今回と次回は運命学の賢い利用法。
お料理にたとえるならば、おいしい食し方と上手に食すコツ。
運命学の使い方は、大別すると"答えあわせ"と"予測"の2通り。起きちゃったこと、生じちゃった事について、その良し悪し、原因や理由を考える"答え合わせ"は、第一には同じ過ちを繰り返さないため、そして2匹目、3匹目のドジョウを狙うために確かに必要なことです。
しかし私としては、過ぎ去った過去よりも、未来に向けた前向きの姿勢で利用、活用すること、つまり、**しちゃう前に、これからしようとすることが、良いのか悪いのか、また、どんな展開となるのか考える"予測"の方に力を入れることをお勧めしたい。
そして、その際に大切な心構えは(予測される結果が)良いことは当てるように悪いことは当たらないようにするということ。これは、決して「都合の良いことだけを信じて、悪いことは無視しなさい」と言っている訳ではないので早合点なさらないように・・・。
占いによって予測される事態は、(変更の余地も残された)"予定"なのですから、律儀に凶運の暗示にまで従うことはないのです。
たとえば「君子危うきに近寄らず」や「石橋をたたいて渡る」の教えに従うとかして、自分に不都合な予定は変更するべく工夫して下さい。