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1997年版 全89論点 112論文

論 点 政治の流れはどう変わるか 1997年版

私の主張
漂流する政治――処理を誤れば日本は累卵の危うきに陥る
中曽根康弘(衆議院議員、元総理大臣)
今政党に必要なのは「百年目の大転換」という時代認識である
鳩山由紀夫(衆議院議員、民主党代表)

議論に勝つ常識
混迷する政治の行方と、あるべきリーダー像を考えるための基礎知識


論 点 保守二大政党制か多党制か 1997年版

私の主張
保守二大政党制の幻想――もはや日本政治に対立軸など作り得ない
岩見隆夫(毎日新聞東京本社編集局顧問)

議論に勝つ常識
二大政党制は可能なのか――日本の政党制を考えるための基礎知識


論 点 住民投票をいかに判断すべきか 1997年版

私の主張
住民投票という盲動――欲望が支配する直接民主制が多数派の専制を生む
西部 邁(著述家、「発言者」主幹)

議論に勝つ常識
住民投票と直接民主主義の功罪を考えるための基礎知識


論 点 小選挙区制に欠陥はないか 1997年版

私の主張
小選挙区制は日本政治をいっそう腐敗させる「希代の悪法」である
國弘正雄(東京国際大学教授、元参議院議員)

議論に勝つ常識
小選挙区制実現までの経緯と見直し論を検証するための基礎知識


論 点 参議院は必要か 1997年版

私の主張
参議院無用論を排す――チェック機能を回復するための改革こそが必要
石川 好(評論家)

議論に勝つ常識
「参院無用論」と二院制の存在意義を検証するための基礎知識


論 点 日米安保再定義は正しいか 1997年版

私の主張
二一世紀の世界情勢を見据えた日米安保の姿とは「日米協商」にあり
中西輝政(京都大学総合人間学部教授)
憲法第九条の精神に真っ向から挑戦する安保「再定義」を黙視するな
浅井基文(明治学院大学国際学部教授)

議論に勝つ常識
日米安保の変遷を知り、再定義の意味を考えるための基礎知識


論 点 集団的自衛権は行使できるか 1997年版

私の主張
「憲法上、集団的自衛権をも保有し、かつ行使できる」との解釈を確立せよ
佐瀬昌盛(防衛大学校社会科学教室教授)
集団的自衛権容認の矛盾――安全保障の基本は「人間の安全保障」にある
江橋 崇(法政大学法学部教授)

議論に勝つ常識
集団的自衛権と「日米防衛協力のための指針」に関する基礎知識


論 点 沖縄に米軍基地は必要か 1997年版

私の主張
沖縄への基地集中には合理的理由がある――政府は理解を得る努力を
志方俊之(帝京大学教授、元陸上自衛隊北部方面総監)
沖縄の米海兵隊は無用。ハワイへ移駐を要求し、移転費を出すのが最良
田岡俊次(「AERA」スタッフライター、朝日新聞編集委員)

議論に勝つ常識
沖縄の米軍基地の現状と縮小問題を考えるための基礎知識


論 点 沖縄県民の主張とは何か 1997年版

私の主張
沖縄の人々は基地問題について「理」と「人権」を第一義に行動した
又吉栄喜(作家)

議論に勝つ常識
沖縄の基地被害の実態と自立経済への道を探るための基礎知識


論 点 アジアの時代をどう考えるか 1997年版

私の主張
アジア的混沌を生き延びる知恵――自己のアイデンティティを確立せよ
野田宣雄(京都大学法学部教授)
アジアを普遍主義で律する危険――多様な地域・文明の共存しか道はない
原 洋之介(東京大学東洋文化研究所教授)

議論に勝つ常識
アジアと米国に挟まれた日本の進むべき道を探るための基礎知識


論 点 香港返還で中国は変わるか 1997年版

私の主張
香港返還後、中国はむしろ経済成長より一党独裁体制を最優先させる
長谷川慶太郎(経済評論家)

