今週の必読・必見
日本を読み解く定番論争
日本の論点PLUS
日本の論点PLUSとは?本サイトの読み方
議論に勝つ常識一覧
執筆者検索 重要語検索 フリーワード検索 検索の使い方へ
HOME 政治 外交・安全保障 経済・景気 行政・地方自治 科学・環境 医療・福祉 法律・人権 教育 社会・スポーツ
科学・環境
2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2006年版 全5論点 5論文

論 点 日本のエネルギーの未来とは 2006年版

私の主張
エネルギー価格高騰は今後も続く。長期の国益を見据えた資源戦略を
内藤正久(日本エネルギー経済研究所理事長)

議論に勝つ常識
[エネルギー問題についての基礎知識]
[基礎知識]激化する資源外交に日本は勝てるか?


論 点 リサイクルは機能しているか 2006年版

私の主張
利害の衝突は容器包装リサイクル法がやっと実力を発揮し始めた証拠
安井 至(国際連合大学副学長)

議論に勝つ常識
[容器リサイクルについての基礎知識]
[基礎知識]容器リサイクルをうまく機能させる決め手とは?


論 点 原発の地震対策は大丈夫か 2006年版

私の主張
警戒!! 東海大地震――予想震源域の中心に建つ浜岡原発は即刻停止せよ
茂木清夫(東京大学名誉教授、地震予知連絡会前会長)

議論に勝つ常識
[原発震災についての基礎知識]
[基礎知識]全国で相次ぐ大地震――危機管理は万全か?


論 点 環境税は必要か 2006年版

私の主張
環境税を社会保障財源に回せば環境負荷と保険料負担を同時に抑えられる
広井良典(千葉大学教授)

議論に勝つ常識
[環境税についての基礎知識]
[基礎知識]環境税導入でCO2排出量は削減できるのか?


論 点 富士山は世界遺産になれるか 2006年版

私の主張
富士山をごみのない山にする――世界遺産登録をめざす前にすべきこと
野口 健(アルピニスト)

議論に勝つ常識
[世界遺産についての基礎知識]
[基礎知識]世界遺産に登録されると何がどう変わるのか?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2005年版 全9論点 13論文

論 点 デジタル時代の著作権保護は 2005年版

私の主張
知的財産立国を成功させる戦略のカギは情報モラルの向上である
眞柄泰利(マイクロソフト執行役常務)

議論に勝つ常識
[著作権保護についての基礎知識]
続発する違法コピーを防ぐことはできるか?


論 点 発明の対価は安すぎるか 2005年版

私の主張
チームワークから独自技術は生まれない――個人に報いるのは当然である
中野不二男(ノンフィクション作家)
発明はチームプレーの成果――個人への高額報酬は日本になじまない
森永卓郎(UFJ総合研究所経済・社会政策部部長兼主席研究員)

議論に勝つ常識
[発明の対価についての基礎知識]
職務発明をめぐる訴訟がなぜ頻発しているのか?


論 点 日本の技術は大丈夫か 2005年版

私の主張
失敗の原因を究明する方法に欠陥あり――技術者の集団主義を排す
畑村洋太郎(東京大学名誉教授、工学院大学国際基礎工学科教授)

議論に勝つ常識
[日本の宇宙開発についての基礎知識]
日本のロケットはなぜ落ちるのか?


論 点 食料自給率は上げられるか 2005年版

私の主張
拝啓 農水省殿。産直ブランド米はなんでこんなに高いんですか
村野まさよし(コラムニスト)

議論に勝つ常識
[食料自給率についての基礎知識]
農政の転換で食料自給率は向上するか?


論 点 核燃料サイクルをどうするか 2005年版

私の主張
核燃料サイクルは不可欠な電力資源――妨害こそコストの浪費である
上坂冬子(作家)
核燃料再処理は電力会社の自己責任で判断すべき。国は事業から撤退せよ
八田達夫(国際基督教大学国際関係学科教授)

議論に勝つ常識
[核燃料サイクルについての基礎知識]
原発が排出し続ける使用済み核燃料をどうするか?


論 点 新エネルギーを推進すべきか 2005年版

私の主張
経済と環境を救う自然エネルギーを政策の本流に位置づけよ
飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
補助金で代替エネルギーを開発しても、それは資源の二重の浪費
槌田 敦(名城大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
[新エネルギーについての基礎知識]
新エネルギーの実用化はどこまで進んでいるか?


