君たちは、ノースショアーやラグーナビーチで、波乗りをしている女の子をよおーく見たことがあるだろうか。僕は、撮影の合間やオフの日に、彼女達を観察する。これは、単にエッチな気持ちからではなく、あの、ピカピカの素顔が好きだからなんだ。
街でもそうだ。素足にスニーカー、ノーメイクの女の子につい目がいってしまう。
やっぱり素顔は魅力的なんだ。ギッチリ、メイクした顔など、2分間も見ていたら飽きてしまう。でもピカピカの素顔は、20分でも見ていられそうな気がする。これは顔の造作の問題ではない。だから撮影のときも、基本的にはノーメイクで撮る。
人間の感情というのは、だまっていても表情に出るものだ。気分のいいときは、明るくビビッドに、わるい時は、暗く沈むし、このくらいハッキリした感情だったら問題はない。しかし、僕が撮りたいのは、この間で揺れ動く微妙な感情の波なんだ。
それには、ギッチリ・メイクが邪魔になる。ピカピカの素顔に見え隠れする細かな感情をも、キッチリ塗り込めてしまう。だから、君たちも、まず、ノーメイクでねらうといい。美しくメイクした女性より、メイクしない女性のほうが、数段気持ちの良い写真がとれるはずだ。
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