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2002年版 全88論点 128論文

論 点 21世紀の日本の戦略とは 2002年版

私の主張
いまこそ新しい現実主義に目覚め、国家の座標を見直すべきとき
中西輝政(京都大学総合人間学部教授)

議論に勝つ常識
米国と世界秩序についての基礎知識
テロ以後、激変する世界秩序――日本はどうする?


論 点 憲法をどう改正すべきか 2002年版

私の主張
市民レベルでの論議と戦争責任問題への真摯な取り組みこそ改憲のカギ
ジョン・W・ダワー(マサチューセッツ工科大学教授)
「第三の開国」――日本国民が初めて自ら憲法を作る時代が来た
松本健一(麗澤大学国際経済学部教授)

議論に勝つ常識
憲法改正についての基礎知識
安全保障の見直しが憲法改正論にどう影響するか?


論 点 国家観をどう構築するか 2002年版

私の主張
国家像を描けない国は早晩、経済の混乱と精神の崩壊をもたらす
佐伯啓思(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

議論に勝つ常識
国家とナショナリズムについての基礎知識
西欧におけるナショナリズムについての論争とは?


論 点 米国の世界戦略は変わったか 2002年版

私の主張
テロの教訓――米主導の安全保障とその安定こそ同盟国の利益につながる
フランク・ギャフニー(安全保障政策研究所長)
テロは米国を変えたのか――日本がとるべきは成熟した国としての態度
榊原英資(慶應義塾大学教授、グローバルセキュリティリサーチセンターディレクター)

議論に勝つ常識
米国の世界戦略についての基礎知識
テロの脅威――米国は戦略をどう転換するのか?


論 点 米国同時テロの動機とは何か 2002年版

私の主張
すべての国の市民社会は「文明の衝突」という罠にはまってはならない
山内昌之(東京大学教養学部教授)

議論に勝つ常識
イスラム原理主義についての基礎知識
西欧と対峙するイスラム原理主義の世界観とは?


論 点 政治家における愛国心とは 2002年版

私の主張
半世紀の後、「愛国心」は自らを基調に「愛地球心」「愛人類心」と変貌する
中曽根康弘(衆議院議員、元総理大臣)
首相、安手の愛国心をかざすのはやめなさい。かえって国益を損ねます
鳩山由紀夫(衆議院議員、民主党党首)
戦争肯定論の危険――今ナショナル・アイデンティティーをどう持つか
志位和夫(衆議院議員、共産党委員長)
「愛国心」の苦手な私がなぜ「国家」について真剣に考えるようになったか
田原総一朗(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
日本人の愛国心についての基礎知識
戦後日本人は国家と愛国心をどう論じたか?


論 点 政党の対立軸と存在意義とは 2002年版

私の主張
自由民主主義の本質は「小さな政府」であり、それは時代の要請である
山崎 拓(衆議院議員、自民党幹事長)
政党がいま構築すべきは思想でなく、豊かな未来の「国のかたち」である
菅 直人(衆議院議員、民主党幹事長)

議論に勝つ常識
冷戦後10年の日本の政治
冷戦終結後の世界の動きと日本政治


論 点 首相公選制を導入すべきか 2002年版

私の主張
統治構造の転換には議院内閣制より首相公選のほうが適している
田中秀征(福山大学一般教育部教授)
公心なき直接政治――首相公選論は日本政治をデマゴギーに溶解させる
西部 邁(「発言者」主幹)

議論に勝つ常識
首相公選制についての基礎知識
首相公選制とはどんなシステムなのか?


論 点 日本外交の軸をどこに置くか 2002年版

私の主張
今世紀最大の課題は中国――日米同盟の強化以外に、日本の選択肢はない
岡崎久彦(博報堂特別顧問)
日米安保を発展させ、アジアに地域安全保障の枠組みを構築すべし
藤原帰一(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

議論に勝つ常識
日本外交についての基礎知識
テロ事件以後、日本外交が迫られる決断とは?


