ヘッドライトの強い光で女の子を照明したりするのだ。

でた目
露出計を使って出た露出値のこと。

ハイライト測光
ファインダーの中の明るい部分(ハイライト部)で露出値を測ること。平均測光よりグッと絞られた値が出るのだ。


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