論 点 リサイクルはどこまで可能か 2005年版

私の主張
わが町のごみ分別は三四種類。やればできる究極のごみゼロ社会
笠松和市(徳島県勝浦郡上勝町長)

議論に勝つ常識
[資源リサイクルについての基礎知識]
資源リサイクルは産業として機能するか?


論 点 新種の感染症の発生原因とは 2005年版

私の主張
バイオテロ、ブタの臓器移植…。文明の発達が新感染症を蔓延させる
山内一也(東京大学名誉教授)

議論に勝つ常識
[新型感染症についての基礎知識]
なぜ新たな感染症が次々と発生するのか?


論 点 ヒト胚利用は許されるか 2005年版

私の主張
「ヒト胚の尊厳」を理由に難病治療の可能性の芽をつぶすべきではない
垣添忠生(国立がんセンター総長)
ヒト胚利用の恩恵が、いかに多大でも、「倫理」をしのぐことにはならない
鷲田清一(大阪大学大学院文学研究科教授)

議論に勝つ常識
[ヒトクローン胚についての基礎知識]
ヒトクローン胚を使えば何が可能になるのか?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2004年版 全11論点 13論文

論 点 地方経済をどう救うか 2004年版

私の主張
「緑の雇用」が森林保全・雇用創出・地域活性化の一石三鳥を可能にする
木村良樹(和歌山県知事)

議論に勝つ常識
[地方経済と雇用についての基礎知識]
地方の景気を回復させる秘策はあるのか?


論 点 都市をどう再生させるか 2004年版

私の主張
先人の公的精神を受け継ぐ――それが同潤会アパート建替えの主旨である
安藤忠雄(建築家)

議論に勝つ常識
[都市開発についての基礎知識]
都市開発と景観保護は両立するのか?


論 点 ユビキタスは理想の社会か 2004年版

私の主張
日本発ユビキタスの目標は、監視社会ではなく究極の便利社会である
坂村 健(東京大学教授、ユビキタスネットワーキング研究所所長)

議論に勝つ常識
[ユビキタスについての基礎知識]
社会のユビキタス化はどこまで進んでいるか?


論 点 エネルギー政策をどうするか 2004年版

私の主張
短期で「親中東」、長期には「脱中東」――多角的エネルギー政策の構築を
畑中美樹(国際開発センターエネルギー・環境室長)

議論に勝つ常識
[エネルギー政策についての基礎知識]
日本は石油依存=中東依存から脱すべきか?


論 点 地球温暖化論は正しいか 2004年版

私の主張
二酸化炭素削減は本当に役立つか――「温暖化の常識」のウソを徹底検証
伊藤公紀(横浜国立大学大学院環境情報研究科教授)

議論に勝つ常識
[地球温暖化についての基礎知識]
京都議定書の発効で温暖化が防止できるか?


論 点 産廃処理に決定打はあるか 2004年版

私の主張
処理能力を超える産廃排出が元凶。最終処分が前提のフレームを転換せよ
石渡正佳(千葉県庁不法投棄管理チームリーダー)

議論に勝つ常識
[産廃不法投棄についての基礎知識]
産廃不法投棄――行政の裏をかく手口とは?


論 点 地震防災対策をどうするか 2004年版

私の主張
富士山噴火、原発事故――東海地震の対応を誤れば「死都日本」は現実となる
石黒 耀(作家、医師)

議論に勝つ常識
[東海大地震についての基礎知識]
東海大地震と富士山噴火は同時に起こるか?


論 点 小児脳死移植を認めるべきか 2004年版

私の主張
親として小児科医としていまも迷い悩む、一八年前のわが子の臓器提供
杉本健郎(関西医科大学男山病院小児科部長)

議論に勝つ常識
[小児脳死移植についての基礎知識]
子どもからの脳死臓器提供はなぜ許されないのか?


論 点 代理母は許されるか 2004年版

私の主張
リスクを承知で不妊夫婦を幸福にしているのに、なぜ法律で禁止するのか
鷲見侑紀(卵子提供・代理母出産情報センター代表)
代理母禁止が「隠れ出産」を招く恐れあり。第一に考えるべきは子の福祉
加藤尚武(鳥取環境大学学長)

議論に勝つ常識
[代理母についての基礎知識]
代理母は法律で禁止すべきか?


論 点 遺伝子情報をどう扱うべきか 2004年版

私の主張
生命科学時代の思想を構築せずに遺伝情報を扱うことの危険
米本昌平(科学技術文明研究所所長)

議論に勝つ常識
[遺伝子解析について知るための基礎知識]
ヒトゲノムの解析は人類に何をもたらすのか?