論 点 中国とどうつき合うべきか 2002年版

私の主張
“大国中国と小国日本”の歴史的構図を理解せずには対等の関係は築けない
村井友秀(防衛大学校教授)
中台双方と良好な関係を保つ「積極的曖昧主義」こそ対中外交の基本
天児 慧(青山学院大学教授)

議論に勝つ常識
日中関係についての基礎知識
中国の日本批判にどんな態度で臨むべきか?


論 点 北朝鮮はどこへ向かうか 2002年版

私の主張
いまこそ日米韓の同盟強化を――北朝鮮の分断戦略に振り回されるな
重村智計(拓殖大学国際開発学部教授)

議論に勝つ常識
朝鮮半島情勢についての基礎知識
南北朝鮮と米国は、いまどんな関係にあるのか?


論 点 北方領土返還に活路はあるか 2002年版

私の主張
日本政府が「五六年宣言」に拘泥しつづければ四島返還は困難になる
袴田茂樹(青山学院大学国際政治経済学部教授)

議論に勝つ常識
対ロシア領土交渉についての基礎知識
北方領土返還交渉はいったいどこに落ちつくのか?


論 点 有事立法は焦眉の急か 2002年版

私の主張
有事の際の超法規的措置は危険――平和時こそ合理的な法整備のチャンス
阪中友久(平和・安全保障研究所理事)
有事法制は冷戦の遺物。いま必要なのはアジアに軸足を置いた平和政策だ
水島朝穂(早稲田大学法学部教授)

議論に勝つ常識
有事立法についての基礎知識
有事法制の整備はどこまで進んでいるのか?


論 点 米ミサイル防衛に協力するか 2002年版

私の主張
二一世紀の新たな脅威――今やミサイル防衛は米国のみの問題ではない
中谷 元(防衛庁長官)
MD開発は米国技術者の職の防衛に役立つだけ。日本は深入りを避けよ
田岡俊次(朝日新聞論説委員、「AERA」スタッフライター)

議論に勝つ常識
BMDについての基礎知識
ミサイル防衛構想の有効性をめぐる議論の背景は?


論 点 日米地位協定を改定すべきか 2002年版

私の主張
地位協定は日本に不利ではない――政府には沖縄を説得する義務がある
田久保忠衛(杏林大学社会科学部教授、学部長)
運用改善では地位協定の不公正は是正されない。条文改定こそ唯一の選択
前田哲男(軍事評論家、東京国際大学教授)

議論に勝つ常識
日米地位協定についての基礎知識
日米地位協定では米兵による犯罪はどう扱われるか?


論 点 構造改革が目指す社会とは 2002年版

私の主張
頑張った者が報われ、やり直しのきく社会の実現こそ改革の目標である
竹中平蔵(経済財政政策担当大臣、IT担当大臣)
一割の金持ちが九割の貧乏人を支配する社会のどこがよいというのか
森永卓郎(三和総合研究所主席研究員)
「小泉構造改革」がもたらすという「約束の大地」は大いなる幻想である
内橋克人(評論家、作家)
「サッチャリズムに学べ」の錯誤――市場主義改革は市民を幸福にしない
佐和隆光(京都大学経済研究所教授、国立情報学研究所副所長)

議論に勝つ常識
構造改革についての基礎知識
「構造改革」は日本の何を変えるのか?


論 点 財政再建を急ぐべきか 2002年版

私の主張
税金の先食いで景気が回復するわけがない――一刻も早く財政再建を
吉田和男(京都大学大学院経済学研究科教授)
超緊縮財政は景気悪化を人為的に促進する自殺行為である
植草一秀(野村総合研究所上席エコノミスト)

議論に勝つ常識
財政再建についての基礎知識
景気回復と財政再建を両立させる政策はあるのか?


論 点 はたして大失業社会がくるか 2002年版

私の主張
「躍動の一〇年」に向けて――我々が失業者一三万〜一九万と試算した根拠
西村清彦(東京大学大学院経済研究科教授)

議論に勝つ常識
構造改革と失業についての基礎知識
失業はどれくらい増えるのか? 政府の対策は?


論 点 失業者の再雇用は可能か 2002年版

私の主張
生活サービスは二一世紀の成長産業――五三〇万人の雇用が創出できる
島田晴雄(慶応義塾大学経済学部教授)
政官業の癒着構造を改革するのに、我々に「痛み」をまわすとは何ごとだ
佐藤洋二郎(作家)

議論に勝つ常識
雇用創出についての基礎知識
求人と求職のミスマッチの実態とは?


