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2006年版 全11論点 14論文

論 点 知財高裁は機能するか 2006年版

私の主張
特許無効審判の欠陥――中小企業に泣き寝入りを強いて何が知財立国か
生越由美(東京理科大学知財専門職大学院教授)

議論に勝つ常識
[知的財産権についての基礎知識]
[基礎知識]「知的財産高等裁判所」とは何をするところか?


論 点 著作権保護をどう考えるか 2006年版

私の主張
時代に逆行する著作権法改正――過剰な保護は文化資産の共有をはばむ
富田倫生(ジャーナリスト、「青空文庫」よびかけ人)
著作権がクリエーターを潤さず、TV局や業界を肥らせる不合理を糺す
穂口祐介(作曲家、アムバックス代表)

議論に勝つ常識
[著作権についての基礎知識]
[基礎知識]デジタル時代、著作権の保護と利用はどう変わる?


論 点 コンテンツ産業の未来は 2006年版

私の主張
アニメやゲームで世界を席巻し続けるには自国の文化に対する愛が必要だ
杉山知之(デジタルハリウッド大学・大学院学長)

議論に勝つ常識
[コンテンツ産業についての基礎知識]
[基礎知識]「オタク大国」日本にコンテンツ立国は可能か?


論 点 弁護士は変わるか 2006年版

私の主張
弁護士が疑う、弁護士の良識――法律家人権団体にそびえる「バカの壁」
木村晋介(弁護士)

議論に勝つ常識
[法曹養成制度についての基礎知識]
[基礎知識]法律家への門戸はどのくらい広がったのか?


論 点 裁判員制度は実現できるのか 2006年版

私の主張
裁判員制度の難関は知識と経験の違う法律家と市民が行う評議にあり
森野俊彦(京都家庭裁判所判事)

議論に勝つ常識
[裁判員制度についての基礎知識]
[基礎知識]裁判員制度の導入で裁判がどう変わるのか?


論 点 死刑制度は廃止すべきか 2006年版

私の主張
遺族の心を癒さなかった死刑執行――私が死刑制度に疑問を感じる理由
原田正治(殺人事件被害者遺族)
死刑制度は存続すべき。執行停止法は、国民を騙す姑息な手段である
土本武司(白鴎大学法科大学院教授、元最高検察庁検事)

議論に勝つ常識
[死刑廃止についての基礎知識]
[基礎知識]死刑廃止をめぐる議論はどう変遷したか?


論 点 快楽殺人がなぜ多発するのか 2006年版

私の主張
日本社会のアメリカ化・ハイテク化が性的快楽のための殺人を生んだ
作田 明(精神科医、北所沢病院理事長)

議論に勝つ常識
[快楽殺人についての基礎知識]
[基礎知識]猟奇的な殺人事件に共通するものとは?


論 点 なぜ人は詐欺にあうのか 2006年版

私の主張
だまされるのが人の本質――日頃の思考訓練があなたを詐欺から守る
菊池 聡(信州大学助教授)

議論に勝つ常識
[詐欺についての基礎知識]
[基礎知識]日々進化する詐欺の手口を封じる手立てとは?


論 点 性犯罪者情報を公開すべきか 2006年版

私の主張
性犯罪者への温情は無用。犯罪者情報登録制度を整え、地域に情報提供を
諸澤英道(常磐大学理事長、日本被害者学会理事)
情報公開は人権侵害の恐れあり。性犯罪の防止は矯正と保護の連携を
藤本哲也(中央大学教授)

議論に勝つ常識
[性犯罪の再犯防止についての基礎知識]
[基礎知識]性犯罪者はなぜ繰り返し同様の犯罪をおかすのか?


論 点 犯罪被害者をどう救済するか 2006年版

私の主張
犯罪者の更生など幻想。「賠償モデル」を採用し一生かけて償わせよ
中嶋博行(弁護士、作家)

議論に勝つ常識
[犯罪被害者対策についての基礎知識]
[基礎知識]犯罪被害者基本法で被害者救済は万全か?


論 点 日本の刑務所は改善されたか 2006年版

私の主張
刑務所を福祉の代替施設にしてはならない。処遇困難者に社会復帰の道を
山本譲司(元衆議院議員)

議論に勝つ常識
[日本の刑務所についての基礎知識]
[基礎知識]増え続ける受刑者をどう処遇するか?


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2005年版 全11論点 13論文

論 点 児童虐待はなくせるか 2005年版

私の主張
児童虐待―否認の構造。悲劇はなくならないと認めることから始まる
天童荒太(作家)

議論に勝つ常識
[児童虐待についての基礎知識]
改正児童虐待防止法で子どもを救えるか?