論 点 男女差をどう考えればよいか 2004年版

私の主張
男は論理的、女は直感的。この性差が相互補完してこそ社会は正常に保てる
岩月謙司(香川大学教育学部教授)
性差は進化の過程で生まれた。固定観念を現代にあてはめてはならない
長谷川眞理子(早稲田大学政治経済学部教授)

議論に勝つ常識
[性差についての基礎知識]
男女の違いは生まれつきか、後天的か?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2003年版 全10論点 16論文

論 点 知的財産権をどう扱うか 2003年版

私の主張
「知財の独占」を懸念する前に「知財立国・日本」の構想を忘れてはならない
荒井寿光(日本貿易保険理事長)
科学研究の成果は全人類の財産――行き過ぎた保護は見直すべき
伊藤正男(理化学研究所脳科学総合研究センター所長)

議論に勝つ常識
知的財産権についての基礎知識
[基礎知識]知的財産権はどこまで保護されるべきなのか?


論 点 汚水処理に決め手はあるか 2003年版

私の主張
ホタルの里を甦らせた浄化槽。下水道整備は一律ではなく「棲み分け」を
三浦大助(長野県佐久市長)

議論に勝つ常識
下水道整備についての基礎知識
[基礎知識]巨額公共事業=下水道整備をめぐる問題とは何か?


論 点 脳死移植はどうしても必要か 2003年版

私の主張
小児移植を認め、提供を増やさなければ患者は “死亡待機”を強いられる
北村惣一郎(国立循環器病センター総長)
それでも脳死移植はやめるしかない――臓器提供が増えない本当の理由
小松美彦(東京水産大学教授)

議論に勝つ常識
脳死臓器移植についての基礎知識
[基礎知識]脳死者の臓器提供をめぐる問題に何があるか?


論 点 生命技術の進歩の意味とは 2003年版

私の主張
法律や指針をつくって事足れりとしたとき「生命倫理」は無力となる
鷲田清一(大阪大学文学部教授)
遺伝子差別を過剰に恐れて拙速な対策を打てば国家百年の計を誤る
中村祐輔(東京大学医科学研究所教授、同附属ヒトゲノム解析センター長)

議論に勝つ常識
生命技術と倫理についての基礎知識
[基礎知識]生命技術の発達はどんな倫理とルールをつくるか?


論 点 原発をこれからどうするか 2003年版

私の主張
狂信的なプルサーマル必要論――東電事件をエネ政策の転換点にせよ
飯田哲也(日本総合研究所主任研究員)
いまプルサーマルをやめれば将来のエネルギー安定確保は困難になる
藤家洋一(東京工業大学名誉教授)

議論に勝つ常識
プルサーマル計画についての基礎知識
[基礎知識]頓挫した核燃料サイクル計画――今後の行方は?


論 点 CO排出量は削減できるか 2003年版

私の主張
企業努力で議定書の達成は困難。排出権取引の活用と新制度の樹立を
山口光恒(慶応義塾大学経済学部教授)
わが社は排出権取引に頼らない――温暖化対策は企業の技術革新の好機
谷 達雄(株式会社リコー社会環境本部部長)

議論に勝つ常識
京都議定書と排出権取引についての基礎知識
[基礎知識]CO削減のための排出権取引とはどんな方法か?


論 点 産廃不法投棄をどう減らすか 2003年版

私の主張
産業界と自治体に警告する――岩手県は不法産廃の「捨て得」を許さない
増田寛也(岩手県知事)

議論に勝つ常識
産廃の不法投棄についての基礎知識
[基礎知識]産廃不法投棄が増えた原因とその対策とは?


論 点 日本の森林をどう守るか 2003年版

私の主張
過剰な保護が森をダメにした――産業として自立させれば林業は甦る
田中淳夫(森林ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
森林保全と林業についての基礎知識
[基礎知識]日本の森林と林業はどんな現状にあるのか?


論 点 外国産昆虫輸入の何が問題か 2003年版

私の主張
「昆虫輸入で生態系の危機」とは――これだけ自然を破壊して何を今さら
奥本大三郎(埼玉大学教養学部教授、日本昆虫協会会長)
外国産昆虫の大量輸入は日本のカブトやクワガタの世界に大異変を起こす
荒谷邦雄(九州大学大学院比較社会文化研究院助教授)

議論に勝つ常識
外来種と生態系についての基礎知識
[基礎知識]どんな外来種が日本で野生化しているのか?