論 点 アメリカ経済はどうなるか 2002年版

私の主張
テロの影響こそ残るが、米経済を冷静に評価すれば、再復活は近い
原田和明(三和総合研究所特別顧問)
米経済の回復は、いまやドル安しかない。日本の打撃は相当大きくなる
吉川元忠(神奈川大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
米国経済の行方についての基礎知識
テロと米国経済――世界同時不況は本当に来るか?


論 点 アジア経済はどこへ向かうか 2002年版

私の主張
互いに競合し、補完する東アジア――いま、経済統合への必然性が高まる
原 洋之介(東京大学東洋文化研究所教授)

議論に勝つ常識
アジア経済の見通しについての基礎知識
景気後退するアジア――中国の成長は続くのか?


論 点 グローバル時代の企業の姿は 2002年版

私の主張
日本企業がグローバルに変身するには、金融市場の改革が絶対条件である
ジェームズ・ルシア(プルデンシャル保険グローバル・エクイティ・リサーチ社副社長)

議論に勝つ常識
企業の体質改善についての基礎知識
日本企業は「世界企業」にどこまで近づいているか?


論 点 デフレ対策は正しいか 2002年版

私の主張
物価下落がこのまま続けば経済は再生不能――量的緩和こそ最良の処方箋
野口 旭(専修大学経済学部教授)
際限ない量的緩和が何を招くか――デフレ悲観論が日本をミスリードする
木村 剛(KPMGフィナンシャル社長)

議論に勝つ常識
デフレと金融緩和についての基礎知識
デフレから脱出するにはどんな手があるか


論 点 ペイオフ解禁は正しいか 2002年版

私の主張
ペイオフ凍結延長はモラルハザードと構造改革の遅滞を招く
柳澤伯夫(衆議院議員、金融担当相)
全邦銀の格付けが最低のいま、ペイオフ解禁はあまりに無謀である
リチャード・クー(野村総合研究所主席研究員)

議論に勝つ常識
ペイオフについての基礎知識
いまペイオフを解禁すると何が起きるか?


論 点 セーフガードは甘えか 2002年版

私の主張
安易なセーフガード発動は構造改革を遅らせ、日本企業を衰弱させる
柳井 正(ファーストリテイリング社長)
セーフガード発動はわが国の野菜産地を守る正当な自衛措置である
中村祐三(全国農業協同組合中央会常務理事)

議論に勝つ常識
セーフガードについての基礎知識
セーフガード発動に至るまでの産業界の実情とは?


論 点 不良債権処理を断行すべきか 2002年版

私の主張
いま不良債権最終処理をためらえば日本は「衰退の一〇〇年」に突入する
小林慶一郎(経済産業研究所研究員)
不良債権は不況が原因。最終処理を進めれば、日本経済は破壊される
山家悠紀夫(神戸大学大学院経済学研究科教授)

議論に勝つ常識
不良債権処理についての基礎知識
なぜ不良債権は増え続けるのか?


論 点 債権放棄はどうあるべきか 2002年版

私の主張
ゼネコン淘汰策の錯誤――必死の再生をなぜ政府は見守れないのか
平島 治(大成建設会長、日本建設業団体連合会会長)
活力のない企業は淘汰し再建可能企業は債務を削減して活力回復を
高木新二郎(獨協大学法学部教授)

議論に勝つ常識
債権放棄についての基礎知識
破綻企業の法的整理と私的整理はどこが違うか?


論 点 外資の不良債権買いの意図は 2002年版

私の主張
ハゲタカ外資の不良債権買い叩きは日本企業の倒産・再編が前提である
本山美彦(京都大学教授)

議論に勝つ常識
外資の日本買いについての基礎知識
外資が日本企業を買い叩いて儲ける仕組みとは?


