web競馬王 : 馬券術のトレンドを作る最先端の競馬予想サイト

馬券術のトレンドを作る最先端の競馬予想サイト

　題名の「現場主義馬券」が表すとおり、徹底して現場での情報収集にこだわり、その中から導き出される「本当の直前情報」をお伝えいたします。
　直前情報は、蹄の先から頭の先までくまなく馬体を観察する事で、各馬のデキや適性などを把握し、返し馬の気配まで見た上で各馬を横並びで比較し、着順レベルでその実力差を判断します。そしてこれらの実力評価とオッズとのバランスを判断し、最も効率が良いと思われる買い目を資金配分付きで提案いたします。

・適性
　繋や脚、胴や背中の長さ、肩や繋の角度や硬さ、各関節の硬さや筋肉の柔らかさなどから、距離や芝・ダート、更に障害に対する適性まで把握しています。
　各馬の適性を正確に把握する事で、過去の好走や凡走の原因がハッキリと分かり、今回の条件で走るか走らないかを高い精度で見極める事が出来ます。


短距離馬骨格がガッチリしていて、脚が短めで重心が低く、筋肉の量も多い。	中距離馬無駄肉が少なく、身のこなしも柔らかい。脚や胴、繋などのパーツがユッタリしていて、関節が柔らかく完歩が広い。

・脚元
　競走馬は500キロ近い体重をあの細い脚で支えています。当然そこには様々な故障が発生します。代表的な例は骨折や屈腱炎ですね。
　ただ、これらの重度の故障の場合は休養を余儀なくされますが、サラブレッドが経済動物である以上、軽度の故障や脚部疾患では休ませることができず、処置をしながら走らせることも頻繁にあります。
　例えば裂蹄やソエなんかが主な例です。裂蹄の場合は、写真のように蹄の周りにグルッとテープを巻いて保護したり、２ｃｍ角ぐらいの小さな四角いテープを貼り付けたり、エクイロックスというパテのようなものを塗布して、レースでの悪化を防ぎます。ですので、これらが見られれば、まず裂蹄を患っていると考えて良いでしょう。
　また、ソエに関しては、基本的には腫れを見るのですが、特に分かりやすいのは写真のような「ソエ焼き」の処置をしてきたものです。ソエ焼きとは、高温に熱したコテを患部に当て、神経を焼ききってしまうという荒療治です。この治療をされて出てきた馬は、　芝の硬い馬場などではほとんどの場合において馬券の圏内から消えてしまいます。特に若駒の場合、圧倒的１番人気に支持されているような馬が、ソエ焼きで出てきて、惨敗してしまうようなケースもしばしばあります。
　他にもかなりの種類があるこれらの脚部疾患を把握しておけば、脚が痛いのに人気を集めているような馬を消して、思わぬ好配当をゲットする事もできるでしょう。


裂蹄	ソエ焼き

・デキ
　競走馬は生き物なので、当然体調の変動というのは頻繁に起こります。これらを見極めるには、「縦の比較」が必要です。縦の比較とは、各馬の過去レースにおける馬体や体調と、今回の体調を見比べる事で、今回どれだけのパフォーマンスを発揮できるかを判断するものです。
　年間全ての開催日のパドックに立ち、馬を見続けることでこの縦の比較を実現し、精度の高い出走馬同士の「横の比較」をすることができます。

・リアルタイムの馬場状態
　その他、現場に張り付くことで、その場の天気などを詳細に把握する事ができ、リアルタイムの馬場状態の見極めが可能です。

　資金配分は、１日の予算を１万円とし（あくまでこれはサンプルですのでご自分の資金によって増減させて下さい）、１日の流れで運用を行っていきます。また、運用についてはストック式錬金術（※１）や転がしなどを駆使し、「いかに自分の資金を減らさずに利益を上げるか」ということをテーマに行っていきます。
　大勝ちすることは少ないかも知れませんが、コンスタントに儲けていけるような、そういう予想を目指していきます。

	仮に15000円の資金から始めた場合、その20%分である3000円が初回の投資金になる。
	勝負するレースを決め、的中した時に回収率が最低130%になることを前提に、任意に馬券を買う（馬券の種類は問わないが、基本的に複勝一点勝負がベスト）
	●不的中の場合…（1）に戻ってまた3000円からスタートする。 ●的中した場合…仮に2倍の配当を一点で的中したとすれば、3000円×2＝6000円の払い戻しとなり、払戻し金の6000円から次回投資金である3900円（初回投資金の1.3倍の額）を引き、引いた金額（2100円）は、そのまま剰余金としてプールする。
	的中した場合、的中払戻し金の額の大小にかかわらず、次回は前回の投資金の1.3倍を投入しつづけるので、コロガシ額は3900円、5000円、6500円、8400円……となっていく（上の早見表参照）。仮に途中で連勝が止まった場合は、初期投資金に戻り、また3000円からスタートする。以下繰り返し。

古澤秀和

関西在住。
「馬は生き物」という考えに基づき、１年間の全ての開催日のパドックに立ち、各出走馬の状態に目を光らせている。
主に関西主場での予想が中心だが、Ｇ１が行われたり、良い馬が出走する時には、東西南北・遠近問わずどこへでも足を運ぶ完全な現場主義者。