論 点 食の安全をどう守るか 2003年版

私の主張
これだけ飽食しておいて食の信頼が裏切られたと叫ぶのは責任転嫁である
山下惣一(作家)

議論に勝つ常識
食の安全についての基礎知識
[基礎知識]食品の不当表示を見分けるポイントとは?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2002年版 全16論点 19論文

論 点 IT革命とは何だったのか 2002年版

私の主張
九〇年代型IT革命の終焉――戦時経済を下支えするITの時代が来た
梅田望夫(ミューズアソシエイツ社長)

議論に勝つ常識
IT革命についての基礎知識
不況、テロ……IT革命を襲った逆風の実態とは?


論 点 NTTは再分割すべきか 2002年版

私の主張
IT時代の通信インフラ整備を目指すならNTTの構造分離が不可避
醍醐 聰(東京大学経済学部教授)
NTTのライバルは国内ではなく外国企業。弱体化は国益に反する
井手秀樹(慶応義塾大学商学部教授)

議論に勝つ常識
NTT再分離についての基礎知識
通信事業の活性化はどう進められてきたのか?


論 点 パソコンリサイクルの陥穽は 2002年版

私の主張
中古パソコンの恐るべき中身――情報危機管理の甘さが企業を危うくする
山根一眞(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
中古パソコンのデータ流出についての基礎知識
入力したパソコンのデータがなぜ消去できないか?


論 点 地域社会はよみがえるか 2002年版

私の主張
共同体の再構築=「公」の精神の確立こそが日本再生への唯一の道である
安藤忠雄(建築家)

議論に勝つ常識
共同体の再構築についての基礎知識
共同体はいつから崩壊に向かっていったのか?


論 点 代理出産を認めるべきか 2002年版

私の主張
代理出産の禁止は子供がほしくても産めない人の基本的人権を奪う
根津八紘(諏訪マタニティークリニック院長)
法で子の権利を守れない現段階では、代理出産を実施するべきではない
加藤尚武(鳥取環境大学学長)

議論に勝つ常識
生殖医療についての基礎知識
いま不妊治療はどこまで許されているのか?


論 点 クローン人間は禁止すべきか 2002年版

私の主張
人間生命の誕生を選択・操作・改良するのは、「人の尊厳」の否定である
木村利人(早稲田大学人間科学部教授)

議論に勝つ常識
クローン人間についての基礎知識
クローン技術はどの段階まで来ているのか?


論 点 生命科学産業に問題はないか 2002年版

私の主張
知的所有権による「囲い込み」が研究意欲を削ぎ、生命科学の進歩を妨げる
伊藤正男(理化学研究所脳科学総合研究センター所長)

議論に勝つ常識
ゲノムスパイ事件についての基礎知識
日本人科学者が経済スパイ法で起訴された背景は?


論 点 リサイクルは環境に有効か 2002年版

私の主張
「循環型社会」のウソ――環境と経済の矛盾を超えるアイデアを教えよう
武田邦彦(芝浦工業大学教授)

議論に勝つ常識
リサイクルについての基礎知識
リサイクルは本当にごみを減らしているか?


論 点 地球温暖化対策への取組みは 2002年版

私の主張
「とにかく批准を」では地球環境は守れない――運用則で現実論を尽くせ
杉山大志(電力中央研究所主任研究員)

議論に勝つ常識
地球温暖化防止についての基礎知識
地球温暖化防止への各国の取組み方の違いとは?


論 点 原子力開発を推進すべきか 2002年版

私の主張
原子力の時代は終わる。自然エネと電力自由化でエネ政策の近代化を図れ
飯田哲也(日本総合研究所主任研究員)
自然エネルギー利用は非現実的――次世代原発の開発が世界の趨勢
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所助手)

議論に勝つ常識
電力自由化と原発政策についての基礎知識
電力自由化時代――原発開発は必要か否か?


論 点 人間と自然の共存の方法とは 2002年版

私の主張
自然の循環を維持する二次自然と共存する技術こそ、地球環境保全の鍵
星野芳郎(技術評論家)

議論に勝つ常識
環境保全についての基礎知識
保護から保全へ――自然と共存する価値観とは?