論 点 国債増発で日本は破綻するか 2002年版

私の主張
薄氷の上に成り立つ国債市場――安易な借金財政が国を危機に陥れる
幸田真音(作家)
「国債=悪」の大誤解――いま優先すべきは国債削減より余剰労働力の活用
小野善康(大阪大学社会経済研究所教授)

議論に勝つ常識
国債増発についての基礎知識
なぜ日本は他国にくらべて国債依存度が高いのか?


論 点 税の公平とは何か 2002年版

私の主張
税制改革は、チャンスと活力ある経済社会へ向かう歴史的必然である
本間正明(大阪大学副学長)
日本の税制改革は社会の不平等化を押し進める方向に進んでいる
橘木俊詔(京都大学経済研究所教授)

議論に勝つ常識
税制についての基礎知識
どこをどう変えれば税の不公平はなくなるのか?


論 点 外務省をいかに改革すべきか 2002年版

私の主張
経済外交が叫ばれる今、外務省の役割は変わった――新・外務省改革試案
久家義之(医師)

議論に勝つ常識
外務省不祥事についての基礎知識
機密費をめぐる外務省不祥事の構図とは?


論 点 郵政民営化を進めるべきか 2002年版

私の主張
いまや民営は必然――公社化は市場ルールになじませる準備である
翁 百合(日本総合研究所主席研究員)
公的な機関だからこそできたサービスを郵政民営化が不可能にする
紺谷典子(日本証券経済研究所主任研究員)

議論に勝つ常識
郵政民営化についての基礎知識
郵政民営化までの道のりとは?


論 点 特殊法人をどう改革するか 2002年版

私の主張
いま抵抗に屈したら特殊法人廃止・民営化のチャンスは二度と来ない
猪瀬直樹(作家)

議論に勝つ常識
特殊法人改革についての基礎知識
特殊法人が日本の財政を圧迫する構造とは?


論 点 日本的経営は滅びたか 2002年版

私の主張
二一世紀型製造業を目指して――松下が大転換を果たす理由
中村邦夫(松下電器産業社長)

議論に勝つ常識
日本的経営についての基礎知識
企業人事は目下の不況にいかに対処しているか?


論 点 解雇のルールを見直すべきか 2002年版

私の主張
解雇要件が厳しすぎるとじつはかえって労働者の利益が損なわれる
八代尚宏(日本経済研究センター理事長)
横行する解雇――これ以上の要件緩和は社会不安を増大させる
井上幸夫(弁護士)

議論に勝つ常識
雇用法制見直しについての基礎知識
ルールの変更は労使双方にどう影響するか?


論 点 NPOで雇用は増えるか 2002年版

私の主張
草の根に甘んじているかぎりNPOによる雇用創出は不可能
山内直人(大阪大学大学院国際公共政策研究科助教授)

議論に勝つ常識
NPOの雇用創出についての基礎知識
NPOはスタッフに十分な報酬を払えるのか?


論 点 インターンシップの活用法は 2002年版

私の主張
インターンシップは企業の社会貢献。キャリア形成にも長期の受け入れを
松浦敬紀(多摩大学経営情報学部教授)

議論に勝つ常識
インターンシップについての基礎知識
はたしてインターンシップは採用に直結するか?


論 点 IT革命とは何だったのか 2002年版

私の主張
九〇年代型IT革命の終焉――戦時経済を下支えするITの時代が来た
梅田望夫(ミューズアソシエイツ社長)

議論に勝つ常識
IT革命についての基礎知識
不況、テロ……IT革命を襲った逆風の実態とは?


論 点 NTTは再分割すべきか 2002年版

私の主張
IT時代の通信インフラ整備を目指すならNTTの構造分離が不可避
醍醐 聰(東京大学経済学部教授)
NTTのライバルは国内ではなく外国企業。弱体化は国益に反する
井手秀樹(慶応義塾大学商学部教授)

議論に勝つ常識
NTT再分離についての基礎知識
通信事業の活性化はどう進められてきたのか?


論 点 パソコンリサイクルの陥穽は 2002年版

私の主張
中古パソコンの恐るべき中身――情報危機管理の甘さが企業を危うくする
山根一眞(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
中古パソコンのデータ流出についての基礎知識
入力したパソコンのデータがなぜ消去できないか?