論 点 納税者番号制を導入すべきか 2005年版

私の主張
過剰な期待は禁物だが、納税者番号は税務行政の公平・効率化に不可欠
森信茂樹(政策研究大学院大学客員教授)
納番制に合理的理由などない――真意は国民監視システムの導入である
石村耕治(白鴎大学大学院法学研究科長)

議論に勝つ常識
[納税者番号制についての基礎知識]
納税者番号制のメリットとデメリットは?


論 点 内部告発者は守られるか 2005年版

私の主張
たとえ「裏切り者」のレッテルを貼られても、私はまた告発する
水谷洋一(西宮冷蔵社長)

議論に勝つ常識
[内部告発についての基礎知識]
公益通報者保護法は内部告発をしやすくするか?


論 点 個人情報流出は防げるか 2005年版

私の主張
現行法ではヤフーBB事件の再発は防げない――個人情報窃盗罪の新設を
堀部政男(中央大学法学部教授)

議論に勝つ常識
[個人情報流出についての基礎知識]
情報の持ち出し行為にどう歯止めをかけるか?


論 点 警察の威信は回復できるか 2005年版

私の主張
「愛される警察」で職務が務まるか――コワモテでなければ市民は守れない
黒木昭雄(警察ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
[警察不信についての基礎知識]
あいつぐ捜査ミス、不祥事の根本原因は何か?


論 点 法曹大増員で何が起きるか 2005年版

私の主張
不可解な弁護士大増員――アメリカ型の濫訴社会をつくる危険あり
鈴木仁志(弁護士)

議論に勝つ常識
[法曹大増員についての基礎知識]
訴訟が増えれば社会正義は実現されるのか?


論 点 裁判員制度は機能するか 2005年版

私の主張
市民参加の司法ができる――裁判員は被害者の声を伝える伝道師になれ
片山徒有(あひる一会代表)
裁判員制度には数々の憲法違反あり。裁判の実際にも適応できない
大久保太郎(元東京高等裁判所判事)

議論に勝つ常識
[裁判員制度についての基礎知識]
裁判員制度開始まであと五年。何が課題か?


論 点 犯罪被害者をどう救済するか 2005年版

私の主張
地下鉄サリンから一〇年。いまだ国の支援を得られない私たちの現在
高橋シズヱ(「地下鉄サリン事件被害者の会」代表世話人)

議論に勝つ常識
[犯罪被害者支援についての基礎知識]
オウム被害者の支援はどこまで進んだか?


論 点 言論の自由かプライバシーか 2005年版

私の主張
フェアであることを忘れたメディアに報道の使命は果たせない
猪瀬直樹(作家)

議論に勝つ常識
[メディア規制についての基礎知識]
「週刊文春」出版差し止め事件の教訓とは?


論 点 「わいせつ」の基準はどこか 2005年版

私の主張
健全か否かは「お上」が決める――わいせつコミック裁判の横暴
藤本由香里(評論家)

議論に勝つ常識
[わいせつ規制についての基礎知識]
「わいせつ」出版物は規制されるべきなのか?


論 点 外見の差別をどうなくすか 2005年版

私の主張
差別は教育の失敗。就学前から善悪を教えなければ人の痛みはわからない
藤井輝明(熊本大学医学部教授)

議論に勝つ常識
[外見の差別についての基礎知識]
「見た目」と「心」、大事なのはどちらか?


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2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2004年版 全7論点 11論文

論 点 国民保護法制のあるべき姿は 2004年版

私の主張
有事の際の被害を最小にするには私権を抑制するルールをつくる必要あり
秋山昌廣(シップ・アンド・オーシャン財団会長)
有事の際に住民を守る仕組みがない――自治体に協働できる権限を与えよ
片山善博(鳥取県知事)

議論に勝つ常識
[有事法制についての基礎知識]
有事の際に国民は何をどこまで協力するのか?


論 点 住基ネットのセキュリティは 2004年版

私の主張
「住基ネットは安全」は個人情報を管理したい総務省の強弁にすぎない
櫻井よしこ(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
[住基ネットについての基礎知識]
「利便」をとるか、「安全」をとるか?


論 点 知財戦略はいかにあるべきか 2004年版

私の主張
知財を保護し武器にする国家戦略なくして日本の産業競争力の強化はない
丸島儀一(キヤノン顧問、全経団連産業技術委員会知的財産部会長)
知財を過度に保護すればするほど、新しいビジネス・モデルの芽を摘む
伊藤穰一(ネオテニー代表取締役社長)

議論に勝つ常識
[知財戦略についての基礎知識]
知的財産権の保護は競争力をつける切り札か?