論 点 狂牛病蔓延は防げるか 2002年版

私の主張
予測できた狂牛病発生――英国に学ばず、危機管理を怠った罪は重い
山内一也(日本生物科学研究所主任研究員・理事)

議論に勝つ常識
狂牛病についての基礎知識
狂牛病禍はどこまで拡大するのか?


論 点 反捕鯨は正しいのか 2002年版

私の主張
増えた鯨が魚資源を食い荒らす――世界の潮流は捕鯨解禁を認めつつある
森下丈二(水産庁資源管理部遠洋課課長補佐)

議論に勝つ常識
捕鯨問題についての基礎知識
再開可能か――捕鯨論争の現在の潮流とは?


論 点 日本農業の再生は可能か 2002年版

私の主張
日本農業は環境の守り手として再編成できる――有機農業への転換を図れ
原 剛(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)

議論に勝つ常識
環境保全型農業についての基礎知識
生産者は有機農法への転換をどう考えているのか?


論 点 ブラックバスは追放すべきか 2002年版

私の主張
在来魚とバスの棲み分けゾーンをつくるなど不可能。絶対駆除しかない
秋月岩魚(写真家)

議論に勝つ常識
ブラックバス駆除問題についての基礎知識
ブラックバス駆除をめぐる論争はいつまで続くか?


論 点 旧石器捏造事件の教訓とは 2002年版

私の主張
捏造(ねつぞう)遺跡の検証は免罪符――「石器型式学」なき旧石器研究が全ての元凶
馬場悠男(国立科学博物館人類研究部長)

議論に勝つ常識
旧石器捏造事件についての基礎知識
旧石器捏造事件はなぜ起こったか?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2001年版 全16論点 18論文

論 点 IT革命は日本を変えるか 2001年版

私の主張
IT革命に出遅れた日本がとるべき戦略は、日本独自の文化の創造だ
月尾嘉男(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)

議論に勝つ常識
IT革命の現実と将来の展望を考えるための基礎知識


論 点 eコマースは軌道に乗るか 2001年版

私の主張
障壁をクリアすれば、eコマースは確実に日本経済の牽引車になる
三木谷浩史(楽天株式会社代表取締役)
eコマースは物流が必要なビジネスでは、明らかに苦戦を強いられる
牧野 昇(三菱総合研究所相談役)

議論に勝つ常識
eコマースの現状と将来性を検討するための基礎知識


論 点 ビジネスモデル特許の行方は 2001年版

私の主張
ビジネスモデル特許の行き過ぎがかえって公共の利益を阻害する
坂村 健(東京大学教授)

議論に勝つ常識
日米ビジネスモデル特許問題を理解するための基礎知識


論 点 日本のIT革命を阻むものは 2001年版

私の主張
通信市場の自由化が実現できれば日本はIT革命競争に勝てる
千本倖生(ADSL事業会社イー・アクセス株式会社代表取締役)

議論に勝つ常識
NTT接続料と通信インフラを考えるための基礎知識


論 点 ネット社会の危機管理は 2001年版

私の主張
ネットの敵は社内にも社外にもいる――危機管理なきIT化の危うさ
渡部敏弘(トレンドマイクロ取締役)

議論に勝つ常識
ネットの不正アクセスに対抗するための基礎知識


論 点 テクハラとどう戦うべきか 2001年版

私の主張
IT革命は若者たちの土一揆。中高年は「わかんねえよ」でよろしい
小田嶋隆(テクニカルライター、コラムニスト)

議論に勝つ常識
“電脳音痴”中高年の生きる道を探るための基礎知識


論 点 環境税を導入すべきか 2001年版

私の主張
「炭素税は経済成長を阻む」のウソ。逆に産業を活性させ、温暖化を防ぐ
佐和隆光(京都大学経済研究所所長、国立情報学研究所副所長)

議論に勝つ常識
環境税の導入とその経済効果を考えるための基礎知識


論 点 遺伝子診断技術は福音か 2001年版

私の主張
遺伝子診断による予防医学には遺伝カウンセリング体制構築が必須
福嶋義光(信州大学医学部附属病院遺伝子診療部部長)

議論に勝つ常識
遺伝子診断の何が問題なのかを知るための基礎知識


論 点 再生医学をどう考えるか 2001年版

私の主張
再生医学の発展は臓器移植のドナー不足をいっきに解決する
上田 実(名古屋大学医学部教授)
生命工学を考えるとき、自分の価値観はローカルなものと意識せよ
保坂和志(作家)

