シャッターチャンス9
ピントはほんとに見たいところへ

9week_jpg 学校や街でステキな女性と出会ったとき、君は彼女のどこを見るだろう。目か口か、それともバストかも知れない。もちろん、全体が視野に入ってはいるが、君の目には、その視野の一部しか、クリアーに見えてはいないだろう。

人間の眼球だって、原理的にはカメラと同じだ。違いは、カメラのヘリコイドよりもっと精密で素早い筋肉があることくらいだ。その筋肉が自然にピント合わせをしてしまう。だからピントが合っているかどうかは、頭の中でハッキリしないが、見たい所は印象として頭に残る。この残ったところがピントの位置だ。実はこれがピント合わせのコツなんだ。人体を撮る場合で言えば大部分の場合、目にピントを合わせる、ということになってしまうがそんなことはこの際無視だ。とにかく見たいところにピントを合わせる。キレイなバストでも、唇でもかまわない。ピント合わせにセオリーなんていらない。

四角のフレームを四隅まで全部、カッと目を見開いてみる、そして本当に見たいところ、感じた所にピントを持ってくればいい。それがもっともクリアーに見えたとき、シャッターを押せばいい。それが、君だけの正直な心のピントだ。



ヘリコイド
精密なネジのこと。一眼レフのレンズはヘリコイド式の繰り出し機構だ。これでレンズを繰り出してピントを合わせる。ヘリコイドはネジ山の断面がギヤのような形をしていて送りがスムーズで戻すときには遊びがない。精密な機構になっているだ。

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TWO - Tatsuo Watanabe's Online Photography - 〜素肌のメッセージ〜
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