論 点 裁判員制度は日本になじむか 2004年版

私の主張
検察審査会という最高の会議を知れば、裁判員制度は正しい選択である
佐野 洋(作家)
裁判の公正さを損なう裁判員制度の導入は明らかに司法改悪である
長谷川三千子(埼玉大学教養学部教授)

議論に勝つ常識
[司法改革についての基礎知識]
裁判員制度と裁判の迅速化は実現するのか?


論 点 死刑制度は存続させるべきか 2004年版

私の主張
現場を見ずに廃止を叫ぶなかれ――世界に誇れる終身刑のない日本の刑罰
坂本敏夫(作家、元刑務官)
加害者を死刑にしても遺族は癒されない。仮釈放のない終身刑を導入せよ
菊田幸一(明治大学教授)

議論に勝つ常識
[死刑廃止についての基礎知識]
死刑は被害者感情を癒すか?


論 点 受刑者をどう処遇すべきか 2004年版

私の主張
〈実録〉刑務所の日々――ひたすら刑務官にニラまれぬよう懲役に服します
花輪和一(漫画家)

議論に勝つ常識
[刑務所についての基礎知識]
受刑者が死ぬような暴行事件はなぜ起きたのか?


論 点 犯罪被害者をどう救済するか 2004年版

私の主張
遺族救済の第一歩は「事件のすべてを知る」こと。改正少年法の不備を衝く
藤井誠二(ノンフィクションライター)

議論に勝つ常識
[犯罪被害者についての基礎知識]
少年法改正以後、犯罪被害者の権利は向上したか?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2003年版 全9論点 16論文

論 点 脳死移植はどうしても必要か 2003年版

私の主張
小児移植を認め、提供を増やさなければ患者は “死亡待機”を強いられる
北村惣一郎(国立循環器病センター総長)
それでも脳死移植はやめるしかない――臓器提供が増えない本当の理由
小松美彦(東京水産大学教授)

議論に勝つ常識
脳死臓器移植についての基礎知識
[基礎知識]脳死者の臓器提供をめぐる問題に何があるか?


論 点 生命技術の進歩の意味とは 2003年版

私の主張
法律や指針をつくって事足れりとしたとき「生命倫理」は無力となる
鷲田清一(大阪大学文学部教授)
遺伝子差別を過剰に恐れて拙速な対策を打てば国家百年の計を誤る
中村祐輔(東京大学医科学研究所教授、同附属ヒトゲノム解析センター長)

議論に勝つ常識
生命技術と倫理についての基礎知識
[基礎知識]生命技術の発達はどんな倫理とルールをつくるか?


論 点 個人情報保護法の意図は 2003年版

私の主張
個人情報保護法は「官に甘く、報道の自由を侵害する」という大きな誤解
藤井昭夫(内閣官房個人情報保護担当室長)
メディアと国民を監視対象としてしか見ない個人情報保護法の危険
櫻井よしこ(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
個人情報保護法についての基礎知識
[基礎知識]なぜメディアは個人情報保護法に反対するのか?


論 点 電子政府の狙いとは何か 2003年版

私の主張
「行政の効率化」など建前――電子政府の目的は国民監視システムの完成
斎藤貴男(フリージャーナリスト)

議論に勝つ常識
電子政府についての基礎知識
[基礎知識]電子政府による管理の下で個人情報が守れるか?


論 点 法科大学院構想は成功するか 2003年版

私の主張
司法改革のおおもと――法曹養成を法律専門家にまかせてはならない理由
中坊公平(弁護士)

議論に勝つ常識
法科大学院についての基礎知識
[基礎知識]日本版ロースクールでは法曹をどう養成するのか?


論 点 司法精神医療のあり方は 2003年版

私の主張
精神障害犯罪者の再犯防止のために一刻も早く欧米並みの法規制を
山上 皓(東京医科歯科大学難治疾患研究所教授)
再犯予測は誤判が多い。問題は貧困なままの精神医療の放置にある
山本深雪(NPO大阪精神医療人権センター事務局長)

議論に勝つ常識
触法精神障害者の処遇についての基礎知識
[基礎知識]触法精神障害者の入院強制の問題点とは?


論 点 「検察ファッショ」はあるか 2003年版

私の主張
真実の探求より、特定の人物を生け贄にする――検察「国策捜査」の横暴
魚住 昭(ノンフィクション作家)
不祥事隠し? 身内の恥を見逃さないのは検察の正義が健在な証拠である
河上和雄(弁護士、駿河台大学大学院法学研究科教授)

議論に勝つ常識
検察疑惑についての基礎知識
[基礎知識]検察をめぐっていま何が起きているのか?


論 点 性差はなくすほうがよいか 2003年版

私の主張
ジェンダー概念の功績は大きい。が、しかし自己矛盾に陥ってはいないか
内田 樹(神戸女学院大学文学部教授)
性差は人類の文化的財産――男女まぜこぜ主義は自我の形成を阻害する
林 道義(東京女子大学文理学部教授)

議論に勝つ常識
ジェンダーフリーについての基礎知識
[基礎知識]ジェンダーフリーはどこまで認知されたか?