議論に勝つ常識
再生医療の可能性と問題点を理解するための基礎知識


論 点 東海村原発事故の影響は 2001年版

私の主張
科技庁と県に、安全神話と金で騙された東海村のいま
大泉実成(ノンフィクションライター)

議論に勝つ常識
臨界事故以後の原子力政策を考えるための基礎知識


論 点 産廃処理は誰がどうすべきか 2001年版

私の主張
豊島産廃訴訟とは大都市のつけを押しつけられた過疎地の反乱である
中坊公平(弁護士)

議論に勝つ常識
豊島調停の経緯と産廃の現状を知るための基礎知識


論 点 リサイクルは機能しているか 2001年版

私の主張
リサイクルは逆に資源を浪費し、環境を破壊する――焼却処理へ転換を
武田邦彦(芝浦工業大学教授)

議論に勝つ常識
リサイクルと循環型社会の陥穽を考えるための基礎知識


論 点 IT革命の衝撃 2001年版

私の主張
社会制度の再構築――人類にとって不可避の、創造のための破壊が始まった
榊原英資(慶応義塾大学教授、元大蔵省財務官)

論 点 生命科学の世紀 2001年版

私の主張
生命科学を経済優先社会に閉じこめず、生物の豊かな地平の開拓に活用するときが来た
中村桂子(JT生命誌研究館副館長)

論 点 ネット共生社会の出現 2001年版

私の主張
いま、私たちは無限の可能性を秘めた新しい世界の入り口に立っている
松山太河(ビットバレー・アソシエーション)

2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2000年版 全15論点 20論文

論 点 生命倫理が変わる 2000年版

私の主張
生命の品質管理が進めば進むほど、人は生きる喜びを見失っていく
森岡正博(大阪府立大学教授)

論 点 ロボットが科学を変える 2000年版

私の主張
ロボットが人間のチャンピオンに挑戦し、勝利するとき、科学技術は人の夢を叶える
北野宏明(ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー)

論 点 食料自給率を高めるべきか 2000年版

私の主張
食料自給率向上策は資源の浪費につながり、日本農業を滅ぼす
本間正義(成蹊大学教授)
失われた地域自給の再構築こそ食料の国内自給への第一歩となる
山下惣一(農民連合九州共同代表、作家)

議論に勝つ常識
食料自給率の低下と今後の政策を考えるための基礎知識


論 点 遺伝子組み換え食品論争とは 2000年版

私の主張
確たる農業観もなしに遺伝子組み換え食品の規制を叫ぶことの危険
米本昌平(三菱化学生命科学研究所社会生命科学研究室室長)

議論に勝つ常識
遺伝子組み換え食品の安全性を考えるための基礎知識


論 点 生命操作をどう考えるか 2000年版

私の主張
「生きるに値する命」を選んだ人の自己決定権は尊重されるべきである
星野一正(京都大学名誉教授、京都女子大学教授、宗教文化研究所国際バイオエシックス研究センターディレクター)

議論に勝つ常識
生殖コントロールの現状と是非を考えるための基礎知識


論 点 ダイオキシンは猛毒か 2000年版

私の主張
一〇年遅れている日本のダイオキシン対策――国民の意識向上が急務
長山淳哉(九州大学医療短期大学助教授)
恐怖を煽るダイオキシン報道が、環境問題の解決をむしろ遠ざける
日垣 隆(ジャーナリスト、作家)

議論に勝つ常識
ダイオキシン論争と有害度を確認するための基礎知識


論 点 原発政策はどうあるべきか 2000年版

私の主張
半恒久的エネルギーの現実的可能性としての核分裂原子力の重み
金川 昭(名古屋大学名誉教授、原子力安全委員会委員)
プルサーマルの強行は日本列島破滅の一里塚である
広瀬 隆(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
原子力発電の安全性と将来を考えるための基礎知識


論 点 産廃施設の建設反対はエゴか 2000年版

私の主張
まず処分場を金ずくで農村に押しつける構造を白日の下にさらすべし
清水修二(福島大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
産廃を巡る都市・地方の責任分担を考えるための基礎知識


論 点 どうすれば水質を守れるか 2000年版

私の主張
豊かな森がつくる豊饒の海――なぜ漁師が山に木を植えるのか
畠山重篤(牡蠣養殖業)

議論に勝つ常識
林業の現況と森林保全対策の実態を知るための基礎知識


論 点 トキの誕生は何を意味するか 2000年版

私の主張
大々的に報道された優優の誕生だが、野生復帰の道は険しい
小林照幸(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
絶滅動物の現状と保護のあり方を考えるための基礎知識