論 点 地域社会はよみがえるか 2002年版

私の主張
共同体の再構築=「公」の精神の確立こそが日本再生への唯一の道である
安藤忠雄(建築家)

議論に勝つ常識
共同体の再構築についての基礎知識
共同体はいつから崩壊に向かっていったのか?


論 点 カジノを公認すべきか 2002年版

私の主張
雇用対策と税収アップの妙手――都市文化としてのカジノを公認せよ
石原慎太郎(東京都知事、作家)

議論に勝つ常識
カジノについての基礎知識
カジノ構想の背景とその実現の可能性は?


論 点 地価は下がりすぎか 2002年版

私の主張
不良債権処理と都市再生の一石二鳥――地価上昇が日本を救う
八田達夫(東京大学空間情報科学研究センター教授)

議論に勝つ常識
地価下落についての基礎知識
地価はこれからも上がることはないのか?


論 点 地方自治は生まれ変わったか 2002年版

私の主張
田中長野県知事は議会制民主主義の限界が生んだ「助産者」型リーダーだ
宮崎哲弥(評論家、システムデザイナー)
長野県民としてはホントに期待してたのに――やっぱり「ダメだ、こりゃ」
小林照幸(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
田中知事と長野県政についての基礎知識
カリスマ知事の人気はいつまで続くか?


論 点 地方交付税を廃止すべきか 2002年版

私の主張
地方の自立のための交付税見直しは地方への税財源移譲と一体で
北川正恭(三重県知事)
地方の歳出拡大の元凶が地方交付税――歳出削減なき税財源移譲論を排す
富田俊基(野村総合研究所研究理事)

議論に勝つ常識
地方交付税についての基礎知識
自治体間の格差はどこまで調整すべきなのか?


論 点 道路特定財源をどう見直すか 2002年版

私の主張
道路計画の見直しと特定財源の一般財源化なくして、財政再建なし
五十嵐敬喜(法政大学法学部教授、弁護士)
私がなぜ一般財源化に反対するか――道路特定財源の使途は地方が決める
浅野史郎(宮城県知事)

議論に勝つ常識
道路特定財源についての基礎知識
道路特定財源はなぜ自治体の生命線なのか?


論 点 自治体独自課税に手はあるか 2002年版

私の主張
地方の自立を謳うなら総務省はJRA新税に同意するのが筋である
高秀秀信(横浜市長)

議論に勝つ常識
自治体の独自課税についての基礎知識
自治体の独自課税が活発化した背景とは?


論 点 地方は分権に耐えられるか 2002年版

私の主張
地方公務員のノーメンクラツーラ根性を叩き直さねば地方に明日はない
村野まさよし(コラムニスト)

議論に勝つ常識
自治体のコスト意識についての基礎知識
なぜ地方自治体には「無駄遣い」が多いのか?


論 点 市町村合併は自治体を救うか 2002年版

私の主張
「まず合併ありき」は地域の特性を無視した暴論である
逢坂誠二(ニセコ町長)

議論に勝つ常識
市町村合併についての基礎知識
市町村合併にはどんな利点と問題点があるのか?


論 点 少子化対策に決め手はあるか 2002年版

私の主張
少子化は豊かな社会の必然。「市場」に逆らわず何もしないのが最善の策
竹内靖雄(成蹊大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
少子化問題についての基礎知識
国・自治体による育児支援の中身とその効果とは?


論 点 外国人労働者を導入すべきか 2002年版

私の主張
少子高齢社会には外国人労働力は不可欠――定住のためのインフラ整備を
柴田昌治(日本ガイシ社長)
外国人労働力への安易な依存は危険――補助的・過渡的な導入に限る理由
鬼頭 宏(上智大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
外国人労働者についての基礎知識
外国人労働者受け入れの必要性と実情とは?


論 点 家族を成立させる住み方とは 2002年版

私の主張
「家族」するには夫婦協同で作業を行い、「個人」を制約して「親」をせよ
藤原智美(作家)

議論に勝つ常識
住宅の間取りについての基礎知識
家の間取りは少年犯罪の遠因になるか?