議論に勝つ常識
香港返還をめぐる内幕と中国脅威論の虚実を検証するための基礎知識


論 点 対中台関係の正しいあり方は 1997年版

私の主張
日本が“台湾音痴症候群”から脱却すべきときがきた
金 美齢(JET日本語学校校長)
当事者に任せるべき――台湾問題に日米が口を出してはならない理由
朱 建栄(東洋学園大学教授)

議論に勝つ常識
中台関係を見極め、日本の対応策を探るための基礎知識


論 点 北朝鮮にどう対応すべきか 1997年版

私の主張
北朝鮮「軟着陸」論の甘さ――日朝交渉は金正日体制崩壊後にすべし
佐藤勝巳(現代コリア研究所所長)
取材・情報分析を徹底すれば、北朝鮮「崩壊」「有事」はないとわかるはず
重村智計(毎日新聞論説委員)

議論に勝つ常識
緊迫する北朝鮮の内実と日本の対応を探るための基礎知識


論 点 従軍慰安婦への補償は適切か 1997年版

私の主張
元日本軍「慰安婦」に対する補償は日本国家が行わなければ意味がない
戸塚悦朗(弁護士、日弁連海外調査特別委員)

議論に勝つ常識
従軍慰安婦への「償い」方をめぐる論議に関する基礎知識


論 点 日本は領土を主張すべきか 1997年版

私の主張
領土問題は日米同盟を最大の武器に個別的対応で臨むことが肝要
岡崎久彦(博報堂、千代田化工特別顧問)

議論に勝つ常識
竹島、尖閣諸島、北方領土の領有権問題を考えるための基礎知識


論 点 歴史認識は共有できるか 1997年版

私の主張
日中、日韓二国間の歴史認識の共有などありえない
西尾幹二(電気通信大学教授、評論家)

議論に勝つ常識
国家間の歴史認識の違いを克服する道を探るための基礎知識


論 点 天皇は男系男子に限るべきか 1997年版

私の主張
天皇家の“家系断絶”“女帝復活”問題は日本人の家族問題の象徴である
猪瀬直樹(作家)

議論に勝つ常識
女帝復活は可能か――皇位継承問題に関する基礎知識


論 点 円安は歓迎すべきか否か 1997年版

私の主張
行き過ぎた円安は国が活力を失った証拠――相場の安定化が急務
行天豊雄(国際通貨研究所理事長、東京三菱銀行相談役)

議論に勝つ常識
円相場の動きと円安ドル高の影響を考えるための基礎知識


論 点 日米経済摩擦の原因は何か 1997年版

私の主張
半導体協定の一〇年をこじらせた犯人は日本の識者とマスコミ
唐津 一(東海大学開発技術研究所教授、評論家)

議論に勝つ常識
日米半導体交渉の経緯と今後を知るための基礎知識


論 点 景気は本当に回復するのか 1997年版

私の主張
景気回復論に疑義あり――九七年度は日本経済の正念場になる
高橋乗宣(三菱総合研究所研究理事)

議論に勝つ常識
景気回復は本当なのかどうかを検証するための基礎知識


論 点 景気低迷で失業者は増えるか 1997年版

私の主張
「完全失業率」のまやかしが日本の失業の深刻さを隠蔽している
鎌田 慧(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
高失業時代――雇用動向を見極めるための基礎知識


論 点 規制緩和を推進すべきか 1997年版

私の主張
規制緩和を急がなければ日本経済のハード・ランディングは避けられない
竹中平蔵(慶応義塾大学総合政策学部教授)
文化のあり方を考えない市場万能主義は人類に幸福をもたらさない
佐伯啓思(京都大学総合人間学部教授)

議論に勝つ常識
あるべき社会の姿をめぐる規制緩和論争を整理するための基礎知識


論 点 持ち株会社は解禁すべきか 1997年版

私の主張
系列支配監視体制なき持ち株会社解禁はいずれ国際的な不信を招く
伊従 寛(中央大学法学部教授)

議論に勝つ常識
財閥の復活を招くか――持ち株会社解禁を考えるための基礎知識


論 点 地価はこのままでよいか 1997年版

私の主張
地価操作を考えるより多くの人が土地を利用できる状態にするのが先決
日下公人(ソフト化経済センター理事長)