論 点 2000年問題の本質とは 2000年版

私の主張
専門家として断言しておく――2000年問題などたんなるこけ脅しだ
小田嶋隆(テクニカルライター、コラムニスト)

議論に勝つ常識
2000年問題の原因と対応を考えるための基礎知識


論 点 無料OS登場の意味とは 2000年版

私の主張
無料OS=Linuxの出現は「ナード」とビジネス界の関係を一変させる
梅田望夫(ミューズアソシエイツ社長)

議論に勝つ常識
OSをめぐる激しい競争の実情を知るための基礎知識


論 点 デジタル放送は視聴者本位か 2000年版

私の主張
デメリットを視聴者に隠して、誰のための放送デジタル化か
服部孝章(立教大学社会学部教授)

議論に勝つ常識
テレビ放送デジタル化の問題点を考えるための基礎知識


論 点 サマータイムを導入すべきか 2000年版

私の主張
省エネへの決意を示すサマータイム導入は先進国の責務である
中上英俊(住環境計画研究所所長、鹿児島大学客員教授)
官僚の面子をたてるためのサマータイム導入論など何度でも粉砕してやる
清水信次(ライフストア・ライフコーポレーション社長兼会長)

議論に勝つ常識
サマータイムの効用と問題点を考えるための基礎知識


論 点 BGMは騒音か 2000年版

私の主張
BGMの効果は実証済み――音楽を取り入れれば日常はもっと豊かになる
岩宮眞一郎(九州芸術工科大学芸術工学部教授)
聴きたくない人にまで「よい音」を強制するのは多数決の暴力でしかない
中島義道(電気通信大学教授)

議論に勝つ常識
BGMの歴史とその功罪を考えるための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1999年版 全5論点 6論文

論 点 温暖化対策に決め手はあるか 1999年版

私の主張
CO2排出量の削減は、低燃費車等を普及させる税制改正で達成できる
佐和隆光(京都大学経済研究所教授・所長)

議論に勝つ常識
CO2削減率決定――温暖化防止策の内容と課題を知るための基礎知識


論 点 家電リサイクル法の是非は 1999年版

私の主張
メーカーが責任、使用者が費用をもつ家電リサイクル法は公平な法である
永田勝也(早稲田大学理工学部教授・廃家電総合リサイクルプラント運営委員長)
家電リサイクル法はメーカーの責任を消費者に転嫁した悪法である
村田正人(弁護士・日本弁護士連合会廃棄物問題部会長)

議論に勝つ常識
家電リサイクル法と資源再利用の今後を考えるための基礎知識


論 点 産廃問題は解決できるか 1999年版

私の主張
施設処理・施設主義からの脱却――産廃問題解決のための四つの処方箋
田口正己(立正大学社会福祉学部教授)

議論に勝つ常識
産業廃棄物の減量化とダイオキシン汚染の実状を知るための基礎知識


論 点 環境ホルモンは本当に危険か 1999年版

私の主張
環境ホルモン悪玉説はまだ仮説だが、化学物質の放出は極力減らすべき
井口泰泉(横浜市立大学理学部教授)

議論に勝つ常識
環境ホルモンの影響と化学物質汚染の実態を知るための基礎知識


論 点 日本の宇宙開発の未来は有望か 1999年版

私の主張
宇宙開発は公共投資に価する新産業――輸出を視野に開発を促進すべき
中野不二男(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
宇宙開発の現在と未来を考えるための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1998年版 全11論点 16論文

論 点 諫早湾堤防は開放すべきか 1998年版

私の主張
諫早湾堤防閉鎖は干潟の生物を絶滅させるばかりか防災にも役立たない
山下弘文(日本湿地ネットワーク代表)
諫早湾堤防開放は防災に対する地元事情無視の空論である
橋村松太郎(長崎県森山町町長)

議論に勝つ常識
諫早湾干拓論争を検証し、人間と自然の共生を探るための基礎知識


論 点 新食糧法は「コメ」を解決したか 1998年版

私の主張
東和町の「自主減反」提言は新食糧法施行後も続く強制減反への抵抗である
小原秀夫(岩手県東和町町長)

議論に勝つ常識
減反策は正しいか――日本の農業と食糧自給を考えるための基礎知識


論 点 林業は再生できるか 1998年版

私の主張
国有林の再生には森林行政の地方分権と森林活性化特別事業の実施がカギ
熊崎 実(筑波大学農林学系教授)