論 点 痴漢冤罪はなぜ起きるか 2003年版

私の主張
こうして私は痴漢の犯人にされた――「疑わしきは罰する」司法の恐怖
長崎 満(「痴漢えん罪被害者ネットワーク」代表)
女には切実、男には他人事――その差が痴漢撲滅を困難にしている
遙 洋子(タレント)

議論に勝つ常識
痴漢冤罪についての基礎知識
[基礎知識]痴漢被害と冤罪被害が訴訟にいたったケースとは?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2002年版 全8論点 12論文

論 点 児童虐待をどうするか 2002年版

私の主張
児童虐待防止法は出発点――虐待する親の治療態勢の拡充こそ急務
斎藤 学(家族機能研究所代表)

議論に勝つ常識
児童虐待についての基礎知識
なぜ親が子を殴って死なせる事件が続くのか?


論 点 代理出産を認めるべきか 2002年版

私の主張
代理出産の禁止は子供がほしくても産めない人の基本的人権を奪う
根津八紘(諏訪マタニティークリニック院長)
法で子の権利を守れない現段階では、代理出産を実施するべきではない
加藤尚武(鳥取環境大学学長)

議論に勝つ常識
生殖医療についての基礎知識
いま不妊治療はどこまで許されているのか?


論 点 クローン人間は禁止すべきか 2002年版

私の主張
人間生命の誕生を選択・操作・改良するのは、「人の尊厳」の否定である
木村利人(早稲田大学人間科学部教授)

議論に勝つ常識
クローン人間についての基礎知識
クローン技術はどの段階まで来ているのか?


論 点 小児脳死移植を進めるべきか 2002年版

私の主張
小児における臓器移植は「生命に優しい社会」をつくるきっかけになる
野本亀久雄(九州大学名誉教授、日本移植学会理事長、日本臓器移植ネットワーク副理事長)
十分な治療を保障できない小児救急体制の中では小児の脳死移植は無理
加部一彦(愛育病院新生児科部長)

議論に勝つ常識
小児脳死・臓器移植についての基礎知識
小児の脳死・臓器移植をめぐる議論とは何か?


論 点 戦争を若者にいかに伝えるか 2002年版

私の主張
外国の戦争責任批判には東京裁判の非文明性を誠実に堂々と主張すべし
村上兵衛(作家)
若者に「戦争」を語る前に旧世代がまずつくるべきは説得力のある戦争観だ
保阪正康(作家)

議論に勝つ常識
靖国参拝問題についての基礎知識
なぜ首相の靖国神社参拝が毎年問題になるのか?


論 点 司法改革をどう進めるか 2002年版

私の主張
弁護士増員、裁判員制度の導入は、司法を国民のものにする第一歩である
中坊公平(弁護士、司法制度改革審議会委員)

議論に勝つ常識
司法改革についての基礎知識
国民が裁判に参加する裁判員制度とは何か?


論 点 触法精神障害者の処遇は 2002年版

私の主張
精神障害者の犯罪は増えていない――精神医療の改善策で対処すべし
神 洋明(弁護士)
もはや骨抜きは許されぬ――「触法精神障害者」の立法における確たる根拠
小田 晋(帝塚山学院大学教授)

議論に勝つ常識
触法精神障害者についての基礎知識
触法精神障害者の処遇をめぐる議論の行方とは?


論 点 個人情報保護法の何が問題か 2002年版

私の主張
個人情報保護法は意図を気どられないように砂糖をまぶした言論弾圧法だ
佐野眞一(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
個人情報保護法についての基礎知識
個人情報保護法の法案化の背景とその中身とは?


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2001年版 全17論点 21論文

論 点 日本企業に戦争責任はあるか 2001年版

私の主張
日本企業に対する賠償請求は国際法の常識を無視した暴挙である
西尾幹二(電気通信大学教授)

議論に勝つ常識
日本企業への戦時賠償訴訟の経緯を知るための基礎知識


論 点 外国人労働力を導入すべきか 2001年版

私の主張
少子・高齢化を前に導入は必至。まず移民法の整備に着手せよ
島田晴雄(慶応議塾大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
外国人労働者受け入れの是非を模索するための基礎知識


論 点 デジタル時代の著作権は 2001年版

私の主張
我々の脳細胞が生み出した成果こそ日本の主要な「輸出製品」である
松本零士(漫画家)

議論に勝つ常識
音楽・画像のネット著作権問題を考えるための基礎知識


論 点 高齢者の性をどう考えるか 2001年版

私の主張
高齢者の恋愛と性は「自立」への妙薬――偏見を捨てQOL対策と考えよ
小林照幸(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
中高年の性意識と性行動を理解するための基礎知識