議論に勝つ常識
「土地神話」の崩壊と適正地価を考えるための基礎知識


論 点 財政赤字は減らせるか 1997年版

私の主張
いまや“右肩下がり”の覚悟を決めて日本が借金地獄からはい上がるとき
水谷研治(東海総合研究所社長)

議論に勝つ常識
日本は滅ぶか――財政赤字の実態を知るための基礎知識


論 点 公共投資は景気を刺激するか 1997年版

私の主張
いまは財政再建より景気の維持が急務である――決め手は経済構造改革
鈴木淑夫(前野村総合研究所理事長)
景気回復優先の公共投資政策が日本を再起不能にする理由
本間正明(大阪大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
公共投資は財政再建の足を引っ張るか否かを考えるための基礎知識


論 点 消費税は何パーセントが妥当か 1997年版

私の主張
所得税なし――消費税中心の究極の税制を確立せよ
竹内靖雄(成蹊大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
消費税五%をめぐる攻防と税制改革を考えるための基礎知識


論 点 住専処理は正しいか 1997年版

私の主張
原則を踏みにじった住専処理が金融システムの崩壊を招く
吉冨 勝(長銀総合研究所副理事長)

議論に勝つ常識
住専処理問題の経緯と公的資金投入の是非を考えるための基礎知識


論 点 住専問題の責任は誰にあるか 1997年版

私の主張
税金で救済された以上、農林系金融機関は社会的制裁を受けるべきである
馬淵紀壽(慶応義塾大学総合政策学部教授)

議論に勝つ常識
農協、銀行、大蔵省――住専問題の責任の所在を知るための基礎知識


論 点 農協をどう改革すべきか 1997年版

私の主張
農協は金融と農業を分離し、金融部門を地域金融機関として再編すべし
佐伯尚美(日本農業研究所研究員、東京大学名誉教授)

議論に勝つ常識
住専問題で浮上した農協改革を考えるための基礎知識


論 点 官僚制は絶対悪か 1997年版

私の主張
「量的行政改革」より「質的改革」を――薬害エイズ解明はその一例である
菅 直人(衆議院議員、厚生大臣、民主党代表)
分析なき官僚バッシングが日本の社会システム=強さの基盤を崩壊させる
榊原英資(大蔵省国際金融局長)

議論に勝つ常識
日本型官僚制度の実態と官僚批判を理解するための基礎知識


論 点 大蔵省は分割すべきか 1997年版

私の主張
大蔵省から金融部門を切り離し、新たな金融行政組織を創設すべし
蝋山昌一(大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
大蔵省が金融と財政を束ねてこそ、整合性のある政策が迅速に行える
徳田博美(元野村総合研究所顧問)

議論に勝つ常識
大蔵省の権力集中と財政・金融分離問題を考えるための基礎知識


論 点 日銀法は改正すべきか 1997年版

私の主張
日銀法改正私案――独立性を高め、かつ独善性を監視する方策とは
斎藤精一郎(立教大学社会学部教授)

議論に勝つ常識
五五年ぶりの日銀法改正と日銀の独立性を考えるための基礎知識


論 点 官僚の質は低下しているか 1997年版

私の主張
官僚の思い上がりを防ぐには国家公務員1種試験の廃止しかない
谷沢永一(評論家、関西大学名誉教授)

議論に勝つ常識
官僚制度の弊害を生む採用制度の改善を考えるための基礎知識


論 点 政府審議会は公正か 1997年版

私の主張
審議会を省益擁護の隠れ蓑としないために――三つの改革案
鈴村興太郎(一橋大学経済研究所教授)

議論に勝つ常識
政策決定方式としての審議会のあり方を考えるための基礎知識


論 点 地方分権に陥穽はないか 1997年版

私の主張
強力・賢明な中央政府の舵取りなき「生活者のための地方分権論」の虚妄
佐藤 光(大阪市立大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
地方分権論の根拠を再検証するための基礎知識


論 点 機関委任事務は廃止すべきか 1997年版

私の主張
変わらぬ省庁の集権意識――機関委任事務廃止なくして地方分権はない
成田頼明(日本エネルギー法研究所所長)

