11

運命学 相学について

2003/11/08 立冬
( 公開 2003年11月7日 )

源真里

今回は相学についてです。『ものの在り様・姿形』を判断の拠り所とするのが 『相学』と呼ばれるジャンルで、その主なものとして手相、人相、家相、地相、墓相、印相、名相などがあります。

それぞれの中に、学派や学説による差異がありますが、総じてこの分野では、『吉凶は相より生じて相を生ず』という考えに基づいて、『相』が天地自然の理法にかなっているか、否かを調べるとともに、それが人の運命にどう作用するかを論じることになります。

『相学』では、判断の対象となるもの…相があらわれた場所…によって、その作用や影響を受ける対象や範囲が違ってきます。
「相学」の大切なポイントは、"何の"相をみるかということです。名前と家では、その相から読み取れる情報の質が異なります。手相や人相、個人の名前や印鑑などの「相」は、個人の運命に対する強い影響力、非常にパーソナルな性格を持ち、細部にわたってさまざまなバリエーションを生じながら作用します。

一方、家相や地相、墓相などは、そこにかかわる集団が対象となるため、家の運や家業の運となってあらわれ、その一部として個人の運命が影響を受け、たとえば、家の主人に悪影響を及ぼす相、後継者に恵まれない相・・・などが、それぞれの該当者にそれなりの影響を及ぼすことになります。

それぞれの相にも、そのつかさどる運命にナワバリがあるのです。


源真里の占い講座全集
[1:運命学のTPO] [2:姓名学とは?] [3:運もある 前編] [4:運もある 前編] [5:運もある アネックス] [6:開運のコツ] [7:「今日の運勢」利用法] [8:九星と厄年、本命星] [9:運命学のあらまし] [10:運命学 その種類] [11:運命学 相学について] [12:運命学 相学について2] [13:運勢学] [14:運と結果] [15:運と力量] [16:病貧争乱・敗因の法則] [17:生きたお金の使い方 前編] [18:生きたお金の使い方 後編] [19:本当に印は無駄の権化なの? 前編] [20:本当に印は無駄の権化なの? 後編] [21:九星の由来から 前編] [22:九星の由来から 後編] [23:R・ニーバーの祈り 前編 〜開き直りのススメ〜] [24:R・ニーバーの祈り 中編 〜開き直りのススメ〜] [25:R・ニーバーの祈り 後編 〜開き直った後は〜] [26:長編 指示待ち族と占いブーム 第一編] [27:長編 指示待ち族と占いブーム 第二編] [28:長編 指示待ち族と占いブーム 第三編] [29:長編 指示待ち族と占いブーム 第四編] [30:長編 指示待ち族と占いブーム 第五編] [31:運命学が有する先見性と洞察力 前編] [32:運命学が有する先見性と洞察力 後編] [33:憧れノルマ化症候群]


当ページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断転載を禁じます。
Copyright 2001 - 2003株式会社東京コンテンツ研究所
All rights reserved.

Created by nob, syo, jinno Character Design by sonoko