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運命学 その種類

2003/10/24 霜降
( 公開 2003年10月24日 )

源真里

運命学は、その占法ごとに多くの専門分野にわかれていますが、吉凶判断も含めて、『何を知りたいのか』という判断の目的、さらに、『何を吉凶判断の基(よりどころ)にするか』が『どうやって占うか』という占法の違いを生じてきます。

景色やものの形状が、見る角度や位置によって見え方に違いが出るように、同じ人の運命をみても、異なる占法でみれば違った答えが出てきますし、また、一方向から見ただけではものの全容を把握できないように、一つの占法だけで、すべてのことについてを観ることも出来ないのです。

判断の拠り所となる要素は、大きく『生年月日』『ものの在り様・姿形』そして『それ以外』の要素に分かれジャンルの違いを生じます。 生年月日を拠り所とするものに、九星気学、四柱推命、干支術、算命術、十二支占術などがあり西洋占星術もこのジャンルに入ります。

これらは、ちょうど、同じ長さをメートル、尺、フィ−トといった尺度のちがう物差しで計るのと似ていて、同じ生年月日を拠り所としても、九星でみるか十干・十二支でみるか等の違いによって相違を生じて来ます。 このジャンルでは、人の生まれながらに備わった運や性質、そして時の流れに連動する運気のリズムを知ることが出来ます。

源真里の占い講座全集
[1:運命学のTPO] [2:姓名学とは?] [3:運もある 前編] [4:運もある 前編] [5:運もある アネックス] [6:開運のコツ] [7:「今日の運勢」利用法] [8:九星と厄年、本命星] [9:運命学のあらまし] [10:運命学 その種類] [11:運命学 相学について] [12:運命学 相学について2] [13:運勢学] [14:運と結果] [15:運と力量] [16:病貧争乱・敗因の法則] [17:生きたお金の使い方 前編] [18:生きたお金の使い方 後編] [19:本当に印は無駄の権化なの? 前編] [20:本当に印は無駄の権化なの? 後編] [21:九星の由来から 前編] [22:九星の由来から 後編] [23:R・ニーバーの祈り 前編 〜開き直りのススメ〜] [24:R・ニーバーの祈り 中編 〜開き直りのススメ〜] [25:R・ニーバーの祈り 後編 〜開き直った後は〜] [26:長編 指示待ち族と占いブーム 第一編] [27:長編 指示待ち族と占いブーム 第二編] [28:長編 指示待ち族と占いブーム 第三編] [29:長編 指示待ち族と占いブーム 第四編] [30:長編 指示待ち族と占いブーム 第五編] [31:運命学が有する先見性と洞察力 前編] [32:運命学が有する先見性と洞察力 後編] [33:憧れノルマ化症候群]


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