議論に勝つ常識
荒廃する森林の再生と国有林野事業の再建を考えるための基礎知識


論 点 未来の国土をどう築くべきか 1998年版

私の主張
いまこそ生活文化の基盤「庭園の島――日本」の夢を実現すべきである
川勝平太(早稲田大学政治経済学部教授)

議論に勝つ常識
新しい日本の国土のあり方を構想するための基礎知識


論 点 原発政策をいかに見直すか 1998年版

私の主張
実現不可能な核燃料サイクル開発を即刻停止し、他の方策を探すべき理由
辻 良夫(元近畿大学理工学部教授)
動燃事故とエネルギーの将来を比較する議論の大いなる危険
西澤潤一(前東北大学総長)

議論に勝つ常識
事故から高速増殖炉見直しに至る経緯と今後を考えるための基礎知識


論 点 産廃処理に決め手はあるか 1998年版

私の主張
企業が最終責任を負わない限り産廃問題は永遠に解決しない
津川 敬(環境問題フリーライター)

議論に勝つ常識
産業廃棄物問題の危機的状況を把握し、対策を探るための基礎知識


論 点 有料化でごみは減るか 1998年版

私の主張
ごみ収集の有料制は確実にリサイクル社会を定着させつつある
寄本勝美(早稲田大学政治経済学部教授)

議論に勝つ常識
ごみの有料制とリサイクルの関係を知るための基礎知識


論 点 携帯電話の電磁波は危険か 1998年版

私の主張
増える悪影響を示す研究――日本人は携帯電話の電磁波に無防備すぎる
荻野晃也(京都大学工学部原子核工学科助手)
携帯電話の人体有害説の根拠は不十分――冷静に研究の進展を見守るべき
多氣昌生(東京都立大学大学院工学研究科助教授)

議論に勝つ常識
電磁波有害説の背景と携帯電話の安全性を検証するための基礎知識


論 点 クローン技術の許容範囲は 1998年版

私の主張
人間クローンの危険――家族や親子の概念は変質し、自己の存在意義を失う
鷲田清一(大阪大学文学部教授)
たとえクローン人間が作られても法と倫理基準に照らして不正ではない
加藤尚武(京都大学文学部教授)

議論に勝つ常識
クローン人間出現の可能性とその問題点を知るための基礎知識


論 点 二一世紀のリーディング産業は 1998年版

私の主張
光通信網の普及率が二割になれば一気にマルチメディア社会に突入する
福嶋康博(エニックス社長)

議論に勝つ常識
マルチメディアの現状と未来を展望するための基礎知識


論 点 インターネットは社会を変えるか 1998年版

私の主張
インターネットは経済活動の国境をなくし、規制緩和を不可避にする
野口悠紀雄(東京大学先端科学技術研究センター教授)
インターネットは人間の個性的な思考力を凍結させ、かつ孤立させる
吉田 司(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
インターネットの現状を概観し、今後の展開を知るための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1997年版 全5論点 5論文

論 点 インターネットは万能か 1997年版

私の主張
巨大メディアの危険な未来を無視してインターネットに夢を託すなかれ
西垣 通(東京大学社会科学研究所教授)

議論に勝つ常識
インターネットの可能性と問題点を探るための基礎知識


論 点 サイバー・ポルノ規制は可能か 1997年版

私の主張
インターネットのわいせつは処罰になじまず――各ユーザーで対処すべし
園田 寿(関西大学法学部教授)

議論に勝つ常識
サイバー・ポルノの法的規制は可能か否かを考えるための基礎知識


論 点 活字本はなくなるか 1997年版

私の主張
活字中毒者諸君! 電子本は本の敵じゃない
津野海太郎(晶文社取締役)

議論に勝つ常識
本の電子化の現状と将来を考えるための基礎知識


論 点 原発開発は進めるべきか 1997年版

私の主張
“もんじゅ”事故で北陸が廃虚と化した可能性あり。即刻廃炉を決断すべし
広瀬 隆(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
もんじゅ事故の意味と原発の今後を考えるための基礎知識


論 点 容器包装リサイクルは有効か 1997年版

私の主張
リサイクルに頼るよりプラスチックの生産工程で減らすことを先にせよ
村野まさよし(コラムニスト)

議論に勝つ常識
ごみ収集とリサイクルの実態を知るための基礎知識




2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版



▲上へ
Copyright Bungeishunju Ltd.