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分野別事件史

file File No.08 2003年版
原子力発電関連年表
1945. 8 広島・長崎に原爆投下、日本の敗戦(日本の原爆研究である陸軍の「ニ号研究」と海軍の「F研究」は終了)
53.12 米国・アイゼンハワー大統領の国連演説「平和のための原子力」
54. 3 日本初の原子力予算が衆院で可決
56. 1 原子力基本法施行(公開・民主・自主の原子力3原則)
57.10 英国、ウィンズゲール原子炉の火災事故
66. 7 東海村原子炉、営業運転開始(前年初臨界、1998.3運転終了)
[60年代半ばから、アメリカで軽水炉ブーム(WH社とGE社)]
70. 1 日本原電の敦賀1号炉を皮切りに、国内で続々と軽水炉の操業開始(これ以降、年2基平均のペースで国内に軽水炉が急増)
74. 6 電源3法制定(立地促進のための地方振興策)
75. 8 京都で日本初の反原発全国集会
9 原子力資料情報室発足(武谷三男代表、高木仁三郎世話人)
78. 4 伊方原発で日本初の立地反対訴訟
79. 3 米スリーマイル島で原発事故
80. 5 石油代替エネルギー法(電源多様化時代へ)
81. 3 広瀬隆と緑の会『東京に原発を!』刊行
86. 4 旧ソ連チェルノブイリで原発事故
95. 8 動燃の新型転換炉(ATR)計画の挫折(「ふげん」廃炉決定)
12 高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(核燃料サイクルの見直しが始まる)
97. 8 新潟県巻町の住民投票で原発誘致反対の意思表示
99. 9 東海村JCO社で日本初の臨界事故(2名が被曝死亡)
2001. 5 新潟県刈羽村の住民投票でプルサーマル計画に反対の意思表示
11 三重県海山町の住民投票で原発誘致反対の意思表示
2002. 8 東京電力で原発の自主点検記録改ざんなどトラブル隠しが発覚(プルサーマル計画が頓挫)
2003. 4 東京電力がトラブル隠し事件にともなう原発の点検・修理のため17基全部を停止(夏の電力需要ピークに向けて順次運転再開、電力危機は回避)
12 巻原発をめぐる訴訟で住民側勝訴の最高裁判決。東京電力が建設を断念


関連論文

筆者の掲載許可が得られない論文はリンクしていません。
96年以前の論文については随時追加していきます。ご了承ください。

私の主張
(2005年)核燃料サイクルは不可欠な電力資源――妨害こそコストの浪費である
上坂冬子(作家)
(2005年)核燃料再処理は電力会社の自己責任で判断すべき。国は事業から撤退せよ
八田達夫(国際基督教大学国際関係学科教授)
(2004年)短期で「親中東」、長期には「脱中東」――多角的エネルギー政策の構築を
畑中美樹(国際開発センターエネルギー・環境室長)
(2003年)狂信的なプルサーマル必要論――東電事件をエネ政策の転換点にせよ
飯田哲也(日本総合研究所主任研究員)
(2003年)いまプルサーマルをやめれば将来のエネルギー安定確保は困難になる
藤家洋一(東京工業大学名誉教授)
(2002年)原子力の時代は終わる。自然エネと電力自由化でエネ政策の近代化を図れ
飯田哲也(日本総合研究所主任研究員)
(2002年)自然エネルギー利用は非現実的――次世代原発の開発が世界の趨勢
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所助手)
(2001年)科技庁と県に、安全神話と金で騙された東海村のいま
大泉実成(ノンフィクションライター)
(2000年)半恒久的エネルギーの現実的可能性としての核分裂原子力の重み
金川 昭(名古屋大学名誉教授、原子力安全委員会委員)
(2000年)プルサーマルの強行は日本列島破滅の一里塚である
広瀬 隆(ノンフィクション作家)
(1998年)実現不可能な核燃料サイクル開発を即刻停止し、他の方策を探すべき理由
辻 良夫(元近畿大学理工学部教授)
(1998年)動燃事故とエネルギーの将来を比較する議論の大いなる危険
西澤潤一(前東北大学総長)
(1997年)“もんじゅ”事故で北陸が廃虚と化した可能性あり。即刻廃炉を決断すべし
広瀬 隆(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
(2004年)[エネルギー政策についての基礎知識]
[基礎知識]日本は石油依存=中東依存から脱すべきか?
(2003年)プルサーマル計画についての基礎知識
[基礎知識]頓挫した核燃料サイクル計画――今後の行方は?
(2002年)電力自由化と原発政策についての基礎知識
電力自由化時代――原発開発は必要か否か?
(2001年)臨界事故以後の原子力政策を考えるための基礎知識
(2000年)原子力発電の安全性と将来を考えるための基礎知識
(1998年)事故から高速増殖炉見直しに至る経緯と今後を考えるための基礎知識
(1997年)もんじゅ事故の意味と原発の今後を考えるための基礎知識



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