論 点 児童虐待をどうするか 2002年版

私の主張
児童虐待防止法は出発点――虐待する親の治療態勢の拡充こそ急務
斎藤 学(家族機能研究所代表)

議論に勝つ常識
児童虐待についての基礎知識
なぜ親が子を殴って死なせる事件が続くのか?


論 点 ひきこもりをどう考えるか 2002年版

私の主張
二〇〇一年一一月現在の世の中、ひきこもるオレ達のほうが正義なんですよ
勝山 実(エンターティナー)
ひきこもり青年よ、傲慢になるな――真剣にひきこもってこそ意味がある
中島義道(電気通信大学人間コミュニケーション学科教授)

議論に勝つ常識
ひきこもりについての基礎知識
なぜひきこもりになるのか、どれくらい続くのか?


論 点 医療過誤をどう防ぐか 2002年版

私の主張
医療過誤から身を守るには専守防衛あるのみ――健康管理ノート活用法
森 功(医真会八尾総合病院理事長)

議論に勝つ常識
医療過誤防止についての基礎知識
事故が減らない日本の医療現場の体質とは?


論 点 C型肝炎流行は誰の責任か 2002年版

私の主張
C型肝炎感染者二〇〇万、肝がん死、年三万。もはや行政の無策は許されない
櫻井よしこ(ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
医療行政の誤りについての基礎知識
C型肝炎・薬害エイズ・ハンセン病禍の責任とは?


論 点 医薬品の認可に問題はないか 2002年版

私の主張
世界標準の治療薬の恩恵を受けられない日本の患者の悲劇に目を向けよ
福島雅典(京都大学大学院医学研究科教授)

議論に勝つ常識
医薬承認についての基礎知識
日本の医薬品行政はなぜ欧米並みにならないのか?


論 点 公的医療費を抑制すべきか 2002年版

私の主張
日本の公的医療費は先進諸国の最低水準――総枠拡大を目指すとき
二木 立(日本福祉大学社会福祉学部教授)

議論に勝つ常識
医療保険改革についての基礎知識
財政危機と高齢化のなか、医療費増は必然か?


論 点 介護保険は機能しているか 2002年版

私の主張
どこが順調!? 介護保険。私が母を北海道の施設に「姥捨て」したわけ
門野晴子(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
介護保険制度についての基礎知識
二年目を迎えた介護保険制度の現実とは?


論 点 年金改革をどうすべきか 2002年版

私の主張
年金危機の本質は世代間対立――拠出税方式なら若者の信頼を回復できる
金子 勝(慶応義塾大学経済学部教授)

議論に勝つ常識
年金改革についての基礎知識
年金は破綻しないか? 老後の生活は大丈夫か?


論 点 代理出産を認めるべきか 2002年版

私の主張
代理出産の禁止は子供がほしくても産めない人の基本的人権を奪う
根津八紘(諏訪マタニティークリニック院長)
法で子の権利を守れない現段階では、代理出産を実施するべきではない
加藤尚武(鳥取環境大学学長)

議論に勝つ常識
生殖医療についての基礎知識
いま不妊治療はどこまで許されているのか?


論 点 クローン人間は禁止すべきか 2002年版

私の主張
人間生命の誕生を選択・操作・改良するのは、「人の尊厳」の否定である
木村利人(早稲田大学人間科学部教授)

議論に勝つ常識
クローン人間についての基礎知識
クローン技術はどの段階まで来ているのか?


論 点 小児脳死移植を進めるべきか 2002年版

私の主張
小児における臓器移植は「生命に優しい社会」をつくるきっかけになる
野本亀久雄(九州大学名誉教授、日本移植学会理事長、日本臓器移植ネットワーク副理事長)
十分な治療を保障できない小児救急体制の中では小児の脳死移植は無理
加部一彦(愛育病院新生児科部長)

議論に勝つ常識
小児脳死・臓器移植についての基礎知識
小児の脳死・臓器移植をめぐる議論とは何か?


論 点 生命科学産業に問題はないか 2002年版

私の主張
知的所有権による「囲い込み」が研究意欲を削ぎ、生命科学の進歩を妨げる
伊藤正男(理化学研究所脳科学総合研究センター所長)

議論に勝つ常識
ゲノムスパイ事件についての基礎知識
日本人科学者が経済スパイ法で起訴された背景は?