論 点 臓器移植法を見直すべきか 2001年版

私の主張
臓器摘出条件と一五歳未満の臓器提供を国際基準に改正すべきである
太田和夫(太田医学研究所所長)
現行の臓器移植法は世界に誇れる――枠組みを変更する必要なし
森岡正博(大阪府立大学総合科学部教授)

議論に勝つ常識
臓器移植法と脳死判定基準の争点を知るための基礎知識


論 点 診療ガイドラインの公開は 2001年版

私の主張
患者が最善の治療を受けるために、診療ガイドラインの公開は必然
平岩正樹(医師)

議論に勝つ常識
診療ガイドラインの整備状況を知るための基礎知識


論 点 産廃処理は誰がどうすべきか 2001年版

私の主張
豊島産廃訴訟とは大都市のつけを押しつけられた過疎地の反乱である
中坊公平(弁護士)

議論に勝つ常識
豊島調停の経緯と産廃の現状を知るための基礎知識


論 点 少年犯罪をどう見るか 2001年版

私の主張
子供が発動する能力にどれほど刺激されるか、大人は気づいていない
田口ランディ(作家)

議論に勝つ常識
少年による凶悪犯罪続発の背景を考えるための基礎知識


論 点 五〇〇〇万円恐喝事件の教訓 2001年版

私の主張
「社会」がルール違反を摘発する力をなくしていることこそ最大の問題
清水義範(作家)

議論に勝つ常識
五〇〇〇万円事件の構図といじめ対策を探るための基礎知識


論 点 少年法改正は正しいか 2001年版

私の主張
被害者の権利を認め、加害少年に真の反省を迫る少年法であってほしい
武るり子(「少年犯罪被害当事者の会」代表)
少年法の厳罰化と検察官導入では、少年はとても更生などできない
寺尾絢彦(元家庭裁判所調査官)

議論に勝つ常識
加害少年の処遇と報道のあり方を考えるための基礎知識


論 点 なぜいま道徳教育が必要か 2001年版

私の主張
人間の信頼を築く「精神の強さ」――公徳心が滅べば法律の基礎が滅ぶ
西部 邁(「発言者」主幹、秀明大学教授)

議論に勝つ常識
教育基本法改正をめぐる論争を知るための基礎知識


論 点 陪審制を導入すべきか 2001年版

私の主張
陪審制こそ、司法に国民の息吹を注入する開かれた制度である
堀野 紀(弁護士・日本弁護士連合会司法改革推進センター委員長・人権擁護推進審議会委員)
陪審制は国民が国と社会に対する責任を自覚しているか否かの試金石
櫻井よしこ(ジャーナリスト、元ニュースキャスター)

議論に勝つ常識
陪審裁判の方法と司法改革の歴史を知るための基礎知識


論 点 改正住基法は国民背番号制か 2001年版

私の主張
改正住基法の施行を停止せよ! 杉並区はあくまで自由と自治を守る
山田 宏(杉並区長)

議論に勝つ常識
改正住基法と個人情報流出問題を考えるための基礎知識


論 点 雪印・三菱事件は防げるか 2001年版

私の主張
雪印・三菱自動車事件の教訓――危険情報を公表する法律の制定を
長妻 昭(衆議院議員)

議論に勝つ常識
相次ぐ企業のお詫び・回収事件を考えるための基礎知識


論 点 凶悪犯罪の量刑は軽すぎるか 2001年版

私の主張
「司法が制裁を与えないなら、私が殺す」と、なぜ私は言ったか
本村 洋(「犯罪被害者の会」設立発起人)
受刑者の実態を知れば、決して「無期懲役が軽い」とはいえない
福島瑞穂(参議院議員、弁護士)

議論に勝つ常識
量刑判断の基準と被害者対策を知るための基礎知識


論 点 ストーカー事件は防げるか 2001年版

私の主張
警察の対応さえもっと早ければ、妻はストーカーに殺されずに済んだ
藤田 博(九州大学医学部附属病院放射線科看護士)

議論に勝つ常識
ストーカー規制法の実効性を検証するための基礎知識


論 点 精神科医療は信頼できるか 2001年版

私の主張
日本の精神医学が、急増する精神障害にまったく無力である理由
野田正彰(京都女子大学教授)

議論に勝つ常識
バスジャック事件と精神科医療を考えるための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


2000年版 全14論点 18論文

論 点 生命倫理が変わる 2000年版

私の主張
生命の品質管理が進めば進むほど、人は生きる喜びを見失っていく
森岡正博(大阪府立大学教授)