議論に勝つ常識
機関委任事務廃止は可能か、廃止後どうするかを考えるための基礎知識


論 点 地方分権のための財源確保は 1997年版

私の主張
基幹税を国と二分し、課税自主権を回復すれば地方は自立できる
神野直彦(東京大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
地方分権のカナメ――財源問題を考えるための基礎知識


論 点 国籍条項を廃止すべきか 1997年版

私の主張
川崎市の国籍条項撤廃は住民の付託を受ける自治体として当然の結論
高橋 清(川崎市長)

議論に勝つ常識
地方自治体の国籍条項撤廃の現状と今後を考えるための基礎知識


論 点 首都移転は必要か 1997年版

私の主張
首都移転は東京が抱える問題を一気に解決する唯一の切り札である
八幡和郎(通産省大臣官房情報管理課長)
安易な首都機能移転は日本を衰退させる――東京をより洗練された首都に
粕谷一希(「東京人」編集長)

議論に勝つ常識
首都機能移転は日本にとって正しい選択か否かを考えるための基礎知識


論 点 臨海副都心開発は見直すべきか 1997年版

私の主張
オフィス中心の開発から都民が望む「臨海副都心」に変えることは可能
大西 隆(東京大学工学部教授)

議論に勝つ常識
見直しが進む臨海副都心計画を検証するための基礎知識


論 点 阪神大震災復興は進んでいるか 1997年版

私の主張
阪神大震災は終わっていない――住宅復興に凝縮されたこの国の未来の形
三木康弘(神戸新聞取締役論説顧問)

議論に勝つ常識
阪神大震災後の住宅復興の現状を知るための基礎知識


論 点 大衆ジャーナリズムの功罪とは 1997年版

私の主張
ワイドショーは鬼っ子ではない――テレビが開いた可能性を狭めるな
天野祐吉(コラムニスト)
マスコミが大衆の欲望に迎合するとき、ジャーナリズムは自殺する
井尻千男(日本経済新聞社編集局文化部編集委員)

議論に勝つ常識
ワイドショー的な報道が何をもたらすかを検証するための基礎知識


論 点 テレビ報道にウソはないか 1997年版

私の主張
TBS事件の“犯人”はテレビ局に蔓延する官僚的体質である
田原総一朗(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
TBS事件の原因と事後処理の問題点を探るための基礎知識


論 点 オウム報道に問題はないか 1997年版

私の主張
マスコミは「客観報道」に名を借りてオウム事件の「事実追究」を怠った
江川紹子(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
オウム事件で試されたマスコミの「使命」を考えるための基礎知識


論 点 記者クラブは必要か 1997年版

私の主張
記者クラブへの離縁状――鎌倉市広報メディアセンター設立の理由
竹内 謙(鎌倉市長)

議論に勝つ常識
記者クラブ制度の閉鎖性が生む弊害とその原因を知るための基礎知識


論 点 法廷を公開すべきか 1997年版

私の主張
法廷内撮影やテレビ中継があってこそ公正な裁判が成立する
福田文昭(写真家)

議論に勝つ常識
法廷の映像取材や国会のテレビ中継を考えるための基礎知識


論 点 薬害事件の元凶はどこにあるか 1997年版

私の主張
厚生省薬務局・製薬会社・医療界の癒着を断たない限り薬害はなくならない
水間典昭(薬害・医療被害情報センター事務局長)

議論に勝つ常識
薬害エイズの原因から訴訟までを検証するための基礎知識


論 点 薬害エイズ運動に問題はないか 1997年版

私の主張
“無条件の正義”に酔う若者たちよ、市民運動家の政治策謀に利用されるな
小林よしのり(漫画家)

議論に勝つ常識
薬害エイズ運動と第四ルートの被害について知るための基礎知識


論 点 臓器移植法は急ぐべきか 1997年版

私の主張
臓器移植法廃案――これ以上まだ患者に待てというのか
荒波嘉男(トリオ・ジャパン副会長)
脳死移植法はもはや国会議員にはまかせられない。国民参加のもとで議論を
向井承子(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
臓器移植の法制化の是非を考えるための基礎知識