論 点 リサイクルは環境に有効か 2002年版

私の主張
「循環型社会」のウソ――環境と経済の矛盾を超えるアイデアを教えよう
武田邦彦(芝浦工業大学教授)

議論に勝つ常識
リサイクルについての基礎知識
リサイクルは本当にごみを減らしているか?


論 点 地球温暖化対策への取組みは 2002年版

私の主張
「とにかく批准を」では地球環境は守れない――運用則で現実論を尽くせ
杉山大志(電力中央研究所主任研究員)

議論に勝つ常識
地球温暖化防止についての基礎知識
地球温暖化防止への各国の取組み方の違いとは?


論 点 原子力開発を推進すべきか 2002年版

私の主張
原子力の時代は終わる。自然エネと電力自由化でエネ政策の近代化を図れ
飯田哲也(日本総合研究所主任研究員)
自然エネルギー利用は非現実的――次世代原発の開発が世界の趨勢
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所助手)

議論に勝つ常識
電力自由化と原発政策についての基礎知識
電力自由化時代――原発開発は必要か否か?


論 点 人間と自然の共存の方法とは 2002年版

私の主張
自然の循環を維持する二次自然と共存する技術こそ、地球環境保全の鍵
星野芳郎(技術評論家)

議論に勝つ常識
環境保全についての基礎知識
保護から保全へ――自然と共存する価値観とは?


論 点 狂牛病蔓延は防げるか 2002年版

私の主張
予測できた狂牛病発生――英国に学ばず、危機管理を怠った罪は重い
山内一也(日本生物科学研究所主任研究員・理事)

議論に勝つ常識
狂牛病についての基礎知識
狂牛病禍はどこまで拡大するのか?


論 点 反捕鯨は正しいのか 2002年版

私の主張
増えた鯨が魚資源を食い荒らす――世界の潮流は捕鯨解禁を認めつつある
森下丈二(水産庁資源管理部遠洋課課長補佐)

議論に勝つ常識
捕鯨問題についての基礎知識
再開可能か――捕鯨論争の現在の潮流とは?


論 点 日本農業の再生は可能か 2002年版

私の主張
日本農業は環境の守り手として再編成できる――有機農業への転換を図れ
原 剛(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)

議論に勝つ常識
環境保全型農業についての基礎知識
生産者は有機農法への転換をどう考えているのか?


論 点 ブラックバスは追放すべきか 2002年版

私の主張
在来魚とバスの棲み分けゾーンをつくるなど不可能。絶対駆除しかない
秋月岩魚(写真家)

議論に勝つ常識
ブラックバス駆除問題についての基礎知識
ブラックバス駆除をめぐる論争はいつまで続くか?


論 点 歴史教科書はどうあるべきか 2002年版

私の主張
自国の過去を否定的にしか捉えられない歴史教育が内包する大いなる陥穽
坂本多加雄(学習院大学法学部教授)
いま求められるのは、内在と外在の視点を重層構造にした歴史認識
加藤典洋(明治学院大学国際学部教授)

議論に勝つ常識
歴史教科書問題についての基礎知識
「新しい歴史教科書」論争が炙り出した問題とは?


論 点 戦争を若者にいかに伝えるか 2002年版

私の主張
外国の戦争責任批判には東京裁判の非文明性を誠実に堂々と主張すべし
村上兵衛(作家)
若者に「戦争」を語る前に旧世代がまずつくるべきは説得力のある戦争観だ
保阪正康(作家)

議論に勝つ常識
靖国参拝問題についての基礎知識
なぜ首相の靖国神社参拝が毎年問題になるのか?


論 点 旧石器捏造事件の教訓とは 2002年版

私の主張
捏造(ねつぞう)遺跡の検証は免罪符――「石器型式学」なき旧石器研究が全ての元凶
馬場悠男(国立科学博物館人類研究部長)

議論に勝つ常識
旧石器捏造事件についての基礎知識
旧石器捏造事件はなぜ起こったか?