議論に勝つ常識
バスジャック事件と精神科医療を考えるための基礎知識


論 点 脳死移植報道に問題はないか 2000年版

私の主張
ドナーの遺志を葬りかけたメディアの暴走――脳死移植報道に疑義あり
宮田速雄(高知新聞社会部長)
リアルタイム報道は危険だが移植医療のチェックには依然として有効だ
町野 朔(上智大学法学部教授)

議論に勝つ常識
移植報道のあり方と情報開示を考えるための基礎知識


論 点 医療裁判はこれでいいか 2000年版

私の主張
現在の医療裁判制度は患者に不利――ただちに救済センターを設置せよ
森 功(医真会八尾総合病院理事長)

議論に勝つ常識
医療過誤の実態と被害者救済を考えるための基礎知識


論 点 生命操作をどう考えるか 2000年版

私の主張
「生きるに値する命」を選んだ人の自己決定権は尊重されるべきである
星野一正(京都大学名誉教授、京都女子大学教授、宗教文化研究所国際バイオエシックス研究センターディレクター)

議論に勝つ常識
生殖コントロールの現状と是非を考えるための基礎知識


論 点 禁止か解禁か、臓器売買 2000年版

私の主張
いずれ解禁される臓器売買――いま問い直すべきは近代医療の思想である
佐藤純一(宮城大学看護学部教授)

議論に勝つ常識
日本でも開始、人体ビジネスの将来を知るための基礎知識


論 点 少年法を変えるべきか 2000年版

私の主張
被害者と社会規範を守る――少年法改正は国民の要望である
河村建夫(衆議院議員・自民党法務部会少年法に関する小委員会委員長)
少年の厳罰化は被害者にも少年にも不幸な結果を生むだけである
川崎英明(東北大学法学部教授)

議論に勝つ常識
少年法改正案提出の経緯と背景を考えるための基礎知識


論 点 オウム対策はどうすべきか 2000年版

私の主張
「休眠」はオウムの奇策。法改正や新法より現行法で速やかに対処を
江川紹子(フリージャーナリスト)

議論に勝つ常識
サリン事件から教団休眠宣言までを知るための基礎知識


論 点 通信傍受法のどこが問題か 2000年版

私の主張
通信傍受法成立はジャーナリズムの死と国会議員の敗北を意味する
猪瀬直樹(作家)
通信傍受法は諸外国よりはるかに厳格な濫用防止システムをもっている
渥美東洋(中央大学総合政策学部長)

議論に勝つ常識
通信傍受法の効力と危険性を検証するための基礎知識


論 点 住民基本台帳法は危険か 2000年版

私の主張
住民基本台帳法は権力による国民監視の前奏曲である
斎藤貴男(フリージャーナリスト)

議論に勝つ常識
住民台帳法改正と個人情報保護を考えるための基礎知識


論 点 情報公開法をどう生かすか 2000年版

私の主張
われらかく戦えり――行政監視と参加のための情報公開法の使い方
庫山恆輔(宮城県地域自治研究所事務局長・仙台市民オンブズマン事務局長)
情報公開の盲点――請求者は行政にコスト増を強いている事実を認識せよ
野田一夫(宮城大学学長)

議論に勝つ常識
情報公開法成立の意義と問題点を考えるための基礎知識


論 点 セクハラの基準とは何か 2000年版

私の主張
セクハラを突きつめれば「色男以外は求愛禁止」ということになる
小谷野敦(文芸評論家)

議論に勝つ常識
セクハラの定義と雇用の平等を考えるための基礎知識


論 点 ピル解禁で性は乱れるか 2000年版

私の主張
性の紊乱論争の前にまず少女たちがピルを使える環境の整備を急げ
北沢杏子(アーニ出版共同代表)

議論に勝つ常識
ピル解禁までの経緯と社会的影響を知るための基礎知識


論 点 妻への暴力をどう考えるか 2000年版

私の主張
妻への暴力は犯罪である―― 一刻も早く救済システムと防止法を整備せよ
梶山寿子(フリージャーナリスト)

議論に勝つ常識
日米DVの実態とその防止策を考えるための基礎知識


論 点 子ども買春をどうするか 2000年版

私の主張
このままでは児童買春・ポルノ禁止法は援交撲滅と児童ポルノ摘発法だ
藤井誠二(ノンフィクションライター)

議論に勝つ常識
児童買春・ポルノ禁止法成立の経緯を知るための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1999年版 全8論点 12論文

論 点 君が代・日の丸教育は必要か 1999年版

私の主張
国歌と国旗への敬意は国際人として最低限の友好表現のマナーである
曽野綾子(作家・日本財団会長)
「君が代・日の丸」への畏敬・敬愛の強制は、イデオロギー強制である
林 量俶(埼玉大学教育学部教授)