論 点 安楽死を認めるべきか 1997年版

私の主張
患者の尊厳を守るための人生最後の選択肢として自発的安楽死を認めよ
星野一正(京都女子大学教授)

議論に勝つ常識
積極的安楽死を認めるべきか否かを考えるための基礎知識


論 点 がんはどこまで告知すべきか 1997年版

私の主張
がんは一〇〇パーセント告知してこそ、理想的ながん治療が可能
平岩正樹(共立蒲原総合病院外科主任医長)
日本人の本心を探れば一〇〇パーセントがん告知など非現実的
林 知己夫(統計数理研究所名誉教授)

議論に勝つ常識
がん告知は患者自身にとって有益なのかを探るための基礎知識


論 点 がん検診は有効か 1997年版

私の主張
がん検診による早期発見のウソ――むしろ発がんを招く危険性が高い
近藤 誠(慶応義塾大学病院放射線科講師)

議論に勝つ常識
がん検診の早期発見有効説を検証するための基礎知識


論 点 性転換手術は許されるか 1997年版

私の主張
心と肉体の性の不一致に悩む人を性転換手術で救うのは当然の措置である
阿部輝夫(精神科医)

議論に勝つ常識
頭と肉体の性のミスマッチ――性転換手術を理解するための基礎知識


論 点 公的介護保険はどうあるべきか 1997年版

私の主張
公的介護保険は当事者にとって「待ったなし」――実現可能な案を推進せよ
樋口恵子(評論家、東京家政大学文学部教授)
公的介護保険法が成立しても老後の不安が決して解消されない理由
二木 立(日本福祉大学社会福祉学部教授)

議論に勝つ常識
公的介護保険の仕組みとサービスのあり方を検討するための基礎知識


論 点 医療保険をどう改革するか 1997年版

私の主張
医療供給側が自主改革し、知的評価を土台にすれば医療保険制度は再生する
森 功(医真会八尾総合病院理事長)

議論に勝つ常識
患者本位の医療保険制度改革か否かを検証するための基礎知識


論 点 国民年金制度は破綻するか 1997年版

私の主張
国民年金は国庫負担増では解決しない。未加入・滞納者から徹底徴収せよ
山崎泰彦(上智大学文学部教授)

議論に勝つ常識
高齢化・少子化社会の年金制度のあり方を探るための基礎知識


論 点 出生率低下は何を意味するか 1997年版

私の主張
高齢者対策より少子化対策に重点をおかなければ日本の未来は危うい
高山憲之(一橋大学経済研究所教授)

議論に勝つ常識
少子化現象の原因と与える影響を探るための基礎知識


論 点 NTTの経営形態をどうするか 1997年版

私の主張
NTT分割で競争原理を導入しなければ日本はマルチメディア化できない
加藤 寛(千葉商科大学学長)
NTTは分割より分社化を推進すべし――持ち株会社の実現が必要
関本忠弘(日本電気会長、経団連副会長)

議論に勝つ常識
NTT分割と情報通信の未来像を考えるための基礎知識


論 点 インターネットは万能か 1997年版

私の主張
巨大メディアの危険な未来を無視してインターネットに夢を託すなかれ
西垣 通(東京大学社会科学研究所教授)

議論に勝つ常識
インターネットの可能性と問題点を探るための基礎知識


論 点 サイバー・ポルノ規制は可能か 1997年版

私の主張
インターネットのわいせつは処罰になじまず――各ユーザーで対処すべし
園田 寿(関西大学法学部教授)

議論に勝つ常識
サイバー・ポルノの法的規制は可能か否かを考えるための基礎知識


論 点 活字本はなくなるか 1997年版

私の主張
活字中毒者諸君! 電子本は本の敵じゃない
津野海太郎(晶文社取締役)

議論に勝つ常識
本の電子化の現状と将来を考えるための基礎知識


論 点 原発開発は進めるべきか 1997年版

私の主張
“もんじゅ”事故で北陸が廃虚と化した可能性あり。即刻廃炉を決断すべし
広瀬 隆(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
もんじゅ事故の意味と原発の今後を考えるための基礎知識


論 点 容器包装リサイクルは有効か 1997年版

私の主張
リサイクルに頼るよりプラスチックの生産工程で減らすことを先にせよ
村野まさよし(コラムニスト)

議論に勝つ常識
ごみ収集とリサイクルの実態を知るための基礎知識


論 点 いじめ自殺は何が原因か 1997年版

私の主張
ガンバリズムの果てとしての「いじめ」
椎名 誠(作家)

議論に勝つ常識
いじめ自殺の現状と文部省の対策を知るための基礎知識


論 点 いじめをなくすことはできるか 1997年版

私の主張
自由の拡大がさらにいじめを増加させる――学校のわく組みの中で安定を
河上亮一(プロ教師の会)
いじめの解決は子どもを主人公とし、移動の自由を認める環境づくりから
保坂展人(教育ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
自由か管理か――いじめ解決の対策を検証するための基礎知識


論 点 学校週五日制に問題はないか 1997年版

私の主張
学校週五日制成功のカギは国語と算数重視のカリキュラム再編にあり
藤原正彦(お茶の水女子大学理学部教授、作家)

議論に勝つ常識
学校週五日制の完全実施には何が必要かを考えるための基礎知識


論 点 中高一貫教育を導入すべきか 1997年版

私の主張
対処療法的な中高一貫教育はまったく無意味。まず学制改革に着手せよ
麻生 誠(放送大学教授・大阪大学名誉教授)

議論に勝つ常識
中高一貫教育と六・三・三・四制の功罪を考えるための基礎知識


論 点 従軍慰安婦問題の教科書採用は 1997年版

私の主張
従軍慰安婦問題の教科書採用は子どもに誤った観念を植え付ける
藤岡信勝(東京大学大学院教育学研究科教授)

議論に勝つ常識
教科書でどんな「日本」を伝えるべきかを考えるための基礎知識


論 点 O157禍は何を提起したか 1997年版

私の主張
O157禍の元凶は家庭の教育力を低下させた給食制度である
木村治美(共立女子大学国際文化学部教授)

議論に勝つ常識
O157を機に改めて学校給食制度を考えるための基礎知識


論 点 英語教育に問題はないか 1997年版

私の主張
百害あって一利なしの受験英語をわが大学は入試科目から除外した
グレゴリー・クラーク(多摩大学学長)

議論に勝つ常識
国際化時代にふさわしい日本の英語教育を考えるための基礎知識


論 点 大学をどう改革するか 1997年版

私の主張
大学教員任期制の導入こそ優れた人材を活躍させる第一歩である
江崎玲於奈(筑波大学学長、東京大学生産技術研究所顧問)

議論に勝つ常識
大学の教員任期制と教授のリストラの動きを知るための基礎知識


論 点 年俸制は日本に根づくか 1997年版

私の主張
厳密な業績評価システムなしの年俸制導入は単なる中高年減らしだ
大前研一(評論家)

議論に勝つ常識
年俸制は会社や自分にとって有益なのかを探るための基礎知識


論 点 雇用機会均等法をどう見直すか 1997年版

私の主張
女子保護規定撤廃だけでは不備。労働時間の男女共通規制と性差別禁止を
中島通子(弁護士)

議論に勝つ常識
男女雇用機会均等法の見直しを考えるための基礎知識


論 点 就職難を生き抜く意味とは何か 1997年版

私の主張
「内定のための自己分析」など本末転倒――社会の中の価値ある自分を探せ
杉村太郎(我究館館長)

議論に勝つ常識
インターネット求人急増――就職戦線の実情を知るための基礎知識


論 点 学生起業家に落とし穴はないか 1997年版

私の主張
就職難の逃げ道として起業家を目指すのなら成功などおぼつかない
福島正伸(アントレプレナーセンター社長)

議論に勝つ常識
就職するか起業家をめざすかを判断するための基礎知識


論 点 オウム破防法適用は正しいか 1997年版

私の主張
破防法は市民を守る法律――オウムへの適用は国家の義務である
河上和雄(弁護士、駿河台大学教授)
オウムを壊滅させるには破防法の適用はかえって逆効果である
小野 毅(弁護士)

議論に勝つ常識
オウムに対する破防法適用の是非を考えるための基礎知識


論 点 国民総背番号制を導入すべきか 1997年版

私の主張
住民基本台帳コードの導入は必ず個人情報の流出を招く
石村耕治(朝日大学法学部教授)

議論に勝つ常識
住民基本台帳コードと国民総背番号制を考えるための基礎知識


論 点 情報公開法は必要か 1997年版

私の主張
「知る権利」を保障する情報公開法なくして民主主義はあり得ない
奥津茂樹(「情報公開法を求める市民運動」事務局長)

議論に勝つ常識
国と地方自治体の情報公開の実態を知るための基礎知識


論 点 知的所有権は守られているか 1997年版

私の主張
文明国を任じるなら音楽・映像の著作権こそ軽んじるべからず
野坂昭如(作家)

議論に勝つ常識
デジタル時代の著作権保護を考えるための基礎知識


論 点 死刑制度は廃止すべきか 1997年版

私の主張
「麻原を死刑にせよ」の大合唱のいまこそ死刑廃止論にこだわる
菊田幸一(明治大学法学部教授)
死刑がなければ遺族の感情は癒されず、社会秩序は維持できない
藤永幸治(帝京大学法学部教授)

議論に勝つ常識
オウム事件で再燃する死刑存廃論議のための基礎知識


論 点 弁護士の倫理とは何か 1997年版

私の主張
弁護士がマスメディアで発言するなら、まず倫理規定を見直すべし
中嶋博行(弁護士、作家)

議論に勝つ常識
オウム事件をきっかけに問われる弁護士倫理を考えるための基礎知識


論 点 無国籍児の責任は誰にあるか 1997年版

私の主張
現行国籍法は親の行為の責任を子どもにとらせる悪法である
福島瑞穂(弁護士)

議論に勝つ常識
無国籍児の現状と国籍法改正を考えるための基礎知識


論 点 夫婦別姓を認めるべきか 1997年版

私の主張
純粋父系制に未来はない――夫婦別姓は少子社会に必然の選択である
落合恵美子(国際日本文化研究センター助教授)
夫婦別姓論のよりどころ「個人尊重」の思想こそ疑うべし
長谷川三千子(埼玉大学教養学部教授)

議論に勝つ常識
個人の尊厳か社会の秩序か――夫婦別姓を考えるための基礎知識


論 点 現代家族は崩壊しているか 1997年版

私の主張
GHQによる家制度の解体が日本人から大切なものを奪いとった
諸井 薫(作家、評論家)
「健全な家族が社会の基盤」という幻想こそが現代人を傷つけている
斎藤 学(家族機能研究所代表、慶応義塾大学医学部客員講師)

議論に勝つ常識
戦後家族の病理と処方箋を考えるための基礎知識


論 点 W杯日韓共催はうまくいくか 1997年版

私の主張
W杯共同開催こそ日韓の信頼を築く最初にして最良の方法である
平松守彦(大分県知事)
韓国の国民性を考えるとW杯サッカー共催は「競催」になってしまう
黒田勝弘(産経新聞ソウル支局長)

議論に勝つ常識
W杯サッカー日韓共催決定の内幕と大会成功を占うための基礎知識


論 点 ドーピング汚染をどうすべきか 1997年版

私の主張
ドーピングに頼らなくとも“勝てる選手”の育成は可能である
浅井利夫(東京女子医科大学教授)

議論に勝つ常識
ドーピングの実態と影響を検証するための基礎知識


論 点 “ケイタイ”流行は迷惑か 1997年版

私の主張
「呼び出し音」と「話し声」の倫理技術で携帯電話の迷惑は解消する
山根一眞(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
携帯電話のメリットとデメリットを考えるための基礎知識


論 点 茶髪のどこが問題か 1997年版

私の主張
「らしさ」のレジスタンス――茶髪は社会や大人への反発でなく個の表現だ
秋元 康(作詞家)

議論に勝つ常識
茶髪をめぐる世代間摩擦の実情を知るための基礎知識




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