論 点 ゆとり教育か、つめこみか 2002年版

私の主張
「ゆとり」教育は愚かな人体実験である。「つめこみ」こそが子どもを救う
和田秀樹(精神科医、川崎幸病院精神科顧問)
学力低下「危機」論の危険――「つめこみ」有効説はエリートの暴論である
尾木直樹(教育評論家)

議論に勝つ常識
ゆとり教育についての基礎知識
新学習指導要領の導入は小中学校を変えるのか?


論 点 学校の秩序は回復できるか 2002年版

私の主張
もはや問題生徒に理想論では対処不能――義務教育には「停学」が必要
河上亮一(中学教師、教育評論家)

議論に勝つ常識
学校の規律と教育改革についての基礎知識
学校はなぜ荒れる? 学校における規律とは?


論 点 大学をどう改革するか 2002年版

私の主張
授業力の低い教師が大学をダメにする――学生による授業評価の導入を
原 孝(プレジデント社編集担当部長)

議論に勝つ常識
大学改革についての基礎知識
いま大学は生き残るために何を考えているか?


論 点 英語教育のどこが間違いか 2002年版

私の主張
文学に蝕まれた日本語教育が学生の英語能力をどんどん低下させている
小谷野敦(文芸評論家)

議論に勝つ常識
英語教育についての基礎知識
日本人が英語ができないのは何が原因か?


論 点 産学協同は国益にかなうか 2002年版

私の主張
教育への経済界の要請を排す――それを行えば大きく国益を損なう
藤原正彦(お茶の水女子大学理学部教授)

議論に勝つ常識
産学連携についての基礎知識
経済界が教育界に「産学連携」を要求する背景とは?


論 点 司法改革をどう進めるか 2002年版

私の主張
弁護士増員、裁判員制度の導入は、司法を国民のものにする第一歩である
中坊公平(弁護士、司法制度改革審議会委員)

議論に勝つ常識
司法改革についての基礎知識
国民が裁判に参加する裁判員制度とは何か?


論 点 触法精神障害者の処遇は 2002年版

私の主張
精神障害者の犯罪は増えていない――精神医療の改善策で対処すべし
神 洋明(弁護士)
もはや骨抜きは許されぬ――「触法精神障害者」の立法における確たる根拠
小田 晋(帝塚山学院大学教授)

議論に勝つ常識
触法精神障害者についての基礎知識
触法精神障害者の処遇をめぐる議論の行方とは?


論 点 個人情報保護法の何が問題か 2002年版

私の主張
個人情報保護法は意図を気どられないように砂糖をまぶした言論弾圧法だ
佐野眞一(ノンフィクション作家)

議論に勝つ常識
個人情報保護法についての基礎知識
個人情報保護法の法案化の背景とその中身とは?


論 点 ストレス社会をどう生きるか 2002年版

私の主張
おそるべし、杉並助産婦同盟(仮名)――バカ女軍団成敗始末
池上永一(作家)

議論に勝つ常識
ムカツキ事件についての基礎知識
「ムカツキ」「逆ギレ」事件はなぜ起きる?


論 点 人はロボペットを愛せるか 2002年版

私の主張
反実用テクノロジーの限りない魅力――私はアイボ飼育家を擁護する
小田嶋隆(コラムニスト)

議論に勝つ常識
ロボット開発についての基礎知識
日本のロボット開発はどこに向かうのか?


論 点 W杯のおいしい楽しみ方とは 2002年版

私の主張
攻撃的サッカー全盛――2002年はフランス連続優勝の可能性大
後藤健生(サッカー・ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
2002W杯についての基礎知識
日韓共催W杯の対応は大丈夫か?


論 点 日本サッカーは世界で勝つか 2002年版

私の主張
W杯グループリーグ突破は開催国の義務――日本代表は確実に強くなった
大住良之(サッカー・ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
トルシエ・ジャパンについての基礎知識
トルシエ・ジャパンの戦術をめぐる評価とは?


論 点 日本は大リーグに追いつくか 2002年版

私の主張
驕るな、日本野球――イチローの成功は球界のレベルアップと無関係だ
マーティ・キーナート(スポーツ・ジャーナリスト)

議論に勝つ常識
大リーグ人気についての基礎知識
大リーグと日本野球の違いはどこにあるのか?




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