議論に勝つ常識
日の丸・君が代教育の現状と日本人の意識を考えるための基礎知識


論 点 調査報道に問題はないか 1999年版

私の主張
三浦被告「無罪」は当然。だが「私人の犯罪」報道を否定してはならない
田原総一朗(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
「ロス疑惑」報道と下された判決を考えるための基礎知識


論 点 遺伝子診断を推進すべきか 1999年版

私の主張
解決すべき問題点は多いが、遺伝子診断は早期発見・治療に欠かせない
中村祐輔(東京大学医科学研究所教授・同大付属ヒトゲノム解析センター長)

議論に勝つ常識
遺伝子診断・治療の可能性と問題点を探るための基礎知識


論 点 検察は横暴に過ぎるか 1999年版

私の主張
権力批判の表現としての検察ファッショが行き着く先は訴訟社会である
西部 邁(「発言者」主幹)
「検察ファッショ」という非難は腐敗した政治家と官僚の悪宣伝である
魚住 昭(ノンフィクションライター)

議論に勝つ常識
巨悪VS.検察――「検察ファッショ」論の背景を知るための基礎知識


論 点 少年法は改正すべきか 1999年版

私の主張
少年法の現状とのズレは五〇年前の認識にこだわる法曹界の非常識にあり
猪瀬直樹(作家)
アメリカにならって少年犯罪に厳罰で臨むのは愚かである
斉藤豊治(甲南大学法学部教授)

議論に勝つ常識
保護か厳罰か――少年法改正論のポイントを知るための基礎知識


論 点 情報公開法は役に立つか 1999年版

私の主張
地方自治体の住民訴訟の現場から見れば、情報公開法は抜け穴だらけ
後藤雄一(世田谷行革110番代表)

議論に勝つ常識
情報公開法始動――国民が法を活用するための基礎知識


論 点 犯罪被害者をどう救済するか 1999年版

私の主張
犯罪被害者の支援はまず捜査担当官が被害者に寄り添うことから始まる
板谷利加子(神奈川県警性犯罪捜査係長)

議論に勝つ常識
犯罪被害者対策の現状と、どうあるべきかを考えるための基礎知識


論 点 タバコは追放すべきか 1999年版

私の主張
禁酒法の愚行に学び、「分煙」で平和共存をはかろうではないか
秦 郁彦(日本大学法学部教授)
楽天的で自己中心的な愛煙家の皆様にせめてものお願いです
阿川佐和子(エッセイスト)

議論に勝つ常識
喫煙は文化か――タバコ論争の行方を見通すための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1998年版 全7論点 12論文

論 点 国のかたちはどうあるべきか 1998年版

私の主張
いまこそ戦後五〇年の経験に基づき教育・憲法の創造的再検討をすべき
中曽根康弘(衆議院議員、元総理大臣)
官僚主導国家から市民主役の社会への転換――それは永久改革である
菅 直人(衆議院議員、民主党代表)

議論に勝つ常識
「保保連合」の顛末と対立軸なき政治の行方を知るための基礎知識


論 点 表現の自由と人権の境界線とは 1998年版

私の主張
少年容疑者の写真掲載は私的制裁――ペンをとる者のすべきことではない
鎌田 慧(ノンフィクション作家)
雑誌が法を侵すとき――私たちが一四歳少年の写真掲載に踏み切った理由
田島一昌(新潮社「FOCUS」編集長)

議論に勝つ常識
少年容疑者の写真公表と犯罪報道を考えるための基礎知識


論 点 雇用の男女平等は達成されたか 1998年版

私の主張
今なぜ男女雇用機会均等か――女性が安心して働ける社会の構築に向けて
松原亘子(労働事務次官)
女性が男性と平等に働くためには労働法制における男女共通規則が必要
福島瑞穂(弁護士)

議論に勝つ常識
男女雇用機会均等法改正とその問題点を考えるための基礎知識


論 点 少年法は改正すべきか 1998年版

私の主張
酒鬼薔薇事件は管理教育のせいではない――少年法を改正すべき根拠
小田 晋(国際医療福祉大学教授、筑波大学名誉教授)
少年法を改正することで凶悪犯罪を防止しようとするのは間違い
津田玄児(弁護士)

議論に勝つ常識
神戸の児童殺傷事件を機に少年法の改正を考えるための基礎知識


論 点 オウム裁判はいつ決着するのか 1998年版

私の主張
オウム裁判遅延は弁護団の作戦――長期化は被告人の有利になるだけ
藤永幸治(弁護士)
裁判に一定の速さは必要だが、オウム事件が解明されなければ意味がない
江川紹子(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
オウム真理教裁判の経過と今後の成り行きを知るための基礎知識


論 点 情報公開法はどうあるべきか 1998年版

私の主張
「例外」の適用を最小限にとどめなければ情報公開法は骨抜きにされる
松井茂記(大阪大学法学部教授)

議論に勝つ常識
情報公開法の行方と自治体の情報公開の現状を知るための基礎知識


論 点 プライバシーは守られているか 1998年版

私の主張
プライバシー侵害事件多発――民間部門個人情報の保護を急げ
堀部政男(中央大学法学部教授)

議論に勝つ常識
個人情報ビジネスの実態とプライバシー保護を考えるための基礎知識


2006年版2005年版2004年版2003年版2002年版
2001年版2000年版1999年版1998年版1997年版


1997年版 全13論点 16論文

論 点 従軍慰安婦への補償は適切か 1997年版

私の主張
元日本軍「慰安婦」に対する補償は日本国家が行わなければ意味がない
戸塚悦朗(弁護士、日弁連海外調査特別委員)

議論に勝つ常識
従軍慰安婦への「償い」方をめぐる論議に関する基礎知識


論 点 法廷を公開すべきか 1997年版

私の主張
法廷内撮影やテレビ中継があってこそ公正な裁判が成立する
福田文昭(写真家)

議論に勝つ常識
法廷の映像取材や国会のテレビ中継を考えるための基礎知識


論 点 安楽死を認めるべきか 1997年版

私の主張
患者の尊厳を守るための人生最後の選択肢として自発的安楽死を認めよ
星野一正(京都女子大学教授)

議論に勝つ常識
積極的安楽死を認めるべきか否かを考えるための基礎知識


論 点 性転換手術は許されるか 1997年版

私の主張
心と肉体の性の不一致に悩む人を性転換手術で救うのは当然の措置である
阿部輝夫(精神科医)

議論に勝つ常識
頭と肉体の性のミスマッチ――性転換手術を理解するための基礎知識


論 点 サイバー・ポルノ規制は可能か 1997年版

私の主張
インターネットのわいせつは処罰になじまず――各ユーザーで対処すべし
園田 寿(関西大学法学部教授)

議論に勝つ常識
サイバー・ポルノの法的規制は可能か否かを考えるための基礎知識


論 点 オウム破防法適用は正しいか 1997年版

私の主張
破防法は市民を守る法律――オウムへの適用は国家の義務である
河上和雄(弁護士、駿河台大学教授)
オウムを壊滅させるには破防法の適用はかえって逆効果である
小野 毅(弁護士)

議論に勝つ常識
オウムに対する破防法適用の是非を考えるための基礎知識


論 点 国民総背番号制を導入すべきか 1997年版

私の主張
住民基本台帳コードの導入は必ず個人情報の流出を招く
石村耕治(朝日大学法学部教授)

議論に勝つ常識
住民基本台帳コードと国民総背番号制を考えるための基礎知識


論 点 情報公開法は必要か 1997年版

私の主張
「知る権利」を保障する情報公開法なくして民主主義はあり得ない
奥津茂樹(「情報公開法を求める市民運動」事務局長)

議論に勝つ常識
国と地方自治体の情報公開の実態を知るための基礎知識


論 点 知的所有権は守られているか 1997年版

私の主張
文明国を任じるなら音楽・映像の著作権こそ軽んじるべからず
野坂昭如(作家)

議論に勝つ常識
デジタル時代の著作権保護を考えるための基礎知識


論 点 死刑制度は廃止すべきか 1997年版

私の主張
「麻原を死刑にせよ」の大合唱のいまこそ死刑廃止論にこだわる
菊田幸一(明治大学法学部教授)
死刑がなければ遺族の感情は癒されず、社会秩序は維持できない
藤永幸治(帝京大学法学部教授)

議論に勝つ常識
オウム事件で再燃する死刑存廃論議のための基礎知識


論 点 弁護士の倫理とは何か 1997年版

私の主張
弁護士がマスメディアで発言するなら、まず倫理規定を見直すべし
中嶋博行(弁護士、作家)

議論に勝つ常識
オウム事件をきっかけに問われる弁護士倫理を考えるための基礎知識


論 点 無国籍児の責任は誰にあるか 1997年版

私の主張
現行国籍法は親の行為の責任を子どもにとらせる悪法である
福島瑞穂(弁護士)

議論に勝つ常識
無国籍児の現状と国籍法改正を考えるための基礎知識


論 点 夫婦別姓を認めるべきか 1997年版

私の主張
純粋父系制に未来はない――夫婦別姓は少子社会に必然の選択である
落合恵美子(国際日本文化研究センター助教授)
夫婦別姓論のよりどころ「個人尊重」の思想こそ疑うべし
長谷川三千子(埼玉大学教養学部教授)

議論に勝つ常識
個人の尊厳か社会の秩序か――夫婦別姓を考えるための